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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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篠崎屋の業績下方修正は問題だ

豆腐業界で初めて株式上場を果たした篠崎屋(2926)が業績下方修正により急落しています。
下方修正の内容は以下のとおり。

経常利益:5億8200万円→1300万円(前期比95.8%減)、
最終損益:1億4300万円→△7億2300万円の赤字

業績の見通しというのは難しいものがあるでしょう。
為替変動や季節の天候の変化などによって修正を余儀なくされることもあるし、ときには鳥インフルエンザ流行のような予期しない問題によって業績悪化を招くということもあるのだから。

それにしても篠崎屋の下方修正はあまりにもひどいです。
約6億円の経常利益が1300万円に。1億4千万円のはずだった最終損益は逆に7億円以上の赤字に転落。

今は4半期ごとの決算の公開が求められている時期にこうしたあまりにもずさんな会計をみせつけられてしまうと、ただただ唖然とするほかありません。
唖然とするだけで済むのは私がこの企業の株を持っていないからですが、持っている人なら怒りは収まらないはず。

私はこのブログでひどい業績修正を行う会社の株は買わないように主張していますが、その主な理由はこうした不良会社は悪いことを2度、3度と繰り返す傾向があるからとしてきました。

では篠崎屋はどうかとみると、今年2月に下方修正を発表し、そこでも株価が急落していました。

[2月14日 ロイター]
2006年3月中間期(2005年10月1日-2006年3月31日) 注) △は赤字

           今回の予想 前回の予想 05年3月中間実績
売上高 (百万円)    4,555 4,555 1,065
経常利益 (百万円)    42 245 16
当期利益 (百万円)   △228 45 121

篠崎屋



やっぱりこうしたひどい下方修正をするような企業の株は買うべきではないし、そんな企業だと分かった時点で即売りするのが賢明だと思います。

会長の樽見茂氏は何冊かの本も出しており、カリスマ経営者として知られているようですが、こういうカリスマ・タイプの人の会社で危ない企業というのはどこかで聞いたことがあるような…。


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菱和ライフクリエイトに近づくな

今日の日経平均は円高を飲み込んで上昇しました。
ただ輸出関連はやはり厳しかったようです。逆に不動産、証券、金融など内需関連が大きく上昇しました。
そんな中で急落した不動産株がありました。
菱和ライフクリエイトです。
菱和ライフ


先日、このブログで「信用できない企業30社」というリストを出しましたが、そこでいいたかったことは株主の信頼を裏切るような企業は一度だけでなく、2度、3度と繰り返すことが多いので、そうした株は即売ってしまった方がいいということでした。

この考えは旧ブログでも書いており、そこでは私自身が被害をこうむった企業を挙げて記事を書きました。
そこでは伏字ながら4社ほどを挙げていますが、その中で最も悪質と思われたものが菱和ライフクリエイトでした。
こうした悪質企業についてはいつか記事としてまとめたいと思っていたところに今日のニュースだったので驚きました。

菱和ライフの社長が不動産の虚偽申請をめぐって暴力団幹部といっしょに逮捕されたという記事です。

私がこの会社を信用できないと思ったのは、まず株主にしつこくマンション購入のちらしを送ってくるということがありました。
しかし、これはまだ我慢できましたが、許せなかったのは2004年8月の急落に際し、明らかにインサイダーがあったことでした。

株価が急に下げ始めたと思ったら、その翌日に業績下方修正の発表があったのでした。
これは、やはりこのブログで取り上げたUSEN、インデックスとまったく同じケースでした。

この2社が今後どうなるかは分かりませんが、用心に越したことはないでしょう。

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信用できない企業30社

■30社のリスト

4月24日の記事で私はUSEN、インデックスの問題を指摘し、もしそうした怪しい株を持っていたら即売るへきだと書きました。
それは、露呈した不正は氷山の一角であることが多く、経営陣が替わらない限り、同じような不正がこれからも繰り返される可能性が大きいからです。
雪印や三菱自動車などがそうでした。

下方修正、上方修正も同じです。
下方修正を出す企業は繰り返し下方修正を出しやすく、上方修正を出す企業は何度も上方修正を繰り返すパターンが多いようです。

下の表は下方修正を繰り返している企業の一覧です。
信用できない企業30社

(資料「週刊ダイヤモンド 4/22号」)

まず、これらの企業は過去5決算期の売上高をすべて下方修正しています。
たとえば第1位のアルゼの過去5期の売上高修正率は以下のとおりでした。

 前期 -69.2%
2期前 -50.5%
3期前  -7.2%
4期前 -52.1%
5期前 -10.4%

過去5期の決算発表のすべてにおいて下方修正をしているのですから、ある意味ではすごい会社ともいえますが。

先に上げた5期分の修正率を足して5で割ると平均が出ますが、その数値がリストの「売上高平均修正率」です。

このリストは「業績予想が信用ならない会社ランキング」と名づけられていますが、このリストが有益と思われるのは、

「下方修正→株価が下落しやすい→買わない方がいい」という連想が働くからでしょう。

しかし、これは本当なのでしょうか?
確かに下方修正を繰り返す企業は信頼できないので、買い手が逃げやすい。だから株価が低迷しやすいとは一般的にはいえそうです。
しかし、長期的にはそれは真実だとしても、株価は常に企業の信頼性に比例しているとはいえないでしょう。

そこで、これを見るために、これらの企業の今年に入ってからの変化率(1月第1週の終値と4月第5週の終値との変化率)を出してみることにしました。
それが表右端の「株価変化率」です。

■「信用できない企業」の株価は本当に下げやすいのか?

その結果、分かったことをいくつか以下にまとめてみます。

①30社の内、上昇したのはわずか4銘柄(13.3%)、下落したものは26社だった。

②30社の株価変化率はー12.6%だった。これは日経平均の+2.9%はもとより、ジャスダック・インデックス平均のー12.4%よりも低いものだった。

③平均値を押し上げるのに貢献したのはコモンウェルスと鈴木工務店の2社。
前者は利益をマイナスを縮めていること、後者は今期よりの黒転と、07.3期の好利益が好感されているためと思われるが、この2社の株価上昇率を差し引けば、その平均値は-18.2%まで下がる。

④売上平均修正率と株価変化率との相関関係についてはデータ数の関係から調べなかったが、売上平均修正率がー20%以下のものと、それ以上のものとを比較してみた結果は次のようになった。

売上平均修正率がー20%以下…平均株価変化率は-14.9%
売上平均修正率がー20%以上…平均株価変化率は-11.1%

⑤市場別では多かった順にジャスダック(13社)、東証2部(7社)、大証2部(7社)が目立った。これらの市場の未成熟さが浮き彫りになった感がある。

■とりあえずの結論

以上のことから、連続して下方修正する企業の株価はおおまかではあるけれど下げやすいことが分かったと思います。

だから、こうした企業の株を保有していた場合は即売ってしまうのがいいかと思います。
中には「上がることもあるので、待った方がいいのでは?」という人もいるでしょう。
確かにそれはあり得るでしょう。

しかし上の表を見ても分かるように、下げる可能性の方が大きいでしょう。

損切りはつらいものかもしれませんが、売ったことで得た資金を、今度は下げにくい株に投資すればよいのです。
今、持っている株を持ち続けることで今後得られそうな利益と、それを売って新たに買おうとする株から得られそうな利益を比較してみれば、自分がどうすればいいかが決まるでしょう。


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USEN、インデックスの業績下方修正から見えてくるもの

■最近の新興市場ついて

最近、新興市場がまた冴えない動きとなっています。

インデックス、USENの大幅な下方修正に嫌気の売りが出ており、それがライブドアを想起させることもあって、新興全体の下落につながっているように思えます。

新興市場が下げ、東証一部が下げてない場合、新興市場の資金が東証一部市場に流れ、東証株価が上げるということがあります。
もしかすると最近の東証一部上昇の要因にはそうしたことも含まれているかもしれません。

しかし、長期的、一般的には東証一部と新興市場は連動します。
(下は日経平均とジャスダック平均の2年間の比較グラフ)
日経平均とジャスダック平均


では、今週以降、新興市場は上げるのか、それとも東証一部が下げるのか?

今週より決算発表が始まり、おそらくはそれほど悪くはない数字に押されて東証一部は上げることはあっても下げることはあまり考えられにくい状況にあるとは思います。
それに対して新興市場の方もサプライズを含む良い数字が出れば、この状況を脱することができるでしょうが、それよりも期待外れに終わる可能性もなくもありません。

というよりも、新興市場はライブドア問題と同様の、ファンダメンタル以前の問題を未だ脱しきってないという点に大きな問題を孕んでいると思われます。

インデックスとUSENの今回の業績下方修正はその問題を白日の下にさらしてしまったのだと思います。
これについては以下、詳細に見てみますが、こうした問題によって、またしても新興市場のリスクが意識され、外国人に限らず投資家全般の信頼を失ったことの問題の深さを新興市場は近いうちに身をもって知らされることになるのではないかと思っています。

そいういう意味においては、新興市場は今、厳しい状況にあると思うのですが、問題はこの新興市場の不振がやがて東証一部へも波及するのではないかということです。

■USENとインデックスの業績下方修正について

USENの業績修正は、売上高が従来予想比100億円減の1700億円(前期比10.3%増)、経常利益は同75億円減の10億円(同84.1%減)というように、84.1%減という信じられない数字が出ています。
問題なのははたして4月20日になるまで、これだけの数字が分からなかったかどうかということです。

もちろん、私は会社側はもっと早い段階で知っていたに違いないと思っています。

この発表に対し、J.P.モルガン証券は、投資評価を「ニュートラル」(中立)から「アンダーウエート」(弱気)に引き下げるとともに、「今回の下方修正はネガティブ・サプライズ」だとコメントしています。
担当アナリストをおき、常に調査している証券会社が「サプライズ」といわざるを得なかった、この発言には、言外にUSENのIRに対する不信感が表れているような気がします。

その不信感は業績発表の前日20日の株価の動きに集約されるといってもいいでしょう。下のグラフは20~21日の株価の推移を表したものです。
USEN


午前中は2660円前後で推移していた株価が午後は急落、2400円まで値を下げています。そして翌日はストップ安となるのですが、業績発表の行われたのが20日の3時半であれば、それ以前の午後の急落はどう見てもインサイダーを疑わせるものです。

次にインデックスを見てみます。
インデックスは19日、今8月期の2月中間期業績推定値と通期見通しの修正を発表。
中間期推定値は従来の40億円から27億7000万円(前年同期比28.5%減)へ、通期見通しは同110億円から81億5500万円(同16.8%増)へ減額しています。

下はインデックスの6ヶ月間のチャートです。
インデックス

株価は3月31日の248000円をピークに下げ基調にありましたが、4月17日に急落していたところに19日の発表があり、株価はさらに急落します。
ここでも17日の急落はそこにインサイダー取引があったのではないかと思わせるようなものでした。


■新興市場から東京市場全体へ

以上に見たように、2社の業績修正は“不正”と疑われても仕方ないものでした。
2社の問題が今回初めて出たというならまだしも、ライブドア・ショックからまだ市場が立ち直らない内にこんなことが起きれば、新興市場だけでなく、世界第2位の規模を誇る東京市場全体の信頼性を失わせることになるのは当然の成行だと思われます。

そして、この市場が脆弱であるという危うさは東証一部にも波及する可能性をももっているでしょう。

このところ株価が低迷しているヤフーがその前触れのように思うのは私だけでしょうか。


【今後について】

インデックスにしてもUSENにしても、もっと以前から業績の悪化について分かっていたはずです。もっと早く開示していれば、投資家の傷も、市場の傷も、もう少し浅くて済んだでしょう。

ともあれ、こうした株を保有していた場合、投資家はどうすべきでしょうか?
どれくらいの損をしたのかにかまわず、ともかくいち早く損切りすべきだというのが私の考えです。
なぜなら、こうした一度、不正なことをした企業はさらなる不正を重ね、もっと下げることがあるからです。

できれば近々中に、①危ない企業リスト、②安心できて上昇も望める新興企業リストなどについて書きたいと思っています。

【後記】

私は幸い、この2つの株は持っていませんでしたが、過去に何度かこうした理不尽な業績下方修正によって大きな損失をこうむったことがあります。
損害を避ける方法は危ない銘柄には近づかないこと、そしてこれからはファンダメンタル的に納得できる銘柄になるべくシフトしていくようにした方がいいと思っています。自戒を込めて。

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