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Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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今年度IPO株の傾向と対策

続『IPO株「異変」とは何か?』

昨日は2月、3月とIPOの公募価格に対する初値価格が急速に下がっていることを見てきたが、ただこれがIPO株の「季節性」に範囲に止まる程度のものなら問題はないということになるだろう。

だから、ここではIPO株の季節性を想起しておく必要がある。
以下にIPO株についての“常識”を大雑把にまとめておこう。

■私がIPO株について知っている2,3のこと

IPO企業数は10月あたりから増え始め11、12月にもっとも多くなる傾向がある。年内中の新規公開を目指すためである。
需給関係からこの時期は公募価格に対して初値の上昇率は低下することが多いといわれている。
逆に1、5、8月などはIPOが少なくなり、したがって初値の公募価格に対する上昇率は大きくなりやすいといわれている。

また高い初値をつけた銘柄が増加する時期が一定続くと、その後には初値までの上昇率が下がる時期がくるというサイクルがあるといわれている。

それは初値が高いほど、その後の株価上昇余地がすくなくなるために、需要が減り、株価が下落しやすくなる。すると初値を買う投資家は減るから、初値は下がっていく。

そして初値が大きく下げていけば上昇余地が大きくなるから、再び初値買いが増え、初値上昇率が高まるという動きによって、こうした人気サイクルが生まれるといわれている。


以上のことから昨日の月別初値の上昇率変化は12月を例外として、1月は供給不足からの高止まり、そして2月からIPO株が増えるにしたがって初値上昇率がしだいに下がっていったと考えられなくもない。

とするといったい「異変」はあるのか、ないのか?
少なくもと以上のことだけからは「異変」の有無さえ確かめることは難しいというしかないだろう。

では、いったどう検証すればいいのか?

■昨年IPOと今年との比較から見えてくるもの

ここで思いついたのは、昨年と今年の初値上昇率の変化を比較することである。
そうすれば見えてくるものがあるかもしれない。
早速、昨年の動きを調べてみる。
まず04年12月のIPO初値の公募価格に対する上昇率

04.12IPO


次は05年2月の上昇率。(1月分がないのはIPOがゼロだったため)

05.2IPO


次は3月の上昇率。

05.3IPO


動きの変化がよく見ることができるように、各月を前半、後半に分けてみると、以下のようになった。

04.12~05.3IPO変化


これだけでは読み取りにくいので、グラフにしてみよう。

04.12~05.3IPO変化グラフ


ここからいえるのは、少なくとも12月前半から後半に向けて上昇し、今度はそれを頂点として2月前半、同後半へと下落していくまではまったく同じ傾向をたどっていることがよく分かる。
問題はその後。
昨年は2月後半に少し下げたものの、その後は少し持ち直しながらフラットに推移したのに比べ、今年は3月前半期までさらに下落を続けていることが昨年までと違っている。

もう一度、全体から見てみると、昨年は12月後半から3月前半までは少しレベルを上げているが、それほど大きな変化があるわけではないが、今年の12月後半から3前後半までの下げは一方向に下げ続けていることが大きな特徴になっている。
とりわけ3月前半期の数字が50%を割り込んでおり、その下降トレンドが未だに下げ止まっていないことを注視しておきたい。

以上のことからすれば、やはりIPO株に「異変」は起きているといってもいいだろう。

■今後について

そして注目すべきは、今後、この下げ傾向がさらに進むのか、それとも反転するのかということになるだろうが、その意味では、3月15日に公開される比較comの行方が注目される。
初値は公募価格の3倍くらいまでいくのではないかといわれているようだけれど、結果はどうなるのか。

もし、このまま初値の低調が続くなら、それはまた買いチャンスでもあるけれど、そこでは以下のようなことに注意をしていた方がいいだろう。

①安い初値から始まった銘柄については中長期的なスタンスで臨みたい。
②初値が安くなったときには銘柄選別が重要。
 中長期的な観点で見れば、銘柄選別は成長性とバリューだけでなく、ボリュームを求める機関投資家の投資対象となるような時価総額が必要と考えておきたい。

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IPO株の「異変」とは何か?

これまでIPO株といえば初値は公募価格を上回り、その後もしばらくは上昇を続けることが当たり前のようだったが、この傾向に変化が起きているようだ、と今日の『日経』が報じている。

一例として6日にヘラクレスに上場したKOBE証券の初値が公募価格500,000円をわずかに上回る509,000円にとどまり、その翌日7日には441、000円にまで下げてしまったことが取り上げられている。

記事は「上場銘柄数が多いことで銘柄を選別する動きが広がっている」と分析している。


はたしてIPO株にどのような異変が起きているのかどうかを以下に調べてみたい。


まず問題の今月3月に新規公開された株の初値が公募価格よりどれくらい上昇したかを見てみる。

06.3IPO株

(クリックで拡大画面)

これによると上昇率は21.5%と確かにかなり低い数字となっている。

これがどの程度の数字かを他の月とを比較することで確かめてみる。
まず前月のIPO株はどうだったか?

06.2IPO株


これによれば2月IPO株の平均上昇率は94.4%だった。
これからすれば3月の21.5%という数字が確かに低いことが分かる。

もう少し見てみる。

1月はIPOはただ1社(エスティック)しかなく上昇率は154.3%だった。

また12月は以下のとおりだった。

05.12IPO株


もう一度、ここで整理してみると、

12月  126.6%
 1月  154.3%
 2月   94.4%
 3月   21.5%

となる。

これを見れば、IPO株の公募価格に対する初値の上昇率は12、1月から2月にかけて3分の2程度に下がり、さらに3月は前月から4分の1程度に下げている。

この急激な変化はいったい何なのか?
これが異変とすれば、それはいったいどのような異変なのだろう?

(続く)

【後記】
何か思わせぶりなところで終わらせてすみません。
別にもったいぶっているわけではありません。
ただ、問題を考え、整理し、それを文章にする時間がないだけです。
つまりは、明日はこれがどうなるかは書いている自分自身も分からないという、かなりスリリングというか、情けないというか…。
ということで明日を楽しみにしています、一読者である私が。

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