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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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今日の市況

日経平均続伸しています。
売買高も伸びており、安心感のある上昇となってきました。
新興市場も少しづつ上昇しています。

30日『金融新聞』に、東証一部銘柄のうち、3月8日から29日までの上昇率が良かったものベスト50のリストが出ていました。
下に出しておきます。
参考にしてください。
東証50


まずは内需関連として西友、ダイエー、三越、伊勢丹などの小売。
円安を受けてのアマダ、オークマ、東芝機械、ファナック、クボタなどの機械。
板硝子、日本製鋼、大同特殊鋼、太平洋セメ、住友チタなどの資源・素材。

なお金利上昇が進めば「有利子負債の多い機械株などには逆風に」との証券ステラジストの言葉を載せているが、29日のニュース
「米、利上げ継続の可能性示唆・FOMC声明、物価の上昇警戒」によれば、当面、円安は回避できるような感じか。

【3月30日の売買】

小松製作所 6301
1000株を2200円で買って2180で損切り。

クボタ 6326
2000株*1295買い

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ボックス相場脱出の予感!

東京市場はボックス相場に入ってすでに3ヶ月が経とうとしていますが、ようやくそこを脱出する勢いを見せています。

それは今日の終値が+248.17 (+1.49%)と大きく上昇したことだけをいってわけではありません。

28日記事で22日から27日にかけて、日経平均のボラティリティが落ちていることを 見てきました。
ボラティリティが小さくなっていることは状況が煮詰まっていることでもあり、爆発に至るブラック・ホールのようなものです。

そして、28日はこれまでとは逆に午前が安く、時間が経つにつれて高くなるかたちで終わりました。
この日の日経平均は+40円ほどでしたが、それ以上に重要だったことは、買いのパワーが売りを勝っていたということでした。

そして日経平均株価のわずかの上昇とは別に目に見えない深部からトレンドの変化をもたらすような感じがありました。

昨日はそれを書こうとして書けませんでした。
というのは、それを具体的に示すものがなかったからです。

あえて例を出せば、一つは上に挙げた日中足の動き。
もう一つは、最近、私がウォッチしている約150銘柄ほどのリストで要注意のシグナルが急に増えてきたといったこともありました。

そして29日、今日の力強い上昇はまもなく東京市場は3ヶ月も続いた低迷を抜け出すのではないかという期待があります。

ただ、このままどんどん行くかというと、そうなる可能性はまだない、といっていのではないでしょうか。

というのは売買高、売買代金が依然として低すぎるということがあげられます。
例えば、12月9日の売買代金は4兆6494億円、1月18日は3兆9668億円、3月10日は3兆7204億円なのに対して、今日は2兆4536億円ですから、これでは相場全体を押し上げる力はまだないといっていいのではないでしょうか。

また騰落レシオも昨日28日は119.4と120に接近していたことにも注意しておきたいものです。

ちなみに12月21日、1月5日、1月27日はそれぞれの騰落レシオは上回り、その後は株価が何日も下落しています。


そろそろ投信買いが入っているようです。
期待したいものです。

【今日の売買】
住友不動産 1000株買い

オリックス 100株買い

住友不動産は一番高いところを買ってしまったようだ。
他の保有株のすべてが順調に伸びているのが嬉しい。

某カリスマ・トレーダーの「一日3000万円」を検証する!

ネットや雑誌などでよく顔を見る某有名トレーダーが最近、本を出したので、どんなものか、買って読んでみました。

トレードの方法は別に目新しいものはなく、テクニカルの本、というより雑誌『zai』や『投資~』とかによく出ているテクニカルとほとんど同じようなもので、きわめてオーソドックスなものでした。

「直接指導」とうたっているように、後半に練習ノートのような実践編があるところなどが、“売り”なのかもしれませんが、ただ、この手の株本は最近、よく見かけるので、それほどの特徴ではないかなと。


本の腰帯には「一日3000万円を稼ぐカリスマトレーダー」とあり、巻末にはイートレード証券の取引き明細のコピーが出ています。
さすがにカリスマはすごいと思っていましたが、昨日、ふと、この明細を見ていて気になることがあったので、確かめてみました。

まずは問題の巻末ページから写します。

**************************

カリスマトレーダー・・・・の取引明細を公開!

以下に1日で3441万4000円の利益を得たトレードの取引明細書を公開します。


4345 シーティーエスの取引明細書(引用者註:以下の明細にはDDSの取引明細もいっしょに出ていますが、これは略します)

シーティーエス
(1行目)
保有株数92株
取得単価 528,934.78円
現在値 703,000円
評価損益 +16、014000円

12月2日(金)+16,014,000円(含み益)…株価703,000円


(2行目)
保有株数92株
取得単価 528,934.78円
現在値 803,000円
評価損益 +25,214、000円

12月5日(月)+25,214,000円(含み益)…ストップ高(803,000円)で含み益UP!


(3行目)
発注明細
注文株数 92株
約定単価 903,000円

12月6日(月)+34,414,000円(実現益)…ストップ高(903,000円)で利益確定!

**************************


以上が取引明細と著者(編集者?)がそれにつけたコメントです。

気になったといっても、ネットの世界でよく見かけるような、「これはバーチャルだ!」とか「明細を偽造したのだ」といったような生々しいものではなく、ごく当たり前の疑問にすぎません。


最初に思ったのは、1銘柄への投資金額の大きさ。これだと、

92株*528,934.78円で4千8百万以上になります。

いくらカリスマだとはいえ、これだけのものを1銘柄に、そして一日で買うなどということがあるだろうか?

というのが私の疑問でした。
1銘柄に大量の資金を注ぎ込むというのは、別に問題はないでしょうが、その場合には徐々に買いあがって行くのが普通ではないのだろうか?

また一日にそれだけの資金を使うというのも別に珍しくもないだろうが、その場合にはいくつかの銘柄に分散しているのではないだろうか?

とすれば、「一日」か「1銘柄」のどちらかに疑問が残るのなあと感じたのでした。


それで実際のシーティーエスの株価の推移を見てみました。
シーティーエス・チャート.


シーティーエスは2月7日に「1:3」の分割をしているので、上に挙げた数字を3で割ったものをチャート上で見ておく必要があります。

買い値528、934.78円を3で割ると、約176,312円ですが、チャートで見る限り、12月2日あたりは26万円くらいにしか見えないです。

これはいったいどうしたことなのか? 
と私は少し自信をなくしてしまいました。株式分割についての知識が自分には何か欠けているのではないだろうか、と。

しばらく考えてようやく一つの考えが浮かびました。

それは買い値528,934.78円の端数「0.78」円はその日の内に何度かに分けて買ったことを示しているのではなく、もっと以前から買っていたのではないかと。
そうすれば、先ほどまでの矛盾はいっぺんに解消されます。

では、いったいいつ買ったのかを調べてみます。

下の表はシーティーエスの株価時系列です。
シーティーエス時系列


これを見るとこの著者が一番早く買ったとしても、それは10月20日であるということになります。
なぜなら、それ以降に買い値と同額以下の日はないからです。

このトレーダー氏は92株を買っていますが、10月20日から25日にかけて出来高が膨らんでいるので、そのあたりに買ったのかもしれません。

もう一度、ここで整理してみると、このトレーダー氏は10月20日以前に買ったものを、12月6日に売ったというのが実際のトレードではなかったでしょうか。

そうすれば、この明細のつじつまが合います。

とすれば「一日で3000万円…」というのは、限りなく「ウソ」に近いものになってしまうのではないでしょうか。

買い値528,934.78円に対して売り値903,000円といえば、70.7%の上昇率。

これが、この明細から読み取れるように、2,3日で実現したというならたしかにすごいですが、1ヶ月半でとなれば、新興株ではよくあることで、その時期ならサイバーコミュやダヴィンチなどでその程度の急騰はあったので、別に驚くようなものではないでしょう。
まあ、種の大きさはかないませんが。

著者、あるいは編集者は私の指摘に対して、これを2,3日間の出来事と受け取ったのは読者自身の問題であって、この本のどこにもそんなことは明言していないというわあるでしょうか?

しかし、仮にそうした言い逃れをしたとすれば、今度は「デイトレ&スイング必勝法」というタイトルが問題になってくるでしょう。
どうしてデイトレ、スイングの本の実際の取引例として1ヶ月半の時間をかけたトレードはどうしても無理がありますから。


カリスマトレーダーといえば、この著者が誰だか分かったかもしれません。
しかし、断っておけば、私は彼を別に落とし込めようとか、何とかの皮をはぐなどという野蛮な気持ちはいささかも持っていません。

ここまで実績を上げたトレーダーを尊敬こそすれ、けなすなどという態度を取るはずもありません。


問題はこの本の編集でしょう。

本を売るために「カリスマ」を強調し、そのカリスマ性を証明するために、まるで数日の取引のように見せて明細を掲載したところこそが問題なのです。

ただ、編集者が問われなければならないのは当然としても原稿の最終チェックをしているはずの著者にももう少し自覚を持つ必要はあるのかなと思いますが…。

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この4日間の日経平均の動きから読み取れるもの

昨日は15年間という大きなスパンで現在の市場を見てみましたが、今日は4日間の、それも分単位の動きを見ることで今、市場がどんなところにあるのかを見てみたいと思います。

まずはこの4日間の日経平均をティックで見てみます。
ここでティックでを使うのは5分足より動きがよく見えるからです。
日経ボラティック


ここから読み取れるいくつかの特徴を以下に見ておきます。

①その日の高値がすべて午前中、それも9~10時の間に出ていること。

②そして午前中に最高値を出した後は、下げていき、早いときは午前中に、遅いときは午後に最安値をつける。
最高値は一度つけてしまうと、二度とその近辺にいくことはない。
が、最安値は何度かそれを下抜こうとするが、結局は抜くことなく終わる。

③もう一つの特徴はボラティリティの低さが目だっていること。
この1ヶ月間のボラティリティは以下の表のようになっており、その平均は1.35%です。
327日経ボラ


参考のためにその1ヶ月前も見てみます。
227ボラティリティ

ここでも平均値は1.6%です。

それに対してこの4日間のボラティリティは

0.64%
1.19%
0.91%
0.67%

であり、その平均は0.85%にすぎません。


以上のことから、今、市場はどうなっているかを読み取ろうとすれば、
①、②のから、処分したい玉を抱えている投資家がまだ多いことを示しているといえるでしょう。

そして、もう一方には、前日の安値を押し目と考え、積極的に拾っている投資家たちがいるともいえます。
(この一日のパターンを使えばデイトレーダーはかなり楽にトレードができるでしょうね。)

朝方は、前日の安値を見て買い方が優勢になり、その高値を見て売り手が売りを浴びせるという構図ができているようです。

ボラティリティの大きさは買い手と売り手との考えの差の大きさを表しているとすれば、③で見たように、ボラティリティが小さくなっていることは、両者の考える“適正値”が次第に接近していることを表していると考えられます。

では、その“適正値”とはいくらのことなのか?

それはこの4日間の高値と安値の平均の間と考えられます。
計算してみると

高値 16,642円
安値 16,501円
中間値 16,572円

でした。

この時期は年度末で機関投資家からの大きな買いが入るなどの要素があるので、何ともいえませんが、そうしたことを除けば市場は上に挙げた数字の範囲で推移する可能性が大きいかもしれませんね。

まあ、株のことは私のいうことを聞くより、株自身に聞いた方がいいですが。


【後記】

今朝、27日の日経新聞によれば、同社がまとめた主要30業種の4-6月期の産業天気図は、前期まで景況予測が「小雨」だった建設・セメントが「曇り」に改善され、その結果、「小雨」以下の業種が一つもなくなったが、これは15年ぶりのことであるという。

「日本経済『強さ』増し成長へ」、「回復、地方へ広がる」という一面トップの記事と合わせて読めば、日本経済の復活は「いざなぎ景気」を抜く勢いでまだ伸び続けるだろうと感じさせる。

この記事は今後の株価上昇を期待させるものだが、ここで気がついたのは「15年ぶり」という数字のこと。

昨日、一昨日とこのブログで「過去15年間の日経平均から今年を予想する」という記事を書いていたのですが、たまたま、この15年がなぜか同じだったので。

もちろん、そんなことはよくあることですが、さらにその前日の記事「ニュースから市況を読む」の中で何本かのニュースを取り上げていますが、その中の見出しの一つが、

「公示地価、東京都が全域平均で15年ぶり上昇」

だったことを思い出して偶然の面白さに気がつきました。

そして、ふとその下を見ると、

「消費性向15年ぶり高水準・05年サラリーマン世帯74.7%…」

という記事があるのを見つけたときは、何といっていいのか、ちょっと困ってしまいました。

もちろん、少なくとも「日経平均15年間…」を除く3つの「15年」は無関係ではなく、むしろ非常に近いものなので、それが同じ場所で出会うことは珍しくはないのでしょうが、私が取り上げたのは極めて恣意的な理由からだったので、これは偶然の要素が大きいといっていいでしょう。

私はこの偶然のおかしさに少し笑いかけましたが、すぐに止め、私にいたずらを仕掛けている存在をふと思い、そこで再び微笑んでしまいました。

そんな存在をもし言葉にすれば、志賀直哉の『城之崎にて』だったかの中で、風がないのに木の葉がさわさわと揺れるのを見て、主人公が、そうか、そうなんだと納得するような場面があったような記憶があるのですが、そんな感じです。(ずいぶん昔に読んだので、間違って記憶しているかもしれないですが…)

事故に遭遇し、生死に一生を得た主人公は城之崎温泉で療養中、見かけたヤモリを驚かそうと軽く投げた小石がヤモリを死なせてしまった偶然に驚かされます。

『城之崎にて』は人間の運命(志賀直哉はこんな恥ずかしい言葉を使いたくなかったから、禅問答のような、あの木の葉のシーンを描いたのではなかったか…)と偶然の関係を一瞬の内に捕らえた、まるでアンリ・カルティエ・ブレッソンのスナップショットのような小説だったっけ…。

■今日の売買

日本製鋼所
2000株買い

三菱UFJ証券
1000株買い


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過去15年間の日経平均から今年を予想する(2)

(1)株式投資のきびしさ

年初から年末にかけて上げるか下げるかの確率は半々だが、10%以上上昇した年が15年間に3回、5%以上でも4回しかないという結果はかなりきびしいものといえよう。

日経平均程度のパフォーマンスを上げられない投資法ならば通年すればマイナスの方が大きくなる可能性が大きい。

つまり昨年でいえば、資産を40%以上増やせなかったとしたら、その投資法は“すでに死んでいる”状態にあると思った方がいいだろう。

(また、そういう意味ではインデックス投信に投資することはみすみす損をするようなものだといえるだろう)

昨年の上昇相場で成功した経験した投資家は、その記憶に頼った投資を続けることが多いかもしれない。

しかし、上の結果からすれば、昨年のような相場は7,8年に一回あるかどうかの特殊なケースと考え、今年は今年の相場に見合った投資法をしなければ、良いパフォーマンスを上げることは難しいのではないだろうか。

(2)大きく上昇した翌年、株価はどうなったか?

大きく上昇した(ここでは「10%以上」としてみる)上昇した年の翌年はどうなったかを知ることは、今年を占う一つの方法かもしれない。

以下に上昇した年と翌年の上昇率を見てみる。

94年10%→95年2%
03年25%→04年5%
99年40%→00年ー27%
05年40%→06年?%

予想できるように大きく上昇した年が連続することはなかった。
一番変化の大きかったのは、99年。
40%からマイナス27%へという変化は相当に大きなものでしたが、これはいわゆるITバブルが崩壊したためで、少し特殊かもしれない。

今年はそうなる可能性があるだろうか?

99→00年と05年→06年とが相似関係にあるかどうかは内外の経済全般やファンダメンタルを見る必要があるが、その限りでは、大雑把にいってしまえば、06年が00年のようになる可能性は少ないと見ていいのではないだろうか。

テクニカル的なことで一つ指摘しておけば、グラフで00年のチャートが3月末まではプラスを維持していた、というより99年からのIT景気で右肩上がりに上昇し続けていた株価は00年3月にピークをつけたが、3月決算期を終え、4月に入ると急速にマイナスに転じていったことに注目しておきたい。

今年の株価が3月末をどうやり過ごすかが、ここでは一つの今後の方向を占うヒントになるかもしれない。

では99年→00年を除く他の年はどうだったかというと、2回ともにプラスで終わっている。

これは偶然だろうが、94年の10%は翌年2%に転じ、03年の25%は5%に転じというように、ちょうど前年の5分の1になっている。
これを遊び心で06年に応用してみると、05年は40%だったので、06年はその5分の1で8%ということになる。

8%は別として、良いパフォーマンスを上げた翌年は前年を上回る可能性は低いとしても、大きく上昇した翌年ほど、その余波的な上昇率は高いといえるかもしれない。

(3)まとめような感想

私たちは、今、相場がさえないとつい思ってしまうが、以上のことからすれば、むしろこれが通常の相場と思っていた方が確かかもしれない。

だから、この相場でうまく利益を上がることができないとすれば、それは相場のせいなのではなく、自分の投資法に問題があるといった方が正確だし、投資法に改善の余地があると思った方が有益だ。

悲観的になる必要はまったく必要ない。
むしろ厳しい課題に、より良い答えを求めることを楽しみに代えながら、この状況に対処できる投資法を考えていきたい。


【後記】

グラフの元のファイルが壊れてしまったため、印刷してあった紙をスキャナーで取り込んだものをアップしたので、見にくいものになってしまいました。
これについて書きながら思ったことは、やはり15年では少なさ過ぎるということでした。
データは91年以降のものですが、それはちょうど「空白の10年間」を含む期間でもあるので、よけいにきびしいものになっているはずです。

私がどうして91年からしかデータを取らなかったというと、yahoo financeでは91年からしかデータがなかったというそれだけの理由からでした。

このレポート(もどきのもの)から、ただ一つ成果らしきものがあったとすれば、去年のようなことはめったにないことということを改めて認識させてくれたことかなと。

身を引き締めて、投資法をさらに研究していきたいと思っています。

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過去15年間の日経平均から今年を予想する(1)

昨年、日本市場は40%もn上昇を見たが、今年はすでに3ヶ月が経とうとしているが、低迷したままである。

今年、株価は上昇するのか、それとも下落するのか。
株価を1年というスパンで見た場合、そこには一定の傾向があるのだろうか?
調べれば、今後に向けた何かのヒントが見えてくるかもしれない。

そんなことから15年間の日経平均を調べてみた。
nikkei2.jpg

このグラフは過去15年間の日経平均株価を、各年の年初株価を10000として、その後どう変化していったかを描いたもの。

ここから、いくつかのことが見えてくる。
下にいくつか列挙してみる。

①1年を通じて上昇する年と下落する年はどちらが多い?
そしてその割合は?

15年間のうち年初より上昇して終わった年が7回、下げて終わった年が8回。つまり約半々だった。

②上昇率と下落率、それはどの程度の幅の中に生起しているのか?

1年間の変化率の上限は40%だった。
下限は最大でも35%だった。おおまかにはほぼマイナス25%内に収まり、それをはみ出るかたちで下げたのは、1992年と2001年の2回だけだった。

③40%という数字はどれほどすごいものなのか?

昨年05年の上昇率40%は過去15年間の中でも最高のパフォーマンスであり、これだけの数字は1999年との2回だけだった。

④上昇した年の確率はどれくらいか?

10%以上上昇した年は3回(20%)だった。5%以上上昇した年で見ても4回(27%)だけだった。

⑤株価は前半から後半に向けて、どのように変化していく傾向にあるのか?
・3月末時点でプラスだった年は11回、マイナスは4回だった。
・6月末時点でプラスだった年は9回、マイナスは6回だった。・
・9月末時点でプラスだった年は9回、マイナスは6回だった。
12月末時点でプラスだった年は7回、マイナスは8回だった。

以上のことから、株価は一般的に年初に近い方が良くて、年末に近づくにつれて下落していく傾向があるようだ。

3月末時点でプラスであった年は約73%(=11/15)なのに対し、年末時点でプラスを出していたのは、47%(=7/15)というように、1年間のゴールまでプラスを維持することは難しいようだ。

⑥第一四半期、また前半をプラスで経過した年は年末にはどうなったか?
まず、最初の3ヵ月後にプラスで終わった年の株価は、年末にどうなったかを見てみる。
3ヵ月後にプラスだったもの 11→そのうち年末にプラスだったもの…5(45%)
3ヶ月後にマイナスだったもの 4→そのうち年末にプラスだったもの…2(50%)

ということで、3月末をプラスで経過しても、マイナスで経過しても最終的にプラスとなる確率は約50%。
つまり3月末の数字は年末の結果に影響しないといえそうだ。


次に6ヶ月を経過した年、年末の株価はどうなったかを見てみる。

6ヵ月後にプラスだったもの 10→そのうち年末にプラスだったもの…6(60%)
6ヶ月後にマイナスだったもの 5→そのうち年末にプラスだったもの…1(20%)

ここでは、はっきりとした傾向が出てきている。
それは前半(6月末)をプラスで通過した年は、マイナスで通過した年よりも、その年度末をプラスで通貨する確率は3倍ほど大きい。

3月24日金曜の日経平均は16,560.87円。
年初の16,361.54よりは少しだけ上にいる。6月末をこのまま、あるいはそれ以上の数字で通過することができれば、年末は年初より上昇して終わる可能性が高くなる。

以上のことから、どんなことがいえるだろうか。
(明日に続く)

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ニュースから市況を読む

【国際】

「世界的な貯蓄過剰」説は依然有効=バーナンキFRB議長

米経常赤字拡大、途上国の貯蓄過剰が主因・FRB議長

●しばらく前からアメリカの「双子の赤字」、つまり莫大な貿易赤字(経常赤字)と財政赤字の並存が世界経済の不安定要素であることは、かなり以前から問題視されていたので、そのこと自体にサプライズはないが、その原因はアメリカ自身にあるわけではなく、他の国がお金をしっかり貯め込み、それでドルを買い焦っているから、アメリカはドル高に苦しむ結果になっているのだと、いうご都合主義的な“言い訳”が新FRB議長であるバーナンキの口から出たということはサプライズではないか。

カリスマ的ではあっても、少々毒の強すぎたグリーンスパンに変わって、このクールな人が新議長になったとき、(世界)市場はもう少しまともな頭脳を期待していたことを想起したかもしれない。



【経済】
2月の百貨店売上高0.5%増、スーパーは1.7%減

公示地価、東京都が全域平均で15年ぶり上昇

消費性向15年ぶり高水準・05年サラリーマン世帯74.7%


野村が参入、ネット証券競争激化 手数料は最低水準に

●百貨店の売上が伸び、都心では消費性向と土地が15年ぶりの高水準とくれば、内需が伸びていることをしめしている。
ということで小売、不動産ともに株価は上昇していますね。


* 百貨店が伸びて、スーパーは落ち込むというのは、何をしめしているか。
消費者レベルで消費が伸びていることは「消費性向15年ぶり高水準」に書かれているとおりです。

昨年はスーパーが伸びて、百貨店が伸び悩んでいましたが、それは消費者が少しお金に余裕ができたことを示しています。
例えば、1週間に1枚だけ買っていたロッテ・チョコレートを今度は2枚に増やすというように。

そして消費者のふところがもっと暖かくなると、今度はロッテではなく、ゴディバをデパートで買うというようになったということです。


* 昨年の経済記事には毎日のように「川上」ということばかりがいわれていましたが、06年に入って、いよいよ「川下」、つまり消費レベルまで景気上昇が広がってきたようです。
それは好景気が全般化するということであるけれど、同時に景気循環の最終局面でもあるわけですね。まあ、まだ時間はたっぷりありますが。

* あの証券界の王者野村がネット証券についに本気で参入とは。

2年前にネット証券評議会が発足したときの集まりで、松井会長は名前こそ出さなかったけれど、野村証券の批判に徹していた。
というより野村という巨象に怯える子犬の叫びのようだといった方が正確だったような。

その時、私は松井氏の恐怖を理解できていなかった。
でも、その後、高杉良の『小説 巨大証券』(講談社文庫、上・下)、『小説 新巨大証券』(同上、上・下)などを読むにつれ、少しだけその恐さが分かったような気がした。

ネット証券各社と大手が競争すれば、手数料は引き下げられるのだから、投資家としては大いに歓迎すべきなのだろうが、たぶん野村の側にネット証券と「競争」という考えはないと思う。
なぜなら「競争」とは同一線上に並ぶことを意味しているから。

野村が「小」証券会社と同じラインに立つということは、それら各社を踏み潰して進撃することでなければならないはずだ。

ネット証券をまず淘汰して、それから手数料を値上げなんてシナリオなんてことにならなければいいんですが。

ネット証券各社が巨象に踏み潰されないように祈っています。


【株式・証券】

東証大引け・反発、内需関連が上げ主導

新興市場24日・ジャスダック平均5日続伸

大手証券3社、今期はバブル後最高益


●公示地価、消費性向、百貨店などのニュースから「内需関連が上げ主導」したというのは、自然な動きでしょう。

*ジャスダックが「5日続伸」というのは、もちろんいいことです。
少し気になるのは、ジャスダック平均は少しづつですがが、確かに伸びています。
ところがジャスダック指数の方はほとんど上昇も下落もなく、ここ1週間ほど120のあたりを横滑りに動いています。

どちらがとるかは人それぞれの考え方ですが、気になるのはどちらで見ても勢いがないということ。

こんなこというと怒る人がいるかもしれませんが、来週、あるいは再来週、ジャスはもっと下げるんではないだろうか…。
少なくとも今は反発する力を持たないままに、ずるずる上昇してしまったという感じ。
ま、私の勘は外れることが多いので気にしないでください。

*最後に投資家の皆さん、儲かってますか?
私も冴えないですが。

今、巷では株で何億円儲けたとか、あなたも株で資産家にといったコピーを見かけますが、株で一番儲かっているのは、証券会社なのか…。

それなら証券会社の株を買うのが正解か?

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3月23日市況と投資日記

【3月23日市況】

日経平均はここ3日間、16500円にぴったりくっついています。

今日は終値こそ前日比マイナス6.11円(-0.04%)でしたが、一日の動きで見れば、米以上の好調を受けて寄高で始まり、一時は16650円に達したものの、そこから後はただ崩れるだけという下げ一方の下げ方で16500円をわずかに割ったところでようやく止まるという下げでした。
3月23日日経平均


で、いったいこの下げは何かというと機関投資家の売りだとのこと。

東証大引け・続落――後場に入り下げる、機関投資家の換金売り

ところで、このブログで先日、機関投資家の換金売りは一巡したらしいと書きましたが、そこらへんどうなっているのかと突っ込まれそうですね。

これについては上の記事にもあるように、今年は換金売りが遅れているのではないでしょうか。

一例を挙げれば、カゴメの例。
まず下のチャートみ見てもらえば分かるように、昨年は3月16日あたりからピークになり、その後下落しています。
カゴメ

ところが、今年は見てのとおりまだ上げています。

一般的にいうと、高配当株や株主優待の魅力的な銘柄は権利確定日まじかになると、短期狙いが入り、高値で売り抜けようとするので、そうした株ほど確定日を待たずに下げ始めることが多いですが、今年のカゴメはおかしいです。

(私はもう下げるはずだと思って、昨日、売ってしまって損しました…関係ないですが)

と、まあこんなように換金売りが遅れているとのことですが、とすれば明日も下げなんでしょうか?


【今日の取引】
売りはなく、
日本発条
1000買い

愛知製鋼
2000買い

この二つの他にトクヤマと長谷工と保有しているが、朝方上げた後は下げている。売ってしまった方が正解だったか?

長く持っていたいという、今までのクセがなかなか抜けないです。
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【後記】
先日、このブログで日経平均の15年間の比較をつくったのだけれど、ファイルがどっかにいてしまったという話をしました。
ファイル(エクセル)は完全に壊れていました。
が、それを印刷した紙が出てきましたので、それをスキャンして使おうと思っています。
数日中にはアップしたいと思ってます。
期待して待ってて(というほどでもないか…)ください。

では、また明日!

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市況と投資日記

【今日の市況】

今日の市場も20日に掲載したボックス圏内の動きで終始しました。
下値がじょじょに切り上げられているところに表れているように、少しづつ改善されているように見えます。
それは売買代金が3月15日に底をつき、そこから反転するきざしを見せているところからもいえると思います。
もうしばらくは、ボックス相場が続くと見ていいのでは。

昨日、ここで指摘した板硝子が急落しています。


新興市場はジャスダックが3連騰ですが、上げ幅でもう少しがんばってほいいですね。


【今日の売買】

日産化学
2000損切り

岡三
2000損切り

三菱UFJ損切り

シャディ
100確定売り

クボタ
2000確定売り

日本製粉
4000確定売り

カゴメ
1000確定売り

大和証券
3000確定売り
20,820

トクヤマ
1000買い

長谷工
2000買い

ということで、今日の利益確定分は
+154,167
-55,366

で結局、+98,80でした。

スイングって疲れます。
もうちょっと上手なら。


【後記】
イートレードの新しい方のモバイル取引ができないので、今日、カスタマー・センターに電話を入れたら、申し込み書を明日の夜に発送するとのこと。
そして返信が届くまでは口座は凍結するという。

もう少し早くならないのかといったけど。ダメだった。
たぶん、今週は取引できないだろうな。
一昨日から少し楽天の方に資金を動かしていたから、まあ何とかなりそうだけど、もうちょっと何とかならないんですかね。

リスクが少なく儲けられる株とは?

■どういう株が、いわゆる「銀行株」なのか?

ブログや掲示板など見ると、損をしている投資家がたくさんいます。
中には大きな儲けを狙っているわけではないのに、どうしても自分が買った株だけが下落すという株に見放されたような感じになっている人も見受けられます。

そういう人にとって「銀行株」というのがもしあれば、これほど嬉しいことはないでしょう。
なぜなら、その株は銀行の利子と同じように、決してマイナスになることはないのだから。

またデイ・トレードのように、昨日は儲けたけれど、今日は大きな損をしたというような日々激しいトレードをしている人は、資金の何分のいくつかは安定してリターンが得られるような株を長期保有したいと思ったことはないでしょうか?

ということで今回は最良の「銀行株」を探ることにしました。

「銀行株」の条件を、下のように設定します。

①長期間において安定的に上昇していること。
②短期間においてもなるべく安定的に上昇していること。
③できれば高配当も欲しい。

銀行株というとまず思うのは、まさしく銀行の株(笑)でしょうか。
その中の代表的な銀行として三菱UFJの1年間のチャート見てみます。
三菱UFJ1年


これを見ると安定的に上昇しているわけではないですが、大きく下落するというようなことはないように見えます。

では次に最近3月間のチャートを見てみます。
三菱UFJ3ヶ月

これを見ると、変動がかなり大きく、銀行株でありながら、「銀行株」には適していないといえそうです。

後は、業績も安定していそうな不動産関連と倉庫関連株を見てみましたが、どちらも上記の条件には当てはまりませんでした。

そして唯一残ったのは電力株でした。
まずは代表的な東京電力の1年間のチャートを見てみます。
東電1年


どうでしょうか。
「安定的に」上昇していることがよく分かります。
今度は最近3ヶ月間のチャートを見てみます。
東電3ヶ月.


3月に入ってから調整をしていますが、大きく下げるということもなく、(今、損を抱えている人は、2月末から3月初旬に買いに入った人だけです)、比較的安定してと見ていいでしょう。

また配当利回りは3月20日時点で1.93%なので、これも長期保有に適しているといえます。

こうして電力株がどうやら良さそうだと分かったので、次に個々の銘柄の比較をしてみます。(もちろん、関心のある方は電力株一般がどの程度「安定」してるかを、いろいろな電力株のチャートを見ることで、自分の目で確認した方がいいでしょう)

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今日のトレード

先週金曜の勢いからすれば、朝方は上げて、その後、失速と予測していたが、予想以上に勢いが強かったので、その勢いに合わせてどんどん買いを入れていった。

岡三 1000買い
岡三 1000損切り
岡三 2000買い
キリンビバ 1000利益確定
大和証券 2000利益確定
大和証券 2000買い
三菱UFJ 2000買い
日産化学 2000買い
シャディ 100買い

相変わらず下手なトレード。
岡三なんて朝方の一番高いところで買って、その後下げたので損切りしたら、そこから反転、あわてて買い戻すというドタバタぶりに我ながら情けなくなった。

イートレの新しい方の携帯トレードはパスワードが違っているらしく、取引になるとできなくなってしまうので、旧バージョンでやっているのだが、チャートの見れないところがつらい。

昨日、今日、買ったものの利益確定分が14万弱、含み益が32万程度になったので一応は満足。まぐれだけどね。
株とキャッシュの比率はこれでちょうど半々くらい。だから上げても下げてもどちらでも対応できる余裕があることが嬉しい。

■シャディについて
日興シティが「1L]に格付けし、目標株価を3300円にしたことをきっかけに急騰した。
帰りの電車の中で携帯で確認すると、シャディが100株しか買えてない。
成行で1000株の買いを入れていたつもりだったから、さては間違えて100株で注文出してしまったのかと思っていたが、帰宅してパソコンで確認すると、やはり成行で注文を入れていた。

それなのになぜ?と思って板を見たら、シャディがすごいことになっている。

大量の買い残に売りがまったくない状態。
一時、ストップ高だったんですね。
水曜も期待したいです。

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明日以降の展望のために

この2ヶ月間、日経平均は16700円と15500円とにはさまれるボックス相場になってしまっている。
06.2-3 日経平均

先々週は下限ぎりぎりまで下げてきた株価が15500円付近まで下げたところを、先週月曜からの大きな上昇でこのボックスの中を上げてきたが、週半ばから上昇力が途切れ、ボックスの中央あたりでのろのろする展開となっていた。

で、今週以降を占うには、どうも上昇要因より低迷の要因の方が多いように思える。
例えば、そのいくつかを以下に挙げれば、

①外国人の買いが細っている。
②個人の買い余力が落ちている。
③量的緩和解除から金利上昇への懸念が出てきたこと。
④機関投資家の決算対策売りが先行していること。

などがいわれているが、実際のところどうなっているのだろう?
ということで以下に見てみる。

まず①について。
外国人

これを見ると確かに外国人の買いが落ちていることがよくわかる。
問題なのは、05年では大きくマイナスをつけた時、つまり大きく売り越したのは、6月だけだったのに対して、今年はすでに2月、3月に大きく売り越しがされていることに注意しておきたい。

②について。
下は現物・信用の個人売買高計を表している。
個人計

ライブドア事件でダメージを受けて買い余力をなくした、あるいははっきりしない相場からキャッシュの比率を高めているという投資家たちが多いようだ。
ネット個人の信用評価損益率も1月中旬までプラスだったが、ライブドア事件以降、下げ続け、現在マイナス8%あたりのところにいる。これは株価上昇を抑える圧力となっている。

③について
長期国債

これは長期国債10年もののチャートだが、5年ものでは先週末金曜には1.715%となっている。
23日の公示地価公表で地下上昇が大きければ金利はより上昇すると予想される。

④について。
ただし、これについては先週で一巡したともいわれているし、先週金曜の午後の急騰は機関投資家かからの大きな買い物があったせいだといわれているようなので、いずれにしてもそろそろその筋の売り圧力は少なくなってきたといってもいいかもしれない。
この季節性について、過去はどうなっているのかを見ておきたい。
下は過去3年間の日経平均チャート。
03-06日経平均

このチャートから3~4月あたりの傾向を見ると、

・03年 2月をピークに5月初めまで下落し、そこから5ヶ月に渡る長期上昇。
・04年 2月を底として、4月まで上昇するが、その後は1年近くのボックス相場に入る。
・05年 3-4月初めを頂点として、そこから5月まで下げるが、そこからは大きな上昇過程にはいる。

つまり、これを見ていえるのは(少なくとも3年間の傾向としては)4月以降、あるいはその少し前から下落する傾向があることが分かる。
そして03年、05年はそこを抜けると大きな上昇過程に入り、04年はボックス相場に入るなど、いずれにしてもトレンドがはっきりしてくるだろう。


以上の結果なのだろうが、出来高が減っていることが一番注目しておきたいことだ。
まずはこのチャートを。
03.2-06.3日経平均


売買代金

上のチャートの棒グラフは出来高を、下のチャートの棒グラフは売買高を表している。

これを見れば、売買代金も出来高も昨年11月をピークとして、そこから減少傾向にあることは明らかであり、この傾向に変化のない限り、昨年のような力強い上昇トレンドは戻ることはないといえるだろう。

したがって、来週以降、例えば明日などは上げることもあるだろうが、2月6日の高値16777円を抜いて上昇トレンドに戻ることは当面期待できないのではないだろうか。

こうした局面では短期、それも1週間内で手仕舞うスイングトレードのような投資法でなければ確実に利益を得ることは難しいかもしれない。

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投資の再スタート

久々に売買をした。
これから少しづつ進めて行こうと思っている。

市場全体としては、まだトレンドがはっきりしている段階ではないので、これまではほとんどキャッシュで持っていた。

去年までのトレードの方法は長期的・中期的に上昇トレンドが維持されているときには、強みを発揮した。

しかし、それはライブドア・ショック以降の曖昧なトレンドの中では使えないことがはっきりしてきた。

だから、この数週間、こうした地合の下でも使えそうなやり方を考えてきた。
その方法はまだ完成したというわけではないが、どっちにしろ、方法というものは現実とのぶつかりの中で鍛えられ、より使い勝手のいいものになっていくものだろうから、ともかく始めてしまおうということで始めたというわけ。

で、買ったのは昨日のブログでも書いたキリンビバ、日本製粉、カゴメに加えて大和証券の4銘柄。
(ちなみに、この銘柄選択に新しい考え方が生かされていないのが、ちょっとつまらない。)

ほとんどを成行で1000万円ほど買ってみたが、運が良かったようで、

大和証券 1470→1498
キリンビバ 2880→2940
日本製粉 569→579
カゴメ 1544.8→1550
(左は買い値、右は今日は終値)

となり、19万ほどの利益が出た。

まあ、これはただ運が良かっただけにすぎないが、問題は月曜以降にかかっている。
相場が上がっても下がっても楽しいと感じられるようなトレードをしてみたい。

何ごとも新しいことをしようとすることは楽しいものだ。

市況といくつかの銘柄

【今日のニュースより】

東証大引け・急反落――1週間ぶり1万6100円割れ、不動産株に売り
野村証が国際石油を「2」に格下げ
評価を落とす企業には共通の兆候=米バーソン・マーステラー〔BW〕


【今日の市況】

春とはいえ暖かい日と寒い日が交互にやってくる、こんな陽気を三寒四温といいますが、今の東京市場もちょうどそんな感じで動いています。

25、75日移動平均線の上に出たのはいいけれど、かといって高値更新へと買い上がる気もないような力の感じられない相場です。
そんな中で金融、証券などがいいようですが、目立っているのが食料品。

日本製粉 
・キリンビバレッジ 
と、がんばっていますが、注目したのがカゴメ
 カゴメは今の配当利回りは0.98%なので、いわゆる高配当株、つまり高利回り株というわけではないですが、株主総会の後の立食パーティなど個人投資家に人気のある銘柄であることが、権利確定日に近づくにつれて株価上昇につながってきた理由になっているのではないかと思われます。

下のチャートで2年間の株価の動きを見てみると、3月前にピークを描く特徴のあることがよく分かると思います。
2811


配当と株主優待を取るか、リターンを取るかはそれぞれのご自由に。
2月18日参考記事

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投資家絶滅計画ーアクセス料引き上げと譲渡益50%課税問題

3月14日の『日経』に投資家には見過ごすことのできない記事が掲載されている。

記事によれば証券界は最近の株式市場を過熱気味と見ているようだ。

「世界一安い株式の売買委託手数料と、優遇税率が必要以上に短期売買を誘発している」と考えており、だから市場を「投機より投資」に導くために、まず証券会社のアクセス料を引き上げ、さらに現在10%の譲渡益課税を、例えば1年以内に売却すれば、何と最高50%の課税とするといったことを考えているようだ。

アクセス料の料率を高めれば、証券会社はやがて投資家に転嫁せざるを得ないだろう。
これはとりわけデイ~スイング・トレーダーにシビアにはねかえってくる。

また譲渡益への大幅な課税強化も短期投資家には厳しいものとなるだろう。

競馬の世界では25%が寺銭として課税されているため、競馬で勝ち続けることが難しいということはよく知られている。

株売買にかかる取引手数料引き上げや50%もの増税もそれが現実のものとなれば、まずはデイ・トレーダー、スイング・トレーダーの大半が死滅するのではないか。

さらには相場全体を冷えさせ、東京市場の低迷へとつながり、結果的には長期投資家にも影響を及ぼすだろう。

つまり、この問題はあらゆる投資家全体に大きな影響を及ぼす問題と見ておく必要があると思う。

アクセス料引き上げについては、05年度は新体系を3割、06年度は6割ほどを組み入れるというところまで進んでいるようだが、ブログなどを見る限りでは、こうした事態に投資家たちは危機感というより、関心さえ見当たらないように見えるが、はたしてこのままでいいのだろうか。

ではこうした事態にどう対処すればいいのだろう。

できれば、投資家たちがこの問題に意見を交わし、それぞれがそれぞれの形で、それぞれの場で、自分の言葉で、自分の意見を表明することが望ましいと思う。

けれど、投資家は基本的に孤独な存在で、自分の目の前の問題には熱心でも、状況全体に関わることは苦手なようだから、それが広がる可能性はあまりないと思った方がいいだろう。
それを分かった上でなお思う。
この問題をスルーしたままでいいのだろうか、と。

そして最終的には、当然、この問題は一人ひとりの投資家が引き受けるしかないのだから、厳しい冬の到来の前に、どんなに冷たい風にも耐ええる強靭な投資法をつくっておきたい。


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この上昇は本格的なものか?

日経平均は先週金曜に25日移動平均線の上に少し顔を出していたのが、今日10日は完全にその上に乗せる上昇を見せた。

3日連続、しかも75、25日移動平均線を共に抜いたことで安心感が出てきているが、テクニカル的なことだけでいうなら、1月30日にも同じような動きがあったことを想起しておきたい。

しかし、今回の3連続上昇には、これまで重しとしてあった量的緩和解除をひとまずクリアしたという安心感から買われている要素があり、とすればこの上げは1月30日のそれとは違ってファンダメンタル的要素ももった、もう少しエネルギーを持ったもののように思える。

この上昇が、ライブドア・ショック以来続いている「調整期」を終わらせる力を持っているかどうかは、2月6日の高値16,777円を抜くかどうかにかかっている。
明日、以降、今週の動きに注目していたい。


ジャスダックは25日移動平均線をようやく抜くかどうかに差し掛かったところ。

東証一部より上昇率も高かったことなどから、ジャスダック見直しをはやす向きもあると思うが、はたしてどうだろうか。
私も今日、ジャスダック銘柄のPERを調べてみたが、相当な銘柄数が、PER20以下になっていることに少し驚いた。

ただ、25日移動平均線のすぐ上には75日移動平均線が待ち構えている。
話はこの二つの難関を突破してからではないだろうか。

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量的緩和解除について

9日の日銀による「量的緩和解除」は市場にはおおむね好感をもって迎えられたようで日経平均はメジャーSQとぶつかりながら、続伸となりました。

実はこの「量的緩和解除」について一度、書いたんですが、大部分書き終わったところでパソコンのフリーズ。
すべてが一瞬に消えてしまいました。同時にSQについて調べたエクセルデータも消えてしまいました。
ショックからもう書くのをあきらめていたのですが、この記事を読んでやっぱり自分の記録としても書き残しておいた方がいいかなと考えを変えました。


「量的緩和解除」についてはすでに多くのブログなどでも書かれているだろうと思われますが、長期的な視点から見れば、このことは日本の経済・金融政策上の一つの結節点となるだろうし、株式市場の動向にとっても大きな意味をもつものとなるだろうから、ここはやはり正面から書き残しておこうと思う。

■量的緩和解除から金利買解除へのプロセス

今回の「解除」はもちろん、それが即「ゼロ金利解除」を意味するわけではない。
日銀は金融緩和のプロセスを次のように描いている。

①当座預金準備高を削減していく期間…この間、金利はゼロを維持。
②その後、「しばらく」の期間…「おそらく」ゼロ金利。
③その次の期間…「極めて低い金利」、「さらには経済、物価の情勢に見合った金利水準への調整過程」

つまり①~②まではゼロ金利、③以降がゼロ金利解除となる。

①については現在の30兆円あまりを約5兆円ほどに削減することを想定しており、これには若干の保留をつけながらも「極めてスムーズにいけば3ヶ月もたてばおおむねいいところまで吸収できると常識的には考えられる」としている。

では②はどの程度の期間を想定しているのかというと、実はこれは意外に難しい。
むしろ③のめどの方が立てやすいかも知れない。

日銀は説明文の中で「物価の安定」について「消費者物価指数の前年比で表現すると、0-2%程度であれば、各委員の『中長期的な物価安定の理解』の範囲と大きくは異ならないとの見方で一致した。また、委員の中心値は体勢として、おおむね1%の前後で分散していた」と具体的な数字を示しているからだ

CPI(消費者物価指数)が1%前後に上昇すれば、10-12月にもゼロ金利は解除されるという予測のもとに市場関係者の多くは年内、来年になったとしても早い時期を想定しているようだ。

具体的な市場関係者の予想は以下のとおり。(「金融新聞」3/10)

構成:エコノミスト5人、株式関係者5人

・7月にも…1人
・秋・冬…6人
・来年以降…3人。


今回の動きを全体的に見れば、これは「量的緩和解除」から「ゼロ金利解除」に向けたプロセスなのだが、意地悪くみれば、「消費者物価指数上昇率が1%に近づくまではゼロ金利政策が続くと市場が解釈することを容認したようなものだ」(「金融新聞」社説3/10)という見方もできるだろう。

9日から東京市場が2日連続で上昇したのも、すでに「量的緩和」は織り込まれ、もう一つの意味としてのゼロ金利をこのように解釈し、当分はゼロ金利維持と読んだ投資家が多かったせいかもしれない。


■「ゼロ金利解除」の方へ

市場はすでに「量的緩和解除」を織り込んでしまったとするなら、次なる「ゼロ金利解除」にもう目が向いているのかもしれない。

「ゼロ金利解除」つまり金利の上昇は当然、株価の下落につながる可能性をもっている。

しかし先日、ほぼ第3期の業績発表を終えた日本企業の好業積はゆるぎない。06.3期の経常は10%程度、純利益は20%程度と予測している市場関係者もいるくらいだ。

金利上昇には経済状況の良さを反映して上昇していくものと、バブル的に加熱気味になった市場を冷ますためのものとあるとすれば、今後予想される金利上昇は前者のものである。

したがって、短期的には一時、下げるかもしれないが、長期的にはプラスと見ていいのではないだろうか。

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今年度IPO株の傾向と対策

続『IPO株「異変」とは何か?』

昨日は2月、3月とIPOの公募価格に対する初値価格が急速に下がっていることを見てきたが、ただこれがIPO株の「季節性」に範囲に止まる程度のものなら問題はないということになるだろう。

だから、ここではIPO株の季節性を想起しておく必要がある。
以下にIPO株についての“常識”を大雑把にまとめておこう。

■私がIPO株について知っている2,3のこと

IPO企業数は10月あたりから増え始め11、12月にもっとも多くなる傾向がある。年内中の新規公開を目指すためである。
需給関係からこの時期は公募価格に対して初値の上昇率は低下することが多いといわれている。
逆に1、5、8月などはIPOが少なくなり、したがって初値の公募価格に対する上昇率は大きくなりやすいといわれている。

また高い初値をつけた銘柄が増加する時期が一定続くと、その後には初値までの上昇率が下がる時期がくるというサイクルがあるといわれている。

それは初値が高いほど、その後の株価上昇余地がすくなくなるために、需要が減り、株価が下落しやすくなる。すると初値を買う投資家は減るから、初値は下がっていく。

そして初値が大きく下げていけば上昇余地が大きくなるから、再び初値買いが増え、初値上昇率が高まるという動きによって、こうした人気サイクルが生まれるといわれている。


以上のことから昨日の月別初値の上昇率変化は12月を例外として、1月は供給不足からの高止まり、そして2月からIPO株が増えるにしたがって初値上昇率がしだいに下がっていったと考えられなくもない。

とするといったい「異変」はあるのか、ないのか?
少なくもと以上のことだけからは「異変」の有無さえ確かめることは難しいというしかないだろう。

では、いったどう検証すればいいのか?

■昨年IPOと今年との比較から見えてくるもの

ここで思いついたのは、昨年と今年の初値上昇率の変化を比較することである。
そうすれば見えてくるものがあるかもしれない。
早速、昨年の動きを調べてみる。
まず04年12月のIPO初値の公募価格に対する上昇率

04.12IPO


次は05年2月の上昇率。(1月分がないのはIPOがゼロだったため)

05.2IPO


次は3月の上昇率。

05.3IPO


動きの変化がよく見ることができるように、各月を前半、後半に分けてみると、以下のようになった。

04.12~05.3IPO変化


これだけでは読み取りにくいので、グラフにしてみよう。

04.12~05.3IPO変化グラフ


ここからいえるのは、少なくとも12月前半から後半に向けて上昇し、今度はそれを頂点として2月前半、同後半へと下落していくまではまったく同じ傾向をたどっていることがよく分かる。
問題はその後。
昨年は2月後半に少し下げたものの、その後は少し持ち直しながらフラットに推移したのに比べ、今年は3月前半期までさらに下落を続けていることが昨年までと違っている。

もう一度、全体から見てみると、昨年は12月後半から3月前半までは少しレベルを上げているが、それほど大きな変化があるわけではないが、今年の12月後半から3前後半までの下げは一方向に下げ続けていることが大きな特徴になっている。
とりわけ3月前半期の数字が50%を割り込んでおり、その下降トレンドが未だに下げ止まっていないことを注視しておきたい。

以上のことからすれば、やはりIPO株に「異変」は起きているといってもいいだろう。

■今後について

そして注目すべきは、今後、この下げ傾向がさらに進むのか、それとも反転するのかということになるだろうが、その意味では、3月15日に公開される比較comの行方が注目される。
初値は公募価格の3倍くらいまでいくのではないかといわれているようだけれど、結果はどうなるのか。

もし、このまま初値の低調が続くなら、それはまた買いチャンスでもあるけれど、そこでは以下のようなことに注意をしていた方がいいだろう。

①安い初値から始まった銘柄については中長期的なスタンスで臨みたい。
②初値が安くなったときには銘柄選別が重要。
 中長期的な観点で見れば、銘柄選別は成長性とバリューだけでなく、ボリュームを求める機関投資家の投資対象となるような時価総額が必要と考えておきたい。

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IPO株の「異変」とは何か?

これまでIPO株といえば初値は公募価格を上回り、その後もしばらくは上昇を続けることが当たり前のようだったが、この傾向に変化が起きているようだ、と今日の『日経』が報じている。

一例として6日にヘラクレスに上場したKOBE証券の初値が公募価格500,000円をわずかに上回る509,000円にとどまり、その翌日7日には441、000円にまで下げてしまったことが取り上げられている。

記事は「上場銘柄数が多いことで銘柄を選別する動きが広がっている」と分析している。


はたしてIPO株にどのような異変が起きているのかどうかを以下に調べてみたい。


まず問題の今月3月に新規公開された株の初値が公募価格よりどれくらい上昇したかを見てみる。

06.3IPO株

(クリックで拡大画面)

これによると上昇率は21.5%と確かにかなり低い数字となっている。

これがどの程度の数字かを他の月とを比較することで確かめてみる。
まず前月のIPO株はどうだったか?

06.2IPO株


これによれば2月IPO株の平均上昇率は94.4%だった。
これからすれば3月の21.5%という数字が確かに低いことが分かる。

もう少し見てみる。

1月はIPOはただ1社(エスティック)しかなく上昇率は154.3%だった。

また12月は以下のとおりだった。

05.12IPO株


もう一度、ここで整理してみると、

12月  126.6%
 1月  154.3%
 2月   94.4%
 3月   21.5%

となる。

これを見れば、IPO株の公募価格に対する初値の上昇率は12、1月から2月にかけて3分の2程度に下がり、さらに3月は前月から4分の1程度に下げている。

この急激な変化はいったい何なのか?
これが異変とすれば、それはいったいどのような異変なのだろう?

(続く)

【後記】
何か思わせぶりなところで終わらせてすみません。
別にもったいぶっているわけではありません。
ただ、問題を考え、整理し、それを文章にする時間がないだけです。
つまりは、明日はこれがどうなるかは書いている自分自身も分からないという、かなりスリリングというか、情けないというか…。
ということで明日を楽しみにしています、一読者である私が。

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どういう株が暴落に強いのか?

ライブドア・ショックから1ヶ月半が経ったが、市場は少しづつ回復しているが、その損失から立ち直っていない投資家は少なくないだろう。

今となっては現在の株価低迷はライブドア事件よりも東京市場そのもの(その加熱ぶり)に原因のあることははっきりしてきている。

が、それがどのような原因であれ、投資家は予期しない暴落からいかに身を守るかという、あまりに当たり前のことを再認識したのではなかっただろうか。


2月20日から4回のシリーズで私は「PERなどの指標を考える」をこのブログで書いてきた。

そこでは長期的な投資においては、低PER銘柄は高PER銘柄よりパフォーマンスが優れていることなどを示してきたが、それをヒントに、低PER銘柄は暴落、ないしは急落にデフェンシブ銘柄となり得るのかどうかを調べてみることにした。

調査の対象は私の時間が限られているため、かなり限定的なものになってしまっているが、大まかにはそれほど違いが出ないのではないだろうか。
もし疑問のある方は自分で計算してみることをお勧めする。

■調査対象
・東証一部、時価総額2000億円以上の企業。

■調査方法
① 上記対象企業の中で2月16日時点でPERの低い企業の上位15社を選び、それらの株価の2月16日から3月3日まで変化率を調べた。
その結果は以下のとおりであった。

低PER銘柄群

(表のクリックで拡大)

② ①と同様の方法でPERの高い企業の上位15社を選び、それらの変化率を調べた。
その結果は以下のとおりであった。

高PER銘柄群


■まとめ
低PER株15社の株価は平均で4.0%上昇したのに対し、高PER株は平均で3.6%下落していた。
つまり、低PER株の方が危機に強い株だという結果になった。

したがって、もし時価総額2千億円以上の大型株の中でPER
低い銘柄を選択して保有していたとすれば、今回の暴落による損害は受けず、そのまま保有していれば株価は4%程度上昇していたことになる。


先にも書いたようにこの調査対象が少ないということに関わって、ライブドア・ショックから3月3日までに、ある事情である企業、あるいはある業種の株価が大きく変化し、その特殊要因のために平均値を“歪め”てしまったという可能性も考えられなくもない。
したがって、この結果をどこまで普遍化させていいのかとい疑問は残るだろう。

だから私が示せるのはここまでで、ここから後、つまりこの結果をどう解釈するのかは、いうまでもなく読者の勝手だし、あるいは調査対象を広げて、より信憑性の高い調査にしていただければ、株式投資にきっと有益な資料になるのではないかと思う。


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「節目」という魔物

株には「節目」という言葉がある。
ある銘柄がある株価に達すると、そこからはなかなか抜けない、あるいは逆にそこに達すると下げ止まるといった株価があるとき、それらを指していうらしい。
だが、はたしてそんなものが実在するのか?

たとえば一度は下げていた株価がまた上昇し始め、前回の高値を抜こうとするとき、その株価が一つのネックとなることはトレーダーにはよく知られていることだ。

これには一応の理由らしきものがある。
前回の高値付近で買っていた人たちは、これまで含み益を抱えて売れずにいたのだが、前回高値に近づくにつれ、そこで売れば損はほとんどない状態になるので「やれやれ売り」がどっと市場に出てくるから、そこが一つのネックになりやすいというものだ。

そして、そこを抜ければ今度は含み益を抱えている人はいないのだからするすると上昇していくといわれている。

こうした「節目」はまあそれらしき理屈があるからまだよい。

問題は100円とか1000円といったキリの良い数字のところでそうした「節目」が現れるということだ。

はたして、こんな節目があるのだろうか。いや、あっていいのだろうか…。

店頭で売られている商品なら、財布から払う手間を考えれば1001円より1000円が望ましい。
また1000円という値札より988円という値札の方が安く感じるといったことはある。

しかし株を財布からカネを引っ張り出して買う人がいるわけではないし、また、たしかに「割安株」という言葉はあるとはいえ、それは決して1000円のものが988円だからといったものではないだろう。

抽象的な“値”だけを売買する株というものにそんな理由はないとすれば、「節目」というのはただの幻か、それとも真夏の夜の夢のようなものか?

ところがいろいろ見てみると、なぜか不思議で奇妙な光景が見えてくる…。


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元気のない相場の地下で噴出しているマグマ(業種)の話

日経平均はまた16000円を割りましたが、別にノー・サプライズ、想定内でしょう。

2月24日に書いたように、依然として下値は15700円にあり、また上値は25日移動平均線に抑えられている状態が続いています。

という意味では何も変化のないつまらない相場といえそうですが、はたしてそうなのか?

ここ数日、東証1部銘柄の内、時価総額の大きいもの200社ほどをいろいろ調べていましたが、そこであることに気がつきました。

といってもデイ・トレーダーの人や毎日、ちゃんと相場を見ている人からすれば当たり前なんでしょうが、平均株価だけ見ていると一見、膠着状態にあるこの相場も実は、少し大げさかもしれませんが、地下ではマグマがぐつぐつ沸き立っているような感じがしました。

というのは銀行、鉄、電力などが次々に新高値をつけているのですから。
銀行、鉄鋼といえば“先導株”と呼ばれているくらいだから、この先はいいことがあるのではと期待してしまいます。

ただ、もう一方には先導株が吹くのは祭りが終わった時だという説もあり、どちらが本当なのか分かりませんが…。

ま、それは別の話として、今日はこの冴えない相場でがんばっている業種を見てみます。

まず上で挙げた銀行から。

銀行


【資料:トレーダーズ・ウェブ 以下同】

今日は少し下げていますが、25日移動線の上にあることが見てとれます。

続いて鉄鋼。

鉄鋼


ここも、きっちり移動線の上にいますね。
銘柄では新日鉄、神戸鋼、東製鉄などががんばっています。

では、もっとすごいのいきましょう。
電気・ガス。

電気・ガス


どうです? すごくないですか?
具体的な銘柄を挙げると関西電、中国電、東北電、四国電などですね。

そして最後にもっとすごいのお見せしましょう。

パルプ・紙です。

パルプ・紙


ね、すごいでしょう?

具体的な銘柄、いってみましょう。

王子製紙

北越製紙

大王製紙
いくつかの業種を見ましたが、これを見ると、一見元気のない東京市場も一部では(先行的に)25日移動平均線を突破して元の上昇トレンドに戻りつつあるように見えないでしょうか?

では、今日はこれで!


【後記】
新しいトレード法をつくるために、ここ1週間ほど一日平均1~2冊の本を買っています。
不思議なことで、こういう本が欲しいと思って本屋に行くと、その本がちゃんと目の前に向こうから現れてくれます。

今日はこんな本が欲しいと思って本屋に行って、その関連の棚で探してみたけれど見当たらなかったので帰ろうとしました。
ふとレジの脇を見ると整理されてない箱があって、その中にあった本にふと目が行きました。近寄って手に取ってみると、これが私が求めていた本。

それで気を取り直して、また本棚に戻るとまた一冊、知りたかったことが書かれている本を発見。

「求めよ、されば与えられん」って本当なんですね。


東証1部銘柄のデータをとってエクセルに入力しています。
毎日、こればかりで、さすがに飽きてきました。

まずは2~300銘柄くらいの中から投資対象となる30~50銘柄を絞れたらいいなと思っています。

問題はその後で、ネットから株価をエクセルに自動的に入力できるようにしたいと思っているんですが、PC、ネットに弱い私がどこまでできるのか不安です。
全然、まったく自信ないです!

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