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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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先週を振り返り、来年を展望する

■新興市場は早くも息切れか

日経平均は今週も上昇して今年最後の週を終えた。
今週の動きと、そこから来週、来年の動きを展望したい。

日経平均


ジャス

国内株メインの東証1部株は先週に引き続き上昇し、新興市場は2週連続でむしろ下降トレンドを描いているように見える。(ここには載せていないがマザーズ、ヘラクレスもほぼ同様の動きをしている)

つまり11月22日から始まった反転相場は一部上場では依然として続いているが、新興株は早くも息切れしてしまったといえるかもしれない。

ただテクニカル的には75日移動平均線を抵抗線、25日移動平均線を支持線とした三角フラッグが一点に収束しようとするところにきてきるので年明けには、上か下かは分からないけれどこの保ち合いを抜け出ることが期待される。

こうした新興市場と比べて一部上場は相変わらず元気がいい。(東証二部はまだ保ち合い圏内にあるが、25日を底として上昇している)


■一部市場の元気はまだま続くか?

新興市場等の小型株の低迷は市場資金が大型株へと再び流入していることを示しているだろう。

大型株にはトヨタ、ホンダなどがあるが何といっても新日鉄が相場の中心となったことには異論がないと思う。
新日鉄


それにしても今の新日鉄の売買高は尋常ではない。
28日の売買代金を計算してみると何と2800億円だった。

といわれても実感がわかないだろうから大型株で個人投資家に人気のあるソフトバンクと比較してみると、同日の売買代金は257億円だったから、新日鉄はその10倍以上の資金が動いていたことがわかる。

また先週1週間の出来高は過去1年間の最高の1,241,008,000を記録し、これは平均出来高の5倍近くにあたる。

こんな大型株の話をしていると新興株や小型株の好きな人にはつまらないと思うかもしれないが、実際にどのような株に投資するかは本人の問題としても、大型株の動きに関心を持たないのは投資家として損なことだと思う。

ジェシー・リバモアは、大型株の動きを見ることで相場の流れを読むことが大事だといったようなことをいっている。(「世紀の相場師ジェシー・リバモア」リチャード・スミッテン著参照)


■年明けは小本的には好調継続か

では年明けはどのような展開になるのだろうか?
もちろん予想というよりは予想するに当たっての材料を以下に提供できればと思う程度だけれど。

まず原油相場は落ち着いていることから株式全般の環境は安定していると見ていいのではないだろうか?
原油


次に米株式市場を見てみるが、この動きと東京市場の関連性は最近非常に強くなっているように思う。
まずダウを見てみるとこれは日経平均の動きとよく似ていることがわかる。
ダウ


次にナスダック。
ナス
これはジャスダックに似ている。
ダウと日経平均の関連性はたしかにあるだろう。
しかしジャスダック(新興市場)とナスダックとの関連性があるのかどうかは知らない。
が、もしあるとすれば年明けも東証1部は強含み、新興市場は弱含みの展開が予想されるかもしれない。

他にもアジア市場は好調であり、外部環境は非常に良いといえる。
下は上海株価総合指数。
上海


次に、今回の日本株上昇の大きな要因となった為替を見てみる。
下のチャートに表れているように12月以降の円安ードル高傾向は依然として続いており、その限りではハイテク、輸出関連株などの外需株中心の相場がしばらく続くだろう。
為替

ただ日銀の利上げ回避については1月もないだろうとの意見が大勢を占めているようだが、早くも1月17日の日銀短観あたりで出てくるのではないかという意見もちらほろ出始めている。
となると、これまで日陰の存在だった銀行、不動産などが日の目を見ることがあるかもしれない。

ではこれまでの日経平均を牽引してきた外需関連株はどうなるのか?

その前にファンダメンタルについて一言触れれば、28日に発表された鉱工業生産指数はそれほど良かったというわけではないにしても2ヶ月連続の上昇ということで全体的な環境は悪くはない。
そして新日鉄、トヨタ、ホンダ、コマツといった個別銘柄群のファンダメンタルも問題ない。
それぞれのPERは新日鉄で14.55、トヨタが16.51、ホンダが15.59、コマツが16.29とみなまだ高値圏に達していない。

がテクニカル的にはどうかというと、以上の銘柄群の移動平均からの乖離率はかなり高くなっており、年明けには一度調整が入る可能性があるのではないだろうか。

日経平均もまた加熱気味であることは下のオシレータにも表れているし、騰落レシオでもさすがに27日の134.6のピークを過ぎたとはいえ、まだ125前後にあることはいつ急落してもおかしくないことを念頭にいれておくべきだろう。
日経加熱2


■来年の展望ー機関投資家たちの予想

以上で来年からの株価を占う環境については素描し終えたと思うが、最後に来年の予想についていろいろな意見を次に抜粋してみる。

●来年の株式見通し=日経平均は1.9万円を目指す
 2007年の東京株式市場は、好調な企業業績を背景に日経平均は1万9000円を伺う展開になると予想する。物色面では前半は06年に引き続きグローバルで稼ぐ企業群が中心となりそうだ。後半については国内景気の浮揚感が出てくれば、内需関連に目が向かう可能性もある。需給面では外国人投資家の動向がカギである点に変化はないが、投資信託を通じた個人投資家の存在感が一層強まる公算が大きい。 大手調査機関のでは08年3月期の企業業績について、連結経常利益が10%程度伸びると予想している。大納会の日経平均の引け値1万7225円から10%の上昇は1万8947円で、これが来年高値予想のベースとなる…
【ラジオNIKKEI]】

2007年年央には日経平均株価は2万3000円程度に
 2007年はチャート面からは強気に見ています。まず日経平均株価の月次チャート(ザラ場ベース)をみると、「ファンライン」と呼ばれる3本のトレンドラインが扇形状に形成されるのが確認できます。1991年末のバブル時の最高値(3万8915円)から1993年11月の安値(1万5671円)へ引いたトレンドラインと、同じくバブル時の最高値から1998年10月の安値(1万2787円)を通過して2003年4月の安値(7603円)へ引いたトレンドラインと、そしてバブル時の最高値から2006年6月の安値(1万4045円)へ引いた3本のトレンドラインがみられます。株価がファンラインを上抜けてくると、非常に強い相場になる可能性があることが知られています。

 1990年以降の日経平均株価の上昇局面では1年間で6割上昇するのが標準的であり、安値を付けた2006年6月から6割上昇すると考えれば、2007年年央には日経平均株価は2万3000円程度になるのではないかと予想しています。

そのほかには、外国人好みの国際優良株にも期待できますが、外国人の日本株買いは2007年がピークなので、吹き値があれば売り切る必要があると思っています。また日本人好みの高い配当利回り株も期待でき、こちらについては中長期的に保有すべきでしょう。
【木野内栄治 大和総研投資戦略部部長 チーフテクニカルアナリスト 兼シニアストラテジスト】

●日経平均は年初来高値(17563.37円)を試す展開も
 来週は2営業日しかないため、大発会の立ち上がりが注目されよう。過去10年の大発会の日経平均の騰落状況を振り返ると7勝3敗。2000年以降は6勝1敗(直近は5連勝中)と分が良く、ご祝儀相場という言葉があるのもうなずける。休日中の米国株式相場などの動向次第という側面もあるが、好スターダッシュを期待。日経平均は年初来高値(17563.37円)を試す展開も想定される。
【トレーダーズ・ウェブ】

2007年株式見通し:平均高値予想は1万9510円
ロイターが市場関係者30人に対しヒアリングした2007年の日経平均レンジ予想によると、高値の平均値が1万9543円、安値の平均値が1万5653円となった。関係者の3分の1強の高値予想が2万円を上回っているなど、上向きの企業業績から強い相場展開が予想されている。

 景気に関しては「2007年3月期の増益率は10%前後で着地し、2008年3月期見通しは5─10%の増益になるとみている」(新光証券・エクイティストラテジストの瀬川剛氏)、「企業業績は2007年3月期は5─10%増益、2008年3月期は10%程度と予想している」(りそな銀行・チーフストラテジストの下出衛氏)などの声が出ており、企業業績の増益基調が株価押し上げ要因になるという。エース証券・専務の子幡健二氏は「過去3─4年で日米ともに株価の上昇率以上に企業のEPSの上昇率が高いため、2007年は強気で見通すことができる」とコメントしていた。
【ロイター】


【後記】
今週の損益は+11万円で終わった。
月曜にマイナス14万円を出したのがずっと尾を引き、プラスに転じたのが最終日金曜日になってのことだった。

損益の内訳はシステムトレード(もどき)が+46万円だったのに対し、勘と経験に頼ったスイングトレードはマイナス35万円だった。

その結果、この1ヶ月間の損益は+29万円だった。
なんか、ほんとやる気をなくしてくれる数字です。
(去年の同時期の1ヶ月間の利益はこの50倍ほどだったのだから…)

ただ数字には不満があるものの、何がダメなのかについてのデータを得たことは今月の収穫だったと前向きに考えたい。


今、短期トレードの最大の問題点はリスクマネジメントの方法ではないだろうか。

巷ではデイトレードをしている息子より長期ホールド一本やりのオヤジやばあちゃんの方が儲かっているといった話がちらほら聞こえてくるのは、その問題の一端を示しているだろうし、今年の私

の損益が極端に落ちたのはライブドア・ショック以降、リスクマネジメントをきつめに設定したためにリターンも減らす結果になったのではないかと思う。

トレードを再開してこの1ヶ月間、システムトレード(もどき)と勘と経験に頼ったスイングトレードの両方をしてきたが、どちらも問題点と課題が見えてきた。

前者(システムトレード)についていえば、これまで2銘柄だけを対象としてきたが、内1銘柄は最近トレンドを崩しているため、トレードをしていない。
この結果、投資資金も減っている。
対象銘柄を少なくとも5銘柄以上にしたい。

この対象となる銘柄選択にはこれまで数年間分のデータを使って検証してきたが、今後はチャートを使ったもっと簡素化した方法が考えられると思っている。


もう一つのスイングについての問題点は上で述べたようにリスクマネジメントに尽きる。
これについては、とりあえずは一般解よりも個別株について適切なロスカットポイントを見出す方法で対処していきたいと思っている。

今年はまだ更新するかもしれませんが市況については今日が最後となります。
これまで読んでくれて人、ありがとう。
また来年も共に市場で生き残り、良いトレードができることを願っています。

ではまた!

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東京市場―まだ上昇か、それともピークか?

■強気と弱気の混在した相場

今週は17000円の節目を超える相場となったが、19日火曜日には200円近い急落にも見舞われる荒れる相場となった。

強気と弱気ーこれが今週の相場の特徴となった。
この二つのことを少し以下に見てみる。

引き続き上昇をもたらした要因は先週15日の日銀短観で打ち出された「年内利上げは見送り」だった。
この方向はさらに今週19日の金融政策決定会合でほぼ決定的となった。

こうして<利上げなし→円安→外需株を中心とした株価の上昇>の相場となったのだった。

その結果、下のチャートでも見られるように、11月後半から一部市場は力強く上昇している。
日経


ではもう一方の弱気、つまり19日の急落は何だったのか?

この日、タイ中央銀行がバーツの投機的取引を抑制する厳しい規制を導入したのを受け、バンコク市場のSET指数が約15%急落したことからアジア株全般が急落した。
それに加え、米国株反落、さらには日興コーディアルグループ、ミサワホームホールディングスの不正会計問題が見つかり、東京市場は大幅下落となった。

たしかにいろいろな悪条件が重なったとはいえ、こうした急落は相場の腰が弱いことを物語っている。

上昇し続ける株価の内側はどうなっているのかを次に見てみる。


■外国人が相場を支えている

日経平均が高値更新を続けるこの相場を誰が支えているか?

東証が21日に発表した投資主体別売買差額によると、12月第2週の投資主体の主だったところを見ていくと、

外国人      +5241
個人(現金)   -4487
信託銀行     -1172
自己       +1126
個人(信用)    -578

となり、外国人がこの相場を支えていることが鮮明になる。
外国人は先週も個人(現金)、信託銀行、自己が軒並み売りだったところを一人で買いに入っていたのだから、東京市場は外国人によって買い支えられているといっていいだろう。

東京市場が国際的にも大市場である以上、外国人の比率が大きくなるのは当然とはいえ、外国人に買い姿勢に対して個人投資家が売り一色という対比は市場の不健全さを表してはいないだろうか。

問題は額の多少ではなく、「買い」と「売り」というまったく反対の姿勢にどうしてなってしまうのかにある。

外国人はファンダメンタルで売買するために割安と判断すれば「買い」に入る。
それに対して個人投資家が今、外国人投資家とは反対の「売り」に回っているのは、彼らの多くがテクニカルに立っていりと同時に、現在の株価が加熱気味で今後も上昇しつ続けるということに懐疑的になっていることを示しているのではないだろうか。

ともあれ個人投資家を欠いた市場に健全さはない。そのことが現在の市場の一つの不安をつくっているようにも思う。


■日本市場は割安なのか、割高なのか?

外国人が日本株に「買い」の姿勢を取ってきたのは一つには今年の東京市場が欧米やアジア株に比較して上昇率が低いということに加え、PERが低かったということもあった。
しかし東証1部全銘柄の予想PERはすでに21倍に達していることを見てもファンダメンタル的にも、もう「割安」の水準を超えているのではないだろうか?

ただし、外国人は日本企業の来期の業績が予想以上に好調であろうことを織り込もうとしている点は考慮しておく必要がある。


■テクニカル的にはまだ行けるのか、そろそそピークなのか?

テクニカル的には東京市場がすでに加熱気味でピークアウトを迎える兆候がいろいろ現れている。
例えば、まず騰落指数からいうと22日には115まで下げているが、18日には117にまでなっている。
(ちなみに前回の10月27日のピーク時の指数値は104だった)

また25日移動平均線からの乖離率は+4.3%となっている。
前回の10月27日のピーク時の乖離率は約+3.5%、9月5日のピーク時は+3.4%、+5.3%だったから、それからすれば4.3%という数字が決して安全圏ではないことを示していると思う。
12~18日にはRSI(9日)は89%にも達し、22日でも82.6となっている。
(一般的にRSIは75%以上で「買われすぎ」を示しているとされる。)
またボリンジャーバンドでは12月7日あたりから+2σの上限に張り付いたままだ。

日経平均そのものには下げる兆候はあまり見えないが、個別銘柄では下げる兆候の現れたものがいくつも出てきている。


以上、見てきたように東京市場は連騰にもかかわらず、その内実は少し寒いものがあるように思える。

ただ株というのは内実より勢いで動くところがあるから、年末ラリーとしてこのまま行っていしまうかもしれない。
今は反落という危険を視野に入れながら、この波にもう少し付き合っていきたいと思う。
当然、こういうケースの場合はロスカットなどリスク管理をしっかりやっていきたいと思う。


【後記】
先週の損益はマイナス29万円と大きく負け越してしまった。
19日のマイナス63万円が痛かった。
利上げはないと読んで、この日から投資資金を50%増しにしたことと、上昇トレンドに合わせてロスカットを大きくとったことが損失をよけい大きくしてしまった。

実際、ロスカットの設定は難しい。もし投資対象の銘柄が少なければ過去のデータから最適のロスカット幅を出すというやり方もあるだろう。
しかし毎日、5~10銘柄を売買するにはもっと簡単で、最適の設定方法を考えなければならない。


これについては後で少しまた書きたいと思っていますが、ところでいよいよ今年も残りわずかとなりましたね。

儲けたか損したかは別として(もちろんこれはこれで大切なことですが)、今後につながるような良いトレードしたいですね。

最後の一週間、がんばりましょう。


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先週の相場と今週への展望

■先週の動きを読む

先週の日経平均は私の予想に反して、先週までのジャスダックを思わせるような、ほぼ一本調子の上昇となった。
日経平均


10月の直近高値も抜き、17000円を狙う展開となっている。
このまま17000円の節目を抜けば後は今年4月につけた17500円台の壁まで進む可能性が大きくなる。

逆にジャスダック、マザーズなど新興市場の方は伸び悩んでいる。
ジャス

新興市場の方で利益確定した資金が今度は一部市場に向っているようだ。

この上昇の背景となったのは日銀短観。
プラス1%という数字にサプライズはなかったが、このところ出遅れていた日本株をバックアップするかたちになった。

週末金曜日(15日)の日銀短観予定とあっては積極的に出ることは控えようとするのが普通だと思うが、それにもかかわらず早めになぜ上昇したのかというと、ひとつには週半ばにはすでに利上げはないだろうとのニュースが新聞等に出たためであり、もう一つには「利上げがない→円安→外需株の買い」という連想のもとに輸出関連株が買われていったからであった。

これまで「年内利上げ→円上昇」のシナリオで円を買っていた向きが見切り売りに入ったことが円安を加速させたようだ。

実際、輸送用機器、機械、電気機器といった輸出関連業種が上昇ランキングの上位に入っている。
輸出関連といえば外国人が好きなハイテク関連株があり、事実、シャープ、松下などに外国人による買いが入った。

こうして今週は金利と為替が主導した相場となった。


ところで先週、このブログでドルに代わってユーロをも視野に収める必要を書いたがさっそくその例が出てきたようだ。
それはソニーの動きだ。
ソニーはハイテクとはいえ、任天堂のwiiにやられ、いいところ無しだったが、ユーロ高による円安を受けて、ユーロ高=円安メリットによって株価が上昇した。


ところで今回の急騰には外国人の買いが入っているといわれており、株価は好調と見えるが、売買代金を見れば、まだまだ相場は薄い。
売買代金は12月8日を除けば3兆円はおろか、12月以降に2.5兆円に届く日は一日もないという薄商いが続いている。


■今週への展望

米国市場は堅調のまま推移するのではないか。
(ただクリスマスで買いが鈍るとの説もあるが)
そして東京市場については、基本的には先週の上昇機運は変わらないと見ていいのではないだろうか。

先週の上昇トレンドが金利と為替というマクロによって出てきたものであるように、今週以降もこれを左右するのもこのマクロだろう。

とすれば注目しておきたいのは、今週18~19日の日銀政策決定会合。

もしここで、来春、あるいは早ければ1月にも利上げをする考えがあるといったことが話されれば、上昇基調は反転する可能性が当然出てくるだろう。


【後記】
システムトレードで手がけている2銘柄がトレンド転換に入りそうな気配を見せたので、いつもなら確認すべき指標を今回は見切り発車的に仕掛け、失敗してしまった。
この失敗で火曜にマイナス20万円を損失をこうむり、そこからはトレードがはっきりするまでシステムトレードは中止、後は細いトレードを続けた結果、今週の損益は+30、000円というな情けない結果となってしまった。
もう時給800円の世界の世界に入ってます。

でも今週はやります。 がんばります!(たぶん…)
今年も残るところ後わずか。
がんばりましょう!


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今週から年末までの相場をどうとらえるか?

(続)「11月27日以降の反転相場の行方は?」

■マクロ的にはどうか?

まずマクロから見てみる。
米市場は少し景気減速感が漂う中で上昇基調に陰りが出ており、少し戸惑っているような感じか。
そんなところから米利下げとなると日本の輸出関連には厳しい冬となるかもしれない。

この米景気減速感は円ードル相場にも変化を与えている。
10月からドル安ー円高トレンドが続いていたが、12月に入って、急速に円安方向に反転し始めているからだ。
ドル円


ドル安について少しつけ加えておけば、これはもはやドルー円の関係だけで見ることができなくなっている。

いうまでもなくユーロがドルに代わって世界の中心の位置を占めようという動きが活発になっているからである。

ここには「双子の赤字」やアフガン、イラクなど中東紛争で疲れきったアメリカとEU圏拡大と合わせてロシア、中国のユーロへの接近などの地政学的かつ経済的な要因が作用してゆっくりと為替相場の力関係が転換しようとしている気配がある。

ここでいえることは少なくとも中期的・長期的にユーロに対するドル安傾向はまだ進むだろうし、日本の投資家はこれまでのようにドルに対する円高がどこまで進めば日本企業にとってどれだけ不利かといったことだけでなく、ユーロに対する円高をも考慮に入れなければ投資のスタンスを取ることができなるなるだろう。

ドル安は米企業にとって悪くはないが、長期的にアメリカからの資金流出が続けば米国株にもその影響が表れるだろうことはいうまでもない。

■景気減速か利上げか?

原油は11月17日あたりから上昇していたが、12月に入って少し下げ始め65ドル台で落ち着いており、ここでは不安要因は今のところない。

注目しておきたいのは、8日金曜に発表された景気の先行指標である機械受注統計の数字が市場予想を下回ったこと。
昨日も書いたように、このところ買い戻しに入っている外国人がこれによってまた弱腰にならなければいいのだけれど。

ただ、これによって日銀の年内利上げはなくなったという声が出ているようで、情けないけれど、これはこれでプラスマイナス、ゼロといったところか。

ただ一部には、いや再来週にも利上げはあるのではといった観測もまだあるようだ。

ということでファンダメンタル的には景気減速と利上げ観測が綱引きをしているような状況といっていいだろうか。

とすれば、ここでファンダメンタル的にはあまりいい状況ではないかもしれない。


■先週一週間の株価の動きから見たファンダメンタル対テクニカル

以上、ファンダメンタル中心に相場をみてきたが、ファンダメンタルがやはり相場を決定付ける要因となっていると思わせたのは8日金曜の日経平均の動きだった。
テクニカル的にはこれをどう見ればいいのか?

ところで株の分析にファンダメンタルとテクニカルとがあり、両者が相容れないということは投資家なら誰しも知っているだろうが、この一週間の株価の動きはこの論争にとって非常に面白い材料を提供しているような趣があったと思ったのは私だけだっただろうか。

8日金曜の日足チャートを見てみる。
8日


まず寄り付で大きく下げたのはSQ算出によるものだろうし、午後2時に一時、16400円を割り込む下げは、同時刻に発表された機械受注が市場予想を下回ることからの失望売りだった。

つまり、ここでは株価の動きをファンダメンタルが決定でづけているのだから、テクニカルに対するファンダメンタルの優位性がしっかり表れているといえるだろう。


■テクニカル主導で始まった反転相場

しかしこの2週間の相場で気がついたことはテクニカルがファンダメンタルに優勢だったということだった。

一例を挙げよう。
11月27日からの反転のことだ。
材料らしいものなしに突然、あらゆる市場で反転が始まったことをファンダメンタル分析はどう説明できるだろう。

それがファンダメンタルから説明可能となったのは、2日後の29日に発表された、鉱工業生産指数が大きく上振れたというニュースによってであった。

つまり相場はファンダメンタルより一歩先に動き始めていることが見てとれるだろう。
テクニカル派の人なら、ここで「株価は株価そのものにすでにファンダメンタルなどの動因を織り込んでいるのだ」と主張したくなるような動きだった。

ここでいきなり「ファンダメンタル対テクニカル」の決着をつけようとすればこうなるだろう。

つまり相場というものはある時には、ファンダメンタル的要因によってそのままに動くし、またある時にはテクニカル的要因だけで動くこともある、と。

この問題についてここで書くにはスペースがないが、今、結論らしきことをいっておけば、株価が一義的に決定されないのは、株というものがファンダメンタルといい、テクニカルといい、いったんは人間の欲望と恐怖という曖昧なフィルターを通してしか売買されないからだとだけいっておこう。
だからファンダメンタルかテクニカルかを決定するのは投資家ではなく、相場自身なのだ、と。


さて8日のチャートに戻ると、こうしてファンダメンタル的要素だけで描かれたようなチャートだとしても、テクニカルとしても興味深いものをもっている。

それはいうまででもなく、16400円の下値抵抗線のことである。

これについて考える前にひとこと注意しておけば、この日の寄り付きと午後2時の急落は一見大きく見えるが、この日のボラティリティは105円であり極めて低いものだったことを念頭にいれておいていいだろう。

そこからすれば、この下げは一見、大きく見えるが、実はそれほど大きな下げではなかったといえるだろう。

そして、その「下げ」が16400円までくると買いが入り、反発に転じているということはそこに強力なサポートラインがあると見ることができるだろう。

■需給関係から
年末に株が上昇するいわゆる年末ラリーは今年も期待できるだろうか。

昨年の12月は1ヶ月間で日経平均は15130円から16111円へと100円近く、率にして6.5%上昇したが今年はどうだろうか。

ところで、昨年12月の株式投信が24本中11本が日本株運用だったのに対して、今年は30本中、日本株運用がわずかに4本しかないようだ。
投信が年末株高の要因となっているとすれば、今年のラリーにはあまり期待しない方がいいのだろうか?

■まとめに代えて ギャン理論から

私がいえるのはここまである。
ここから来週の展開をどう予想するのかは個々の判断によるだろう。

ここまでのことを昨日の記事と合わせてまとめれば以下のようになる。

①ファンダメンタル的にはあまり良い材料はない。
②テクニカル的には日経平均の上昇も伸び悩み、個別株(ソフトバンク、住金…)にもピークアウトの様相が出始めている。
③ただ16400円のあたりにサポートラインがある。(それは5日移動平均線にも重なっているが)

来週はどうなるのかについては、むしろ予想しない態度を取りたいと思う。
そのあたりをギャン理論で知られているギャンに語ってもらおう。


「相場が天底となろうとする時を当て推量してはならない。天底は相場が明らかにする。」

「疑わしい時は手仕舞い、取引をしない。『売るべし、買うべし、休むべし』トレンドが明確でない時は売買しない」

「活発な銘柄(市場)のみを取引する。動きが鈍く、活気のない銘柄(市場)には手をださない」


【後記】
昨日、株のプロたちが集まている掲示板を見ていたら、今年は株状況が厳しく株から離れていった投資家が少なくないとか。
3年、4年と株を続けていられる人はごく少数といった話を読むと、考えさせられるものがあります。
損益率も大事だけれど、率の問題よりも、それ以前に継続できる投資方法の確立がまず大事なのだと思います。

この記事を読んでいる皆さん(といっても少数ですが)が、何年後かもこのブログを訪れてくれることを目指した記事を作っていければと思っています。(その前に私が株から去っているかもね。)

ではまた!


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11月27日以降の反転相場の行方は?

■上昇エネルギーが弱まった?

今週も東京市場はおおむね順調だった。
とはいうものの一部市場については下のチャートに表れているように先週の上昇の勢いは今週に入ってから弱まっているように見える。
日経平均

そのあたりを数値として確かめてみよう。

先週(11/27-12/1)と今週(12/1-12/8)の日経平均の推移は次のようなものだった。

先週:15,734円→16,321円(3.7%の上昇)
今種:16,321円→16,417円(0.6%の上昇)

これを見れば今週の日経平均の上昇率は先週の6分の1にとどまったことが分かる。


先週の東京市場をこのブログで「リターン・リバーサル相場」だといったけれど、では今週はどうだったのか?

■基本的には底上げに向っているか?

反転相場から上昇相場へと転換したのか、それとも再び反落に向おうとしているのか?

それを見る前に新興市場の動きも見ておこう。

下はジャスダック指数のチャート。
ジャスダック

日経平均とは違って先週に引き続き力強い上昇トレンドが継続している。(新興市場のこうした傾向はマザーズでもヘラクレスでもほぼ同様に見られる)

さて、こうなるともう反転相場ではなく、上昇トレンドにあるといった方がいだろう。

日経平均に対する新興市場の上昇率が高いのはこれまで新興市場があまりにも売られすぎたということがあっただろう。
下のチャートで確認できるようにジャスダックは未だに夏以降、マイナスとなっているのだから。
ジャス対日経

(赤線は日経平均、青線はジャスダック指数)

そして個人投資家が相場に戻りつつあることも原因していると同時に外国人も買いに入っていることも心強い。
(外国人は2週連続で買い越しとなっている。)

この新興市場の動きが市場の健全さを示しているとすれば、日経平均も今週は少し踏み足状態だったけれど、年末に向けては基本的には上昇基調は変わらないのではないだろうか。

■テクニカルに不安要素

しかし不安要因もなくもない。
テクニカルの的なところで一つ見ておくと、日経225に大きな影響力を持つソフトバンクと住金の動きを以下に見てみる。
ソフバン


住金

ここからは両者ともに上げ過ぎというわけではないけれど、ピークアウトしそうなかたちをしていることが見てとれる。

11月27日からの反転、そこからの上昇トレンドは一度、小休止をはさむ可能性もあるかもしれない。

この動きを加速させたのがとりわけ金曜の相場だった。

このあたりのことをマクロ、ファンダメンタルなところからも合わせて今の相場を見極め、来週の展望につなげていきたいと思う。
(続く)


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【後記】

今週の損益は+21万円で終わった。
先週の約4分の1。
一週間を終えて、この数字を見て、がっくりきた。
今週は睡眠時間も減らしてがんばったのに、この数字か…。

昨日(木曜)段階で+53万円ほどだったから、もう少しいくかと思ったけれど金曜の大きな下げで半分以上を減らしてしまった。
マイナスの大きかったのは5日と今日で、それぞれ30、32万円のマイナスを出している。
これをもう少し抑えることができれば、最終損益も上がったのにと一瞬思ったものの、ロスカットを小さくすればリターンも小さくなるのは当然で、そんなにうまくいくはずもない。

では、どうすればもっと損益をアップすることができるのか?

トレードの口座は今、Eトレード証券と楽天証券の二つでしているが、この二つはおおよそEトレード証券はシステムトレード中心、楽天証券はテクニカル/スイング中心、といえばカッコいいが、早い話が思いついたままに使っている。

では、この二つのそれぞれの損益はどうだったかというと、Eトレード証券が約+30万円、楽天証券がマイナス9万円だった。

この数字には少しあきれてしまうというか、情けないというのか複雑な心境に陥った。

というのも私が今週、睡眠時間を削ってまで翌日のトレードの苦心したのは、楽天証券でしているトレードの方だったからである。

もう一方のシステムトレードの方は、今は2銘柄を主にしているが、毎日、その日の4本値をエクセルに取り込んで、サインが出ていなければホールド、サインが出れば決済というだけの極めて単純なシステムで1銘柄の検討時間は5分ほどで終わってしまうもの。

以上の結果は私に、もう自分の判断によるトレードをするなといっているようではないか…。

来週はトレンドが変わる可能性があるのでポジションを減らして様子見のスタンスを取りながら、トレンドがはっきりした段階で資金を増やしていこうと思う。



この2週間の相場から何を学ぶのか

この2週間あまりの相場は自分にとってとても大きな意味を持った相場だった。
「相場のことは相場に聞け」という言葉があるけれど、まさしく今回の相場から相場のことを学んだという気がする。

もちろん、その学んだところのすべてを十分に理解・把握し、明確に表現できるところまではいっていないとは思うけれど、中途半端ながら、誰よりも自分のためにここに書き止めておきたい。


■いくら儲けたかが問題なのではない

いったいどこから書き始めればいいのかと考えると、まずは自分のこの間のトレードのことから書き始めるのが一番良いと思う。
その失敗を反省するところから次のトレードに向けて得るところがあるに違いないから。


私はこの数ヶ月、株に飽きて少し遠ざかっていたが、10月中旬から復帰、システムトレードもどきのトレードを研究していた。
同時に11月17日に自分の仕事の忙しさがピークを迎えた。
週が開け、22日あたりからようやく実際のトレードに本格的に入るようになった。

そしてその結果はどうだったかというと、22日時点での資産がいくらだったか記録していなかったので、正確なところがよく分からない。
ただ27日から12月1日までの損益が+86万円だったことはほぼ確かだ。

1週間で86万円という利益は数字としては悪いものではないと思う。
しかし、問題は結果ではなく正しいトレードがされていたかどうかだ。

■「正しいトレード」とは何か?

それは相場にもっとも相応しいトレードということである
では今回の相場、つまり11月22日以降の相場とはどのようなものだったのか?
それは今となっては誰の目にも明らかとなったリターンリバーサル、つまり反転相場だった。

反転、だからこれからは上昇トレンドだと私は考え、上昇トレンドにある銘柄でトレンドフォローのスタンスをとった。
しかしこれは間違いではないにしても、正解ではないだろう。
正解はもちろん下落トレンドにある銘柄を対象としたカウンタートレード(逆張り)だっただろう。

ここでトレンドフォローをとるか、それともカウンタートレードをとるかによって数字的にどのくらいの差が出たのかを検証することは難しいが、上昇ランキングの上位にV字型の反転銘柄が登場していたところを見ても、カウンタートレードの優位性は変わらないだろう。

■まとめのようなもの

以上の反省を今後に生かすために以下にようにまとめておこう。

○ 一定程度、長期に渡ってトレンドが続き、反転の可能性が出てきたときはカウンタートレードのスタンスで仕掛けるべきである。

「反転の可能性」についてはスローストキャやRSIなどのオシレータを参考にするが、移動平均線や騰落指数などによって相場全体の動きを常に読むことが大事だ。


【後記】
最近、まじめにトレードしています。
誰だったか名前は忘れてしまったけれどアメリカの有名なトレーダーが、リターンの大きさは労働量に比例するといったようなことをいっていたっけ。

長時間かけて相場を研究すれば必ず儲かるわけではありませんが、楽して長期間に渡って儲けるということは難しいという意味でしょうが、最近、儲けが労働量に比例するというところには共感してしまいます。

私はだいたい10銘柄前後を常に保有していますが、毎日、これらの株のリスク管理などと、相場全体の読みと、新たな銘柄発掘などに3時間くらいかけているので、仕事の忙しさからは解放されたものの、トレードの忙しさに追われています。

そんなわけでブログ更新が遅れていますが、私がいつも思っているのはトレードの合理化です。
ブログには書きたいことがいっぱいあって、暇があればいろいろなメモをとっているのですが、いつも途中で終わってしまうのが我ながら情けないです。
まあ、気長に付き合ってやってください。

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