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Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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(続)円高に強い株、弱い株

■ドルー円相場と日経平均の相関性が高い

このところの円高局面で為替相場と日経平均の相関性が高まっているような気がします。
それを確認するために日経平均とドルー円のチャートを比較したものを下に見てみると、
日経ー円ドル3

(クリックで拡大)

やはり相関関係があるようです。とりわけこの間でもっとも円安になった10月12日以降、その傾向を強めているといってもいいでしょう。

このブログの06年5月19日に「円高局面ではどの株を買い、どれを売ればいいのか?」という記事を書きました。
上昇した銘柄群と下落した銘柄群のリストを載せ、その最後に、

「このリストをよく眺め記憶にとどめておきましょう。そして円高局面が来たら、円高に強い株を買い、弱い株を売ることです。」

と書きましたが、今回はその下落したリストを使って検証したいと思います。


■「買い」ではなく、「売り」から入る

どうして上昇銘柄リストを使わないかというとこの期間、業種で見る限り上昇したものは一つもないからです。

なぜ円高局面で上昇する銘柄と下落する銘柄が出てくるのかというと円高によって恩恵を受ける企業と逆に損失を受ける企業が出てくるからですが、つまりこれはファンダメンタル的な見方です。

そして10月以降の株式相場をもっとも強く規定したのはファンダメンタルではなく、サブプライムローン問題というマクロだということはいうまでもないでしょう。


つまり、ここでは為替差益以上にサブプライム問題の方が相場に強く作用したということ、つまり「マクロ>ファンダメンタル」という公式が確認できるでしょう。


そんなことによって、円高局面とはいえ、そのことによって恩恵を受けても株価は上昇しにくく、逆に下げる方は二つの要素(サブプライム問題+円高)によってより下げたのでした。

先述した前回記事で挙げた「円高局面で下落した銘柄」を、もし売っていたら、どうなったかを検証してみたいと思います。

期間はこの間、円がもっとも安かった10月12日からもっとも高くなった11月12日までとします。
その結果が下の表です。
0711為替と株価



■1ヶ月間で平均で13.1%の利益が

もし全20銘柄を売っていればこの1ヶ月間で13.1%の利益が出たことになります。
また上位10銘柄だけを売っていれば、15.5%の利益が出たことになります。

この内、いくつかの銘柄に少し説明を加えておきます。
唯一上昇した沖ウインテックは上方修正によって黒転となったからでした。

また下落率の小さかったデンソーは10月31日に9月中間決算で経常利益22.2%の大幅上方修正、ガイシは中間連結の経常利益が+68.3%と好調だったためでした。

また豊田通商は当期利益この大きく下げたものの、売上、営業利益、経常利益すべてを大きく伸ばし、同時に配当金を増やしたためと思われます。


上でサブプライム問題の方が、為替差益による企業利益の増大というファンダメンタル以上の力を持っていたと書きましたが、ここで少し訂正する必要が出てきたといえます。

それはサプライズを伴うような業績修正(ファンダメンタル)はマクロ以上に力を持つと。


■まとめ
今後のためにも以上のことをまとめておきます。

(1)基本的事項
為替相場が大きく変動した場合、そのことによって特定の企業は利益を増す(あるいは減らす)が、そのことによる売買を仕掛ける前に、その仕掛け(買いか、売りかということ)は相場全体のトレンドに沿ったものでなければならない。

ここで「トレンド」といったのは「マクロに規定された株価の強力な一定方向の動き」という意味する。
一般にトレンドというのはチャートに表れた強度の傾向を指すが、トレードの実際の場面ではトレンドが後になってしか見えてこないことが多いので、マクロに頼った方がよりトレンドが見えてくると理解したい。

(2)手仕舞い
為替の変動がトレンドの反転、あるいは保ち合いこなったとき手仕舞う。

(3)ホールド中の注意事項
対象となった銘柄の業績修正に注意する。
経常利益、当期利益が20%以上の修正で要注意、30%&以上なら即手仕舞いが無難。

(もし実際にこれをもとにトレードをしようという方は、為替の基本的な事柄を知っておくためにも、ぜひ06年5月の記事は読んでいただければと思います)

【後記】
最近の円高で06年5月の記事は自分でも気になっていました。
ただそれ以上にサブプライム問題の比重が大きいはずだという先入観だけで無視してしまったわけですが、今日、検討してみると、これは無視できないかなと思い、ちょっと書いてみることにしました。
かなりいいかげんな記事ではあるんですが、もし関心のある方はこれを参考に実際の場面に応用し、何らかの利益を上げてもらえばこれに越したことはありません。


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株価が急落した! こんなとき売りかホールドか?

■太平洋金属、当期利益を下方修正

太平洋金属が大きく値を下げています。
急落の原因は10月26日の次のニュース。

[東京 26日 ロイター]
2008年3月期(2007年4月1日-2008年3月31日)
今回の予想 前回の予想
売上高 (百万円)    110,850 134,158
経常利益 (百万円)    53,552 65,926
当期利益 (百万円)    31,907 38,988


予想当期利益は38,988から31,907へと約18.2%下げています。

その結果、株価は下のチャートのように急落しています。
太平洋金属


先週から中間決算の発表が相次ぐ中でこうした下方修正→株価急落という銘柄がいくつも出ていますが、こんなときどうすればいいでしょうか?

PERによってこの問題を考えてみます。

今回の修正が行われる前のEPSは199.6でした。
それが今回、当期利益を18.2%下げたのでEPSは163.35となります。

急落前の株価は1950円(10月18日)だったので、この時の修正前のPERは

9.77(=1950/199.6)でした。

修正後のPERはというと

11.94です。

11.94という数字は日経平均の15~20と比べてみればかなり低いものです。

それなのに投資家は即売りに入りました。

それはなぜでしょう?

■「売り」か「ホールド」か?

それは太平洋金属のここ1年間の安値圏でのPER平均は4.7、高値圏でのPERは10.2とかなり低水準な特殊性によっているのだと思われます。
ここからすると先の数字、11.94は高いと判断したのでしょう。

そして株価は売りを浴び、今日の終値1508円まできたのでした。

ではこの時点で株価はどう判断されるでしょうか?

ここでは「売り」が正解なのでしょうか?
それとも「過剰に売られているのでホールド」が正解でしょうか?

まずは今日時点でのPERを計算してみましょう。

PER=9.23(=1508/163.35)

これは先ほどの太平洋金属の「4.7~10.2」というPER範囲に照らし合わせれば保有圏内にあるとはいえ、高値圏までの“のりしろ”はあまりなくないようです。

ちょっと計算してみると、これから望める高値は次のようになります。

予想高値=1666円(=163.35×10.2)

したがって“のりしろ”は、

1666-1508=158

これでは、我慢してホールドしていても儲けが小さいと判断して投資家が売りに入ったのでしょう。

これに加えて今日、こんなニュースが出ていました。

「大平洋金属 <5541.T> がウリ気配。26日、今08年3月期の連結業績予想の下方修正と配当予想の引き下げを発表、売り物を浴びている。  今期の営業利益を前回発表640億8700万円→497億9300万円(前期比12.0%増)とした。フェロニッケルの主な需要先であるステンレス鋼業界で、夏場以降ステンレス鋼在庫の増加やLME(ロンドン金属取引所)ニッケル価格の先安感により、減産体制に入ったことで、フェロニッケル販売数量が下期も低迷が見込まれることが主因。配当については、中間配当を24円(直近の配当予想では30円)とし、期末配当予想も前回発表30円→24円とした。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 」


ということで短期投資家にとっては、ここで売りはとりあえず「正解」だったのではないかと思われます。

ただし1年以上を投資期間と考えている投資家(私もそうなのですが)、それが正解かどうかを判断するのはもう少し時間を要することではないかと思います。

とうのは低PER株は統計的には長期的に高PER株よりもリターンが良いというデータがあるからですが、これについてはいずれまたということで。


いずれにしろ、下方修正などによって株価が急落した場合には自分の投資方法・期間などに照らし合わせながら、冷静に対処した方がいいでしょうね。

ではまた。

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検証! 割安株は下げ局面に強いか?

■割安株の騰落率は日経平均を上回ったけれど

長期投資といえばバリュー株(割安株)が中心になりますが、ではこうした株は最近の下落相場の中でどうなっているでしょうか?

9月末に採取したデータがあったので、これを使ってこの間の騰落率を調べてみました。
低PER

(クリックで拡大)

ここで選択した株の基準は以下のとおりです。

PER<12、ROE>10、配当利回り>2%、経常利益前年度比10%以上、自己資本比率50%以上

上の表がその結果です。

期間は9月28日から10月26日まで。
その間の日経平均の騰落率はー1.7%、JAS平均は+5.4%のところ、上記銘柄群の平均は+2.1%でした。

つまり日経平均を上回ったけれど、JAS平均よりは低かったということになりました。

■東証1部はマイナス、JASはプラスに

では上記銘柄群の中の東証1部、JAS銘柄だけの平均騰落率はどうなったかというと

東証1部銘柄群は-7.1%
JAS銘柄群は+8.8%

となり、JAS銘柄は指数を上回ったけれど、東証1部は指数を下回ってしまったということです。

東証1部銘柄群が平均を下回った理由を見てみると、富士エレクトロニクスがー28.6%、いちよし証券がー11.9%と大きく下げたことが原因となっています。
もし、この2銘柄がなければ群の平均騰落率はー2.7%とかなり日経平均と近づきます。

■2銘柄が大きく下げた理由
富士エレといちよし証券が大きく下げた理由は前者は10月10日に中間経常利益の26%減、後者は10月26日に当期利益前年度比36.4%減を発表したためでした。

こうしてみれば分かるように長期投資といえども、いつ買いに入ってもいいのではなく、決算発表などの数字を見てから買いに入るのがいいといいことが改めて分かります。

ただ、ここで下方修正→急落した銘柄は即売りか、それともホールドかは一概には判断できないでしょう。
それについては近いうちに書く機会があればと思っています。


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この2週間の相場から何を学ぶのか

この2週間あまりの相場は自分にとってとても大きな意味を持った相場だった。
「相場のことは相場に聞け」という言葉があるけれど、まさしく今回の相場から相場のことを学んだという気がする。

もちろん、その学んだところのすべてを十分に理解・把握し、明確に表現できるところまではいっていないとは思うけれど、中途半端ながら、誰よりも自分のためにここに書き止めておきたい。


■いくら儲けたかが問題なのではない

いったいどこから書き始めればいいのかと考えると、まずは自分のこの間のトレードのことから書き始めるのが一番良いと思う。
その失敗を反省するところから次のトレードに向けて得るところがあるに違いないから。


私はこの数ヶ月、株に飽きて少し遠ざかっていたが、10月中旬から復帰、システムトレードもどきのトレードを研究していた。
同時に11月17日に自分の仕事の忙しさがピークを迎えた。
週が開け、22日あたりからようやく実際のトレードに本格的に入るようになった。

そしてその結果はどうだったかというと、22日時点での資産がいくらだったか記録していなかったので、正確なところがよく分からない。
ただ27日から12月1日までの損益が+86万円だったことはほぼ確かだ。

1週間で86万円という利益は数字としては悪いものではないと思う。
しかし、問題は結果ではなく正しいトレードがされていたかどうかだ。

■「正しいトレード」とは何か?

それは相場にもっとも相応しいトレードということである
では今回の相場、つまり11月22日以降の相場とはどのようなものだったのか?
それは今となっては誰の目にも明らかとなったリターンリバーサル、つまり反転相場だった。

反転、だからこれからは上昇トレンドだと私は考え、上昇トレンドにある銘柄でトレンドフォローのスタンスをとった。
しかしこれは間違いではないにしても、正解ではないだろう。
正解はもちろん下落トレンドにある銘柄を対象としたカウンタートレード(逆張り)だっただろう。

ここでトレンドフォローをとるか、それともカウンタートレードをとるかによって数字的にどのくらいの差が出たのかを検証することは難しいが、上昇ランキングの上位にV字型の反転銘柄が登場していたところを見ても、カウンタートレードの優位性は変わらないだろう。

■まとめのようなもの

以上の反省を今後に生かすために以下にようにまとめておこう。

○ 一定程度、長期に渡ってトレンドが続き、反転の可能性が出てきたときはカウンタートレードのスタンスで仕掛けるべきである。

「反転の可能性」についてはスローストキャやRSIなどのオシレータを参考にするが、移動平均線や騰落指数などによって相場全体の動きを常に読むことが大事だ。


【後記】
最近、まじめにトレードしています。
誰だったか名前は忘れてしまったけれどアメリカの有名なトレーダーが、リターンの大きさは労働量に比例するといったようなことをいっていたっけ。

長時間かけて相場を研究すれば必ず儲かるわけではありませんが、楽して長期間に渡って儲けるということは難しいという意味でしょうが、最近、儲けが労働量に比例するというところには共感してしまいます。

私はだいたい10銘柄前後を常に保有していますが、毎日、これらの株のリスク管理などと、相場全体の読みと、新たな銘柄発掘などに3時間くらいかけているので、仕事の忙しさからは解放されたものの、トレードの忙しさに追われています。

そんなわけでブログ更新が遅れていますが、私がいつも思っているのはトレードの合理化です。
ブログには書きたいことがいっぱいあって、暇があればいろいろなメモをとっているのですが、いつも途中で終わってしまうのが我ながら情けないです。
まあ、気長に付き合ってやってください。

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11月22日はこうして記憶にとどめておきたい相場となった

昨日のブログで「ソフトバンクの反発は間近か?」と書いたら、その通りになってしまった。

それどころか、今日の東京市場はほぼ全面高。
リバウンド狙いで大きく儲けた人も、含み損の拡大に歯止めがかかって喜んでいる人もいると思うが、今日の相場は、そうした儲けた/損したということの他に記憶にとどめておくべき、いや、記録しておき、時間がある時にでも分析しておきたいような相場だったと思う。


忘れないうちに、以下にいくつかの「課題」を列挙しておこう。
その課題に答える、もしくは答えようと努力することは、今後のトレードにきっと役立つことと思う。

以下のことは、職人的にトレードをしている人からすれば、何を簡単なことをいっているのかと笑われるかもしれないので、少しつけ加えておきたい。

以下の課題はただのトレードを前提とした問いではなく、システムトレード(もしくはそれに近いもの)的なトレードを前提として考えておきたいといいうことである。

具体的にいえば、「22日のことは罫線がこうで、オシレータがどうだった。そこにそうした兆候があったよ」などといった、いくらでも“語れる”ところにあるわけではなく、一定程度の長期間に、この数字をクリアしたところでは、こうしたことの生じる可能性は何%の確率で起きているといった、こうしか“語れない”<もの>が欲しいということに他ならない。


(1)リバウンドの大きさは何によるのか?
一例として、日経平均と同じような動きをしてきていたソフトバンクが、今日の日経平均の前日比1.14%だったのに比べて、どうして8.41%も上昇したのか?
(ここ3ヶ月間の比較でいえば、日経平均とソフトバンクとはそれほどの差があるわけではない。)
softbank


(2)22日の反騰を何によって予測することが可能だったか?

リバウンド狙い、あるいはリターン・リバーサル投資法は昨日の段階で、どのような判断基準で可能となったのか?
移動平均、騰落指数、RSI、ストキャなどの指標によって、過去に遡って検証すること。


(3)テクニカル的な上昇のそのテクニカルを読み切ること

昨日は全面的ともいえる上昇だったが、ファンダメンタルにも需給関係にも大きな要因がなかった。
つまりはテクニカルな反発だったように見える。
にもかかわらず、今回の上昇は一日だけ上げて、すぐに売りに押されてしまう動きと違うものが感じられるのはいったいどうしてなのか?

以前、このブログであるトレンドから次のトレンドに転換する過渡期を決定づけるのはテクニカルではなく、ファンダメンタル、それも主にマクロであろうといったことを書いたが、今回のようにテクニカル中心による大きな動きがトレンドの転換となり得るのかどうかに注目したい。
明日以降、そうなった場合にはその要因はテクニカルなところにあるはずだから、その要因(指標などに現われたもの)を見出すべき。


(4)トレンド・フォローかカウンター・トレードか?

一般的にいいえば、トレードのまず最初の出発点は長期か短期か、あるいはトレンド・フォロー(順張り)かカウンター・トレード(逆張り)かといった立場を決めることだといわれている。
長期/短期については今回は書かないが、私はあまり意味がないと思っている。
問題はトレンド・フォローかカウンター・トレードかということ。

この二つは明らかに異なる態度であり、曖昧にできないものであることは私も知っている。
しかし、今回の相場の動きには、この一見、二律背反的な問題を違う観点から見る必要を感じさせられらた気がする。

それは、簡単にいえば、こういうことだ。
株価の動きというのは振り子に似ていて、それはいつも<行き過ぎ>る。
あるモーメント(勢い)をもった株価は例えば下落すれば、適正な株価を通り過ぎてまで下落してしまう。
この一方向に動きやすいという特徴がトレンドフォローの根拠となっていることはいうまでもないだろう。

そして<行き過ぎ>ることから、今度はその反動がやってくる、そこにカウンタートレードの根拠がある。

一般的にはトレンド・フォローの立場を取る人は主にその立場に固執し、カウンター・トレードの立場を取る人もまた同様だ。
ジェイコム株で有名になった「BNF」氏やデイトレードで何冊かの本を出した「迷える子羊」氏なども逆張りを得意としているようだけれど、BHF氏は05年後半はさすがに、ただ買いまくっていたというから、逆張り一本とはいえないかもしれない。
しかし、トレンドフォローと逆張りとの二つを同時期に使うということはなさそうだ。

ここで私が考えたいのは、今回のような相場ではトレンドフォローから<機械的に>カウンタートレードに転換する方法の可能性のことだ。
それが常にあり得るかどうかは分からない。しかし、少なくとも今回の相場にはその可能性へのヒントが含まれていたと思えるのだ。


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ソフトバンク株の特徴とは何か?

ここ数日のソフトバンクは煮詰まってますね。
ここ3日間の4本値を見てみると、
ソフトバンク


・6日の安値が前日(営業日)2日の安値と同じ。
・7日の始値、高値が前日6日とまったく同じ。
・7日の終値が前前日(営業日)の終値と同じ。

ま、だからどうなんだといわれると何もないので困るのですが、ただ最近、ソフトバンクについていろいろ調べていたら、こんなことに気がついたというだけのことなのですが…。

ただ、ソフトバンク株は個人投資家に一番、人気のある銘柄らしいので、このブログを見ている人の中にも関心を持っている人もいるかもしれませんので、もう少しこの株のことについていうと。

最近、トレードシステムのようなものを考えていたのですが、ある、まったく単純なトレード・ルールの下でソフトバンク株を例にバックテストをしたところ、予想以上に利益が出たので、今度は他の銘柄に変えてテストしてみたところ、どれもうまくいきませんでした。

ソフトバンクというのは何か特別なものがあるのでしょうか?

これだけで終われば、「オチがない…」といわれそうなので、ソフトバンク株の特徴とやらを以下にまとめてお茶を濁そうかと。

・材料がしょっちゅう出て、しかもそれによく反応するところもいいんです。特にレポートには敏感。悪いレーティングが出たらもうガタ落ちですけど」(孫悟空ラブさん)

・最近は2000~2500円でほぼボックスになっているのでますます値動きが読みやすい」(同上)

・値動きが読みやすいので、アップトレンドのときは儲けさせてもらいました。
ソフトバンクが動くとヤフーやSBIイー・トレード証券なんかもつれ高(安)になりますしね」(原久美子さん)

・ナンバーポータビリティ導入後の動向も含めて未知数な部分が多く、現状で先行きを判断するのは難しい。
…携帯電話会社としての評価では、現状の株価に割安感はない。
テクニカル面で見れば…10月28日以降は、何か材料が出たところで一気に上昇する可能性あり。」(山本伸さん)

・一度トレンドができると率直にその方向に値が動き、ボラティリティが常にそれなりにあるため、短期で回転させるのにもってこい。
トレンドラインに沿った値動きをしやすく、そのラインを株価抜けるときには出来高が急増し、とてもわかりやすい形で大きく値が振れる。」(石橋明佳=LOVEWHISKYさん)

私はさっきソフトバンク株には特殊なものがるのだろうかといいましたが、石橋さんのコメントの中にかなりヒントが含まれているような気がしました。(これはコメントの一部なので気になる方は買うなり、立ち読みしてください)


そして最後に外資・大手国内証券会社のソフトバンクに対する目標株価はどうなっているか?
評価の良い方から並べると、

・みずほ証券        2800円
・UBS          2350円
・モルガン・スタンレー   2330円
・ゴールドマン・サックス  2270円
・ドイツ          2100円
・クレディ・スイス     1340円
・リーマン・ブラザーズ    900円
・三菱UFJ証券      レーティング4
・野村証券         「中立」を維持
・メリルリンチ       「売り」継続

(以上は雑誌『ネットマネー』12月号から)


ということのようです。今日の終値が2440円だからみずほ証券以外の証券会社の考えではまだ下げてもおかしくないと考えているということでしょうか。
ホールドして人にとってはとても気になるところだと思いますが、山本伸先生のような希望を与えてくれる人もいるのでまだ絶望するには早いかもしれませんね。
ちなみに私も昨日からホールドしています。
ショート(売り)でですが…。

といっても、別に私はこの先、下げるだろうと確信しているわけでもなく、ただ私が最近考えたシステムのサインがそうなっているので、まあそれに従ってみようというだけのことですが、近い内に「売り」から「買い」に転換する可能性も出て来ています。

この話はまた後日、することにして、ではまた!


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この暴落相場でのテクニカル投資の無効性に関する緊急メモ

今日も平均株価は大きく下げましたが、テクニカル分析を使ってデイ・トレードやスイング・トレードをしている皆さんに緊急に示したいことがあります。

それは、要約すれば、

「変動期の相場はテクニカルでは対応できない」

ということです。

以下に簡単な例を示します。
トレンド

これは日経平均の3ヶ月チャートに過去数ヶ月間、もしその時々にトレンド・ラインを引いていたらどのようなラインを引いていたかを重ねて描いたものです。

ここで示したいことは、トレンドが数日間で変わってしまうということです。このようにトレンドがくるくる変わってしまっては、トレンドは信頼するに足らないツールと判断する他ないでしょう。

騰落レシオも前代未聞の数字を出しているようで、これもいつもと同じように反落のチャンスだと飛びつけば痛い目に会うでしょう。
その他のオシレータなども同様です。

最近、思っていることは、それは今回の暴落で初めて考えたことなのですが、相場というのはチャートで表せば無限に続く、切れ目の無い波のようなものに思えますが、実感としては、その波はいくつものブロックごとに区切られて並べられているように思えています。

一つひとつのブロック内での動きはある程度了解できるもので、だから、そこではテクニカルは有効なのですが、一つのブロックと次のブロックとは、ちょうど一つの島から島へと渡った旅人が急に言語が通じなくなってしまう<理解不能>な関係、つまり断絶されているようなのです。

次に一つの仮説を提示します。
といってもこの間の実感のようなものをスケッチ的に定式化したものにすぎません。

大事なのは仮説の提示ではなく、それを検証するだとすれば、ほとんど意味のないものかもしれませんが、今の暴落の中では実践的に少しでも投資家の被害を最小に抑える役割を果たせればと思い、以下に簡単に提起しておきます。


仮説1.
今、最初のブロックをA,次に続くブロックをBとすると、A内部でもB内部でもテクニカルは通用する。
しかしAとBは常にスムースにつながっているわけではなく、そこに“緩衝帯”が挟まるような場合、この過渡期をT期と呼ぶと、T内においてはテクニカルはほとんど無効であること多い。

仮説2.
AとBを断絶させる原因はファンダメンタル、より株式投資に沿った用語でいえばマクロにある。
戦争、地域紛争などの地政学的事件、社会的事件、国際・国内における経済的出来事、その他大きな政治・経済的変動をもたらす出来事等々。

その理由は「仮説3」で説明される。

仮説3.
テクニカルの前提を今、「パラダイム」と呼べば、パラダイムは一定の条件の下では均衡を保っている(パラダイムは重力や磁力のように内部の均衡を保つように働くだろう)がゆえにその内部ではテクニカルは有効である。
だから、変動率の小さな要因によってはパラダイムは変化しない。
よってテクニカルの有効性も崩れない。

しかしパラダイムも大きなマクロ変動によって崩れ得る。その場合、パラダイムの<ずれ>によって、テクニカルは使用不能となる。

仮説4.
過渡期Tを語り(記述し)えるのは、おそらくマクロ自身ではないだろうか。


以上、未整理のまま、出してしまったので、分かりづらいとは思いますが、大事な点は、今、このような時期はデイトレ、短期投資の方法としてのテクニカルは無効だということです。


【後記】
このように原稿を未整理のまま出すことを恥ずかしく思います。
が、私が文章を書くよりも相場の動きの方が早いようです。

いつか、もう少し分かりやすい表現で整理できればと思うのですが…。



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この下落相場は 売りなのか、買いなのか?

暴落相場の中で大きな損を出している人がいるかと思います。
あるいは、この下げは買いチャンスと見ている人もいるかと思います。

では、売りなのか、買いなのか?

これについて「 売りだ」、「買いだ」と私ごときがいってみたところで何の意味もないでしょうから、その代わりにこんな風にして大儲けをしたというウォーマックさんの話に耳を傾けてみませんか?


■ウォーマックさんの話

ジョン・トレイン(『マネー・マスターズ列伝―大投資家たちはこうして生まれた 』の著者)は次のように語り出す‥。


***************************

株で儲けるには、結局のところ自分で学ぶしかない。私はヒューストンのメルヴィド・ホーガンという読者から寄せられた、次の話が特に気に入っている。

 * * * *

私は第二次対戦後、株の売買を始めるが、年末には決まって損を出していた。
テクニカル、ファンダメンタル、両方の組み合わせなど、あるとあらゆる手法を試してみみたが、どれもうまくいかなかった。
1958年に株価が高騰し、みんなが大儲けした時でさえ損をした。
私はばたばたと売り買いしている間に結局、儲けをうしなったのだ。

1961年のある日、証券会社のオフィスにいた時、度重なる失敗にひどく落ち込んでいた私に、受付に座っていた顔見知りの担当者が声をかけた。

「株で損をしたことのない男がいるんだ。会ってみるかい?」
「損をしたことがない?」
「そうだ。俺は彼の口座を40年間担当してきたんだ」

彼はオーバーオールに身を包んだ、大きな男に合図をした。
そして、「話をしたいなら、急いだ方がいいぞ」と親切に言ってくれた。「彼は買うとき以外は、何年に一度しか来ないんだ。いつも何分かはここでうろうろして、テープを見ていく。ベイタウンの方で米作と養豚をやっている男だ」

こうして私は「一度も損をしたことのない男」からその秘訣を聞くことになる。

まずは、そのパフォーマンスから。

「意外なことに、彼は株のことを喜んで話してくれた。ポケットから、いま売ったばかりの株の、鉛筆書きのリストを出して、私にも見せてくれた。
 私は自分の目を疑った。彼は全体で50%以上の値上がり益を出していたのだ! 30種類の株のうち、一つは暴落していたが、他のは100%、200%、なかには500%上昇したものもあった。」

では、その男の投資手法とはどんなものだったのか?

「彼が説明してくれた手法は、きわめて単純なものだった。相場が低迷して安値を更新し、ダウは200ポイントは下がるだろうという観測が出るようになると、彼はスタンダード・アンド・プアーズの株式ガイドを読み、株価が10ドル以下に落ち込んでしまった銘柄を30ほど選び出すのだ。
名前は来たことがなくても、ちゃんと利益を出し、配当も払っている銘柄に限る(ナッツ生産業者や家具メーカーなど)。そして、ヒューストンにやって来ては、2万5千ドル分の『パッケージ』を購入するのだった。
 
そして何年か後、株価が再び活況を取り戻し、ダウが1500に到達するかという噂が流れ出すと、彼は再びヒューストンにやって来て、そのパッケージを全部売却する…」

「ウォーマックさんは、株を底値で買って、天井で売っていたわけではない。そういうことには無関心だった。彼は、買うときにはナンピン買いはやめておけという格言を一切無視した。例えば、1970年に相場が暴落した時には、すでに買っていたパッケージに加えてさらに2万5000ドルをつぎ込み、その後、大儲けした。」

買いをどのように判断するのか?

「買いの判断が正しかったかどうかは、さまざまな要因によって決まる。しかし、相場が低迷している時に底値に近いところで買っておけば、その後何度か誤った取引をしても、ある程度の儲けを出せるということがわかった。」

では 売りは?
「相場が上向いてくれば、 売り時が早すぎたとしても利益は出るし、天井でなら大儲けだ。再び下がり出してから売ったとしても、まだプラスだろう。これだけ儲けを出す可能性があるのだから、底値ゾーンを待つだけの意味はある。だから、相場低迷の時に買い注文を出して証券会社の人に驚かれても、安心していればいいのだ」

最後に「私」の感想で、この文章は締めくくられる。
「ウォーマックさんは、特別に複雑な手法を使っていたわけではない。彼はまた、株取引を頻繁にやっても儲からないということも教えてくれた。米をしょっちゅう栽培しても無駄なのと同じことだ。彼に出会ったお陰で、投資に対する私の姿勢は根本的に変わった。そして、それ以来ずっと利益を出している」と。
(出典『チャールズ・エリスが選ぶ 大投資家の名言』日本経済新聞社)


■ウォーマックさんの話を検証する

この話、皆さんはどう受け取ったでしょうか?

「そうかぁー、なるほど! じゃあ、今こそ買いだ!」
と思った人、いたでしょうか?

でも、その判断はちょっと危険だと思います。

まず、この話、面白いですよね? ぐいぐい引っ張られてしまううまさがあります。
その結果として示される投資方法の単純さ。
私たちはいろいろなところで、過程は複雑でも真理は意外に単純だということを経験として知っているので、この単純さはそういう意味では私たちの琴線に触れるようです。

さらには、ウォーマックさんの手法というのが、株式投資の初歩的でありながら、これ以外の真理はないと思えること、つまり「安く買って、高く売る」ことだというのだから、ここで私たちは、また内心で「そうだ、やっぱりね」とうなづいてしまうのだ。

といろいろいっていると寝る時間もなくなってしまうので、もう少し簡単に片付けましょう。

いきなり結論らしきことをいえば、私はこの話は嘘、虚構だと思っています。

これはジョン・トレインの考える投資方法を物語形式で語ったものだろうと思う。
実際、J・トレインがデイ・トレイダーなどに「君たち、短期はだめですよ。やっぱり株は長期じゃないと」といっても誰も耳を傾けてはくれないだろうが、こうして物語にすれば、聞いてくれるだろう。

この話の中でインチキを一つ指摘しておけば、「相場が低迷している時に底値に近いところで買っておけば‥」、あるいは「底値ゾーンを待つ」というところ。

底値に近いところというのは、後になって分かるものであって、今現在が底値なのか底値に近いところなのかというところなのかは分かるはずがないです。

では、ウォーマックさんの投資手法、つまり「押し目買い」が嘘であり、成り立たないのかどうかとなると、そうでもないという気もします。

下は約70年間の米ダウ平均のチャートです。
ダウ

これを見るとほぼ米株式市場は上昇トレンドだったということができるでしょう。
2000年のITバブル崩壊も、1987年のブラック・マンデーもこうしてみれば、それほど大きな傷になっていないことが確かめられます。

つまり、こうした上昇トレンドであるからこそ、ウォーマックさんのような押し目買いが成功するわけです。

では、日本でこれが通用するでしょうか?
下は日経平均の約50年間分のチャートです。
日経50

これを見ると、1990年までは確かに上昇トレンドでしたが、それ以降の26年間は未だに下落トレンドにあるのです。

公平を期すために、もう少し最近のものを見てみましょう。
下は約10年分の日経平均のチャートです。
日経10

90年のバブル崩壊後、続いていた下降トレンドは05年あたりで終わり、そこから上昇トレンドに転じますが、こうして巨視的に見れば、この上昇トレンドはまだ始まったばかりで、さきほど見たダウ・チャートと比較すれば、それほどしっかりした上昇トレンドとはいえないものであることが分かります。
このチャートの中で下げているところをどこでもいいから探してください。
そして、もし、そこで買っていたとしたらその買いは成功していたでしょうか?
下げているところはたくさんありますが、そこから必ずしも上げているとは限らないのです。

今は、株価が下げているから、即、買いに入る人も多いでしょう。
事実、先週あたりから外国人や信託などが買いに入っているようですが、ここでは押し目買いが使えるのは、あくまで上昇トレンドが継続している時であることを強調したいと思います。
そして今は75日移動平均線も割り込む下降トレンドにあることを。

ただ、これは順張りの場合で、逆張りの場合はこの限りではありません。
ただ逆張り派の人たちには、買い出動するに当たっては移動平均線乖離率や騰落レシオなどに一定の基準を持っているはずで、これをただ「下げているから」という理由で買えば失敗する可能性が大きくなることはいうまでもないでしょう。
自分は順張りか逆張りかなどの方針をきちんと定めた上でどうするかを慎重に決めた方がいいと思います。

■P.S
そうそう、この話の良いところについて書くのを忘れていました。

それはウォーマックさんが、ゆうゆうとした売買をしているところです。

数年に一度だけというのは、現代ではちょっとノンビリしすぎかもしれないですが、でも今のような暴落している時には、買いでも売りでもいいですが、あせらずその行方を確かめてからでもいいのではないかと思うのですが、そんな姿勢をウォーマックさんからス少しでも学ぶところがあればと思いました。


【後記】
今日は風邪をこじらせて仕事休んで寝てました。
10時間ほどずっと寝ていましたが、まだ眠る自信あります。

これくらいしか自慢することないので…。

世界同時株安状況がますます厳しく現われていますが、そうした中でシリーズを早く終わらせたいとは思っているのですが。
ただ、ちらほらと、個人投資家の間でも買い出動との意見が出ているので、今日の記事を先にしました。

では、また寝ます。


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円高局面ではどの株を買い、どれを売ればいいのか?

この間の円高の中で大きく下げた株のランク20位は以下のとおりです。
円高に弱い株


アルプス、NEC,デンソー、ソニーなど輸出関連、ハイテク株がやはり大きく下げているようです。

ちょっと毛色の変わったものについて少し以下にコメントを。

・三井造船…船舶部門の採算悪化が 売り材料となった。
・同和鉱業、東邦亜鉛、国際石開帝石…商品市況が緩んだためか。


一方、上昇した株もあります。
以下は上昇率上位20位です。
円高に強い株


こういう時はキッコーマン、キリン、三菱倉庫、電力、ガス、薬品などデフェンシブ業種がやはり強いようです。
これは円高局面では原材料の仕入れ価格が低下するために恩恵を受けるからです。

このリストをよく眺め記憶にとどめておきましょう。
そして円高局面が来たら、円高に強い株を買い、弱い株を売ることです。





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