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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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今夜の「米利下げ」を予想してみる

相場が膠着状態に陥っています。

というのも今が中間決算発表の時期であることに加え、日本時間の今夜にもFOMCで利上げ策を取るかどうかの決定をするからです。


「米景気、減速示す指標相次ぐ・市場は追加利下げ期待

 【ニューヨーク=山下茂行】米国では30日、景気減速を示す経済統計の発表が相次いだ。10月の消費者信頼感指数が2年ぶりの低水準に落ち込んだほか、住宅価格も下落が続いた。市場では31日に結論が出る連邦公開市場委員会(FOMC)で、追加利下げの意見が勢いを増すとの期待が高まっている。」(日経ネット)


概ねの予想は、0.5%はなく、0.25%の利下げが大勢を占めているようですが、数日前から「利上げはないのでは」という意見も出始めています。
さらに、0.25%に加えてコメントが出るのではとの説も出てきて、外から見ると、不安ながらもみんなで賭けでも楽しんでるような雰囲気が漂っています。

いろいろな予想がありますが勝手にまとめさせてもらえば、以下に利下げの数字とその結果、株式市場はどうなるかの予想をまとめてみます。

1、0.5%利下げ→株価上昇
2、0.25%利下げ→変わらず、または下落
3、0.25%利下げ+コメント(「来月も利下げやるかも」)→上昇
4、0.25%利上げ+コメント(利上げ打ち止め宣言)→下落。トレンドも下降に。
5、利上げなし→急落。少なくとも年内は低迷

まあ、こんなところでしょうか。
少し付け加えると、これを見ると0.5%利下げが一番良いように見えますが、ただここまで踏み込んでしまうとFRBとしては来月以降が苦しくなりますよね。

これをやってサブプライムローン問題に揺れる市場が鎮静化すればいうことなしですが、収まらなかった場合にはさらに利下げするしかなくなるからです。
現在が4.5%ですから、0.5%下げで4.0%になると、その後は当然ながら3%台に突入します。
さすがにここまで金利を落とすことは少なくとも今は考えられないでしょう。

ということで0.5%下げは難しいかも。
ではどうなるか?

妥当なのは0.25+コメントかなと。
ただコメント内容は「もう、これっきりだからね」ってバーナンキ議長がいうかどうかですが、あまりその線はないのではと思っているんですが。

というのは、せっかく0.25%下げたのに、そんなコメント出したら、効果を自ら刈り取ってしまうようなものじゃないかと。


別に私ごとき素人が自分の予想をいっても何も変わらないんですが。
ただ、予想はなるべく多くの人が参加して楽しめばいいのではと。

で、私なりの予想をすると数字は0.25%に抑えて、その代わりに数字の効果をより大きく見せるため何らかのコメントを加えるというのが、一番効率的なのではと。
これまでのバーナンキ氏のやり方からすると、そんなことを想像します。

で、コメントは「市場の様子を見ながら来月以降も引き続き(利下げを)検討していきたい」といった感じでしょうか。(何だか、これだとバーナンキというより福井総裁みたいじゃないかといわれそうですが…)


まあ、いずれにしてもFRBは難しい局面を迎えていることは事実で、ここからどう舵を取るのか、そしてバーナンキ氏には「こんなときグリーンスパンがいれば」という無言の市場のプレッシャーを感じているでしょうが、がんばってもらいたいものです。

しかし、ここで「がんばる」とはどういうことなのか?

私自身も投資家である以上、株価は上がって欲しいことはもちろんですが、米国株式市場は、今の段階ではこれ以上、高値追いはちょっと危ないと思っています。
これ以上、実態と離れて株価上昇が続けば、住宅価格の急落と同様の結果が待ち受けることは確かでしょうから。

ということは、ここは少し休みを入れてソフトランディングを交えながら緩やかな上昇相場へ持っていくのが望ましいのかと思います。

とすると0.25%+「利下げ打ち止め」宣言というのもあり、かな…?

ではまた。

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株価が急落した! こんなとき売りかホールドか?

■太平洋金属、当期利益を下方修正

太平洋金属が大きく値を下げています。
急落の原因は10月26日の次のニュース。

[東京 26日 ロイター]
2008年3月期(2007年4月1日-2008年3月31日)
今回の予想 前回の予想
売上高 (百万円)    110,850 134,158
経常利益 (百万円)    53,552 65,926
当期利益 (百万円)    31,907 38,988


予想当期利益は38,988から31,907へと約18.2%下げています。

その結果、株価は下のチャートのように急落しています。
太平洋金属


先週から中間決算の発表が相次ぐ中でこうした下方修正→株価急落という銘柄がいくつも出ていますが、こんなときどうすればいいでしょうか?

PERによってこの問題を考えてみます。

今回の修正が行われる前のEPSは199.6でした。
それが今回、当期利益を18.2%下げたのでEPSは163.35となります。

急落前の株価は1950円(10月18日)だったので、この時の修正前のPERは

9.77(=1950/199.6)でした。

修正後のPERはというと

11.94です。

11.94という数字は日経平均の15~20と比べてみればかなり低いものです。

それなのに投資家は即売りに入りました。

それはなぜでしょう?

■「売り」か「ホールド」か?

それは太平洋金属のここ1年間の安値圏でのPER平均は4.7、高値圏でのPERは10.2とかなり低水準な特殊性によっているのだと思われます。
ここからすると先の数字、11.94は高いと判断したのでしょう。

そして株価は売りを浴び、今日の終値1508円まできたのでした。

ではこの時点で株価はどう判断されるでしょうか?

ここでは「売り」が正解なのでしょうか?
それとも「過剰に売られているのでホールド」が正解でしょうか?

まずは今日時点でのPERを計算してみましょう。

PER=9.23(=1508/163.35)

これは先ほどの太平洋金属の「4.7~10.2」というPER範囲に照らし合わせれば保有圏内にあるとはいえ、高値圏までの“のりしろ”はあまりなくないようです。

ちょっと計算してみると、これから望める高値は次のようになります。

予想高値=1666円(=163.35×10.2)

したがって“のりしろ”は、

1666-1508=158

これでは、我慢してホールドしていても儲けが小さいと判断して投資家が売りに入ったのでしょう。

これに加えて今日、こんなニュースが出ていました。

「大平洋金属 <5541.T> がウリ気配。26日、今08年3月期の連結業績予想の下方修正と配当予想の引き下げを発表、売り物を浴びている。  今期の営業利益を前回発表640億8700万円→497億9300万円(前期比12.0%増)とした。フェロニッケルの主な需要先であるステンレス鋼業界で、夏場以降ステンレス鋼在庫の増加やLME(ロンドン金属取引所)ニッケル価格の先安感により、減産体制に入ったことで、フェロニッケル販売数量が下期も低迷が見込まれることが主因。配当については、中間配当を24円(直近の配当予想では30円)とし、期末配当予想も前回発表30円→24円とした。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 」


ということで短期投資家にとっては、ここで売りはとりあえず「正解」だったのではないかと思われます。

ただし1年以上を投資期間と考えている投資家(私もそうなのですが)、それが正解かどうかを判断するのはもう少し時間を要することではないかと思います。

とうのは低PER株は統計的には長期的に高PER株よりもリターンが良いというデータがあるからですが、これについてはいずれまたということで。


いずれにしろ、下方修正などによって株価が急落した場合には自分の投資方法・期間などに照らし合わせながら、冷静に対処した方がいいでしょうね。

ではまた。

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今週の日本市場はどうなるか?

■テクニカル的には反発の指標が

いよいよ米国が利上げに踏み切ることが確実視される中で、先週後半から米国株が反発し始めています。

その動きを受けて日経平均も先週金曜に反転の様子を示しています。
1026

(上のグラフは上から日経平均日足、スローストキャスティクス、RSI、MACD。クリックで拡大)

そのあたりをテクニカル的に見てみます。
グラフに示したスローストキャスティクス、RSIを合わせて見ると確かに底を打ったように見ることができます。

そこで今度はファンダメンタルで見てみます。

■ファンダメンタル的にも日経平均は反発の可能性大!

日経225のPERについては先日の記事で16あたりが反転の目安と、アバウトに書きましたが、そのあたりをもう少し調べてみました。

するとこんなことが分かりました。

今年4月以降、PERが17を割ったのは3回あります。
1回目は8月17日。(上のチャートで○をしているところ)
この時は上のチャートで見ることができるように、ここを底として日経平均は大きく反発しました。

2回目は9月18日。
この時も、ここから日経平均は大きく上昇しています。

そして3回目が先週金曜日の26日。
PERは16.95とわずかに17を割り込んだところなので、もしかするともう少し下げるということもあるかもしれませんが、それにしても大きく見れば「底」に達したと見ていいのではないでしょうか?

では、月曜から、もう少し下げが続くのか、それともいきなり反発するかについては、後者の可能性の方が大きいかもしれません。
というのは先週金曜の日経平均、続くダウ平均の日足チャートを見ると右肩上がりにその取引を終えているからです。
1026日経一日

ダウ一日



ということで、サブプライムローン問題による中期的・長期的な影響は別にして、今、短期的な観点からすれば日経平均は反発に入る可能性が高くなったと見ていいのではないでしょうか?

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検証! 割安株は下げ局面に強いか?

■割安株の騰落率は日経平均を上回ったけれど

長期投資といえばバリュー株(割安株)が中心になりますが、ではこうした株は最近の下落相場の中でどうなっているでしょうか?

9月末に採取したデータがあったので、これを使ってこの間の騰落率を調べてみました。
低PER

(クリックで拡大)

ここで選択した株の基準は以下のとおりです。

PER<12、ROE>10、配当利回り>2%、経常利益前年度比10%以上、自己資本比率50%以上

上の表がその結果です。

期間は9月28日から10月26日まで。
その間の日経平均の騰落率はー1.7%、JAS平均は+5.4%のところ、上記銘柄群の平均は+2.1%でした。

つまり日経平均を上回ったけれど、JAS平均よりは低かったということになりました。

■東証1部はマイナス、JASはプラスに

では上記銘柄群の中の東証1部、JAS銘柄だけの平均騰落率はどうなったかというと

東証1部銘柄群は-7.1%
JAS銘柄群は+8.8%

となり、JAS銘柄は指数を上回ったけれど、東証1部は指数を下回ってしまったということです。

東証1部銘柄群が平均を下回った理由を見てみると、富士エレクトロニクスがー28.6%、いちよし証券がー11.9%と大きく下げたことが原因となっています。
もし、この2銘柄がなければ群の平均騰落率はー2.7%とかなり日経平均と近づきます。

■2銘柄が大きく下げた理由
富士エレといちよし証券が大きく下げた理由は前者は10月10日に中間経常利益の26%減、後者は10月26日に当期利益前年度比36.4%減を発表したためでした。

こうしてみれば分かるように長期投資といえども、いつ買いに入ってもいいのではなく、決算発表などの数字を見てから買いに入るのがいいといいことが改めて分かります。

ただ、ここで下方修正→急落した銘柄は即売りか、それともホールドかは一概には判断できないでしょう。
それについては近いうちに書く機会があればと思っています。


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サブプライムローン問題がじわじわ深刻化している!

■メリルリンチ想定外の赤字でサブプライムローン問題、いっそう深刻化

米メリルリンチが金融機関として最大の79億ドル(約9000億円)にのぼる想定を超える赤字を出したことでサブプライムローン問題の根深さと長期化がますます深刻化しています。

メリルリンチを筆頭に米金融機関では他にシティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどがそれぞれ10億ドル以上の損失額を抱えた模様。
メリルについていえば、この79億ドルという数字はあくまで有価証券のみの評価損で、この他に格付けの低い企業やファンド向けローンの値下がりで10億ドル弱の評価損を計上しています。
メリル以外の上記4社はかろうじて黒字を確保したことで、米金融機関の経営が揺らぐことはなさそうですが、今後、間接的な打撃も予想されており、証券市場での不安はまだまだ解消されていないといっていいでしょう。

■米中古住宅販売が大きく落ち込む

9月の米中古住宅販売件数は前月比で8.0%減と市場予想を大きく下回りましたが、これは1999年以来最低の水準とのことです。
減少は7ヶ月連続となっています。

こうした金融、住宅の不振を受けてFRBが今月末のFOMCで0.25%程度の追加利下げをするのではないかとの観測が強まっているようです。

先週は利下げの噂が出ただけで株価が上昇しましたが、もうそんなカードは使えないでしょう。
いよいよ利下げするのかもしれませんね。

この場合、米国株は一服するだろうけど、日本株は円高→ハイテク、輸出関連株の下落→平均株価の下落→売り殺到→さらなる下落というスパイラルにならなければいいんですが…。

■どこまで下げるのか? 15000円台も視野に

今日10月25日の日経平均の終値は16284円だったので、PERは18.16になります。
また予想PERでは17.07となります。

最近の東証一部のPERは20あたりまで上昇すると反落するというパターンが多いような気がしますが、では予想PERで17倍というのは割安なのかどうかということになりますが、国内的な観点からは少し割安かなと思う程度でも欧米と比較すれば決して割安ではないといえるでしょう。
たしかに日本株はサブプライムローン問題以降の立ち直りが遅れていますが、といって欧米株以上のPERを買い上げる魅力があるかといえば疑問のあるところですね。

ではどうなれば日本株が「買い!」になるのでしょうか?

一つの目安としてPERが16倍まで下げることを想定します。(15倍なら誰でも買うだろうけれど、そこまで行かなくても買いが入るところなると16倍くらいかなという、かなりアバウトな設定です)

そうなるためには一つは、EPSがこのままとすれば株価が、
16×953.82=15261
あたりまで下げるということ。(10月25日現在の日経225の予想EPS=953.82で計算しています)

■中間決算報告で上方修正を期待するしかないのか?

もう一つは今週から本格的に始まった9月中間決算発表によって予想PERが5%程度上昇して1000近くになること。
すると今日の株価16284÷1000=PER16.28

となってお買い得感が出てきますね。


このところ株価が下げても個人投資家が恐がって買いに入らないそうですが、こうしてみれば、いくら下げても少なくとも15300円前後までくればそれ以上下げることはないだろうから、それほど心配することもないのではないかと思います。
あ、でも短期投資家の人にとってはそんな許容範囲ないですよね。

いやいや長期投資家だって、もう余裕ないよ、っていわれるかも。

私の保有株は割安株が多いので10月のピーク時から平均で5%程度の下げで、済んでますがもう何とかしてもらいたいですね。
そろそろ買い時だとは思うのですが、業績発表が終わらないとまだ恐くて手を出せないですね。

ということで、もう少し様子見です。

今週、日本株はどうなるのか?

■テクニカル的には好材料か?

先週、日経平均は節目となっていた17000円を割り、金曜終値は16814円で取引を終えました。
先週は木曜に少し切り返したものの、ほぼ一貫しての下げ。いいところのない一週間でした。
071019日経平均

チャートからみても下げトレンドが形成されるかのような動きを示していますが、今週はさらに下げ、下降トレンドを固めてしまうのか、それとも上昇へ転じるのか、そのどちらに向かうのかの結節点にあります。

まず現在の株価の位置をテクニカル的に確認してみます。

17000円という値は節目であることに加えて75日移動平均線の支持線ともなっており、いわば城攻めに対する外堀のような役目を果たしていたので、それが破られたことはやはり痛かったといえます。
ではテクニカル的に悪材料しかないかといえば、そうでもなく、一つはもう一つの支持線、つまり25日移動平均線が待ち受けて形になっていることが挙げられます。

もう一つには10月19日株価は8月17日と9月中旬とを結ぶ上昇トレンドの支持線上にあるこということが挙げられます。

さらにこの支持線は17000円の高さで平行に引かれた抵抗線と上昇フラッグを描いていると見ることができます。

以上のことからすれば、先週末の株価はテクニカル的には意外と強力な条件に恵まれていいるといえるでしょう。

■今週後半にちょっと期待

では以上のことを踏まえて今週、株価はどうなるかを考えてみます。

上で見たように先週末の株価付近でこのまま持ちこたえれば、後は少なくとも17000円くらいまで上昇するのでは。
逆にそれを割り込めば後は16500円あたりの節目までの下げがあるかもしれません。

で、それを左右するのは今週後半から始まる9月中間決算の発表でしょう。
金曜夜の米国株は引き続き大きく下げているので、日経平均も週明けはまだ下げるかもしれませんが、私は企業の業績は割合い良くて、そのために反発するのではないかと期待しています。

でも不安材料もなくもありません。

先週17日、このブログに私はアメリカがサブプライムローン問題に意外に楽天的であり、「楽観論支配の空気に呼応するように、FRB(米連邦準備理事会)の月内追加利下げの観測が急速に後退しているようで」と書きましたが、その後、ダウ株などの急落にも表れているようにこうした楽観論は急速に減退しているようです。
これがさらにシリアスになれば米市場からの資金の引き上げ→さらに株価の下落→東京市場の連れ安という流れが出来てくることもなくはないでしょう。

その意味ではこの一週間は今後を占う大きな結節点になるような気がします。

少なくとも週、前半はおとなしくしていようかなと思っています。

ではまた。

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米サブプライムローン問題と日本株の今後

■米3大銀行による「基金」は米信用不安を解消するか?
 
今日のニュースによれば米大手銀行3行(シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン)はサブプライムローン問題に対応するため共同で基金を設立すると発表ましした。規模は750~1000億ドル(8兆8000億円~11兆7000億円)規模と予想されています。

といわれてもどれくらいの大きさかよく分からないので二つほど例を挙げておきます。
98年にノーベル賞学者や天才金融学者、カリスマトレーダーなどが集まってつくられたファンド=LTCMの破綻は米経済にも重大な影響をもたらすだろうということで米政府が救済に乗り出しましたが、その時の救済資金が36億ドル(約4200億円)。
これからすれば、今回の規模の大きさがよく分かります。

また90年代末の日本不良債権によ処理による政府が注入した資金は約12兆円でした。
今回の基金の大きさはこの大きさにほぼ匹敵していますね。
日本の金融機関はこの問題によって日本長期信用銀行の倒産を始めとして、「空白の10年間」を苦しみ続けたことは記憶に新しいです。

ただ日本と米国ではそもそも規模が違うのだから、不良債権問題時の日本よりは痛みは小さいとはいえるかもしれませんが。
そして何よりも米政府肝いりでこうした大きな基金が後ろに控えているという安心感が信用不安を解消する役目を果たすだろうと期待されています。

■サブプライムローン問題は織り込み済みなのか?

このところの米国の株価はこうした動きを先取りするかのように上昇基調を強めています。
少なくとも株価の上では先週にサブプライムローン問題は越えられてしまった!(株価は7月以前よりも上がったという意味です)
市場は、まるで「サブプライムローン問題は織り込み済み}といっているようです。
しかも、そうした楽観論支配の空気に呼応するように、FRB(米連邦準備理事会)の月内追加利下げの観測が急速に後退しているようです。

しかし、本当にだいじょうぶなのか、アメリカ?

■とても不安解消とは…

例えば、米国の投資会社が資金繰りに窮し、住宅ローン債券が一斉に売られたとします。
その結果住宅価格が5%下落すると、2千億ドル近い金融損失が生じるとのことですが、これは欧米主要銀行行の株主資本の3~4割にもなるといいます。

つまり今は安心感が問題の深さを覆い隠しながら、この間の株価上昇につながっていたと見ることもできるでしょう。

冒頭に掲げた「基金」の記事に即していえば、「基金」の規模だけに焦点が当てられていますが、本当の問題はサブプライムローンの“底”がまだ見えてないということに尽きるでしょう。

とすれば米経済の減速基調は「変わらず」でしょう。
つまりドル安、高金利通貨高の方向はとうぶん変わりそうにないらしい、と。


■いくつかの業種の今後を占う

そんな中で、というより、だからこそか、このところ株式市場で気になる銘柄を二つ取り上げてみます。

一つは国際石油開発帝石。もう一つは住友金属鉱山。

今日のニュースによれば「NY原油 初の85ドル台」とあります。
冬場の石油需要を見越した動きとのこと。
IEA(国際エネルギー機関)が先週末、先高感を強める報告書を出したこともかっているようです。

こうした情勢を受けて国際石油開発の株価は今日、130万円の高値をつけました。
私は先月末から少しづつ買っていたので、これはこれでもちろん嬉しいけれど、この記事に注目したいのはそんなことではなくて資源株のことです。

その前にもう一つの方も見ておきます。
住友金属鉱山。
今日、チャートを見たら、かなり高くなっていました。(今日は2%ほど下げたけれど)

今日の日経新聞に「新興国マネー 金市場流入」の見出しで「23年ぶり高値、3000円台に」と出ています。

戦争など地政学的な不安があれば、これまで世界のマネーは「有事のドル」へ流れ込んでいましたが、ではサブプライムローンで本尊の米国が揺れたら資金はどこへ行くか?

昔ながらの動き方“金へ!”という流れがまた出始めているようです。
これが現在の金高値の原因となっていると。そして金→住友金属鉱山というわけです。


ここで先の原油高と合わせて見れば05~6年の資源高の動きが再開されたと見ることができるかもしれません。
(もっとも貴金属と石油以外の鉄鋼、非鉄はそれほどいいわけではないですが。)

何年も前から資源高を予想しているジム・ロジャーズの主張はまだまだ有効なようです。
少なくもと米国の不安が払拭されない限り、こうしたマネーの動きは続くのではないでしょうか。


では、それはいつまで続くのか?

サブプライムローンによる金融不安について、みずほ証券の上野泰也氏は次のようにいっています。
「年末を越えないと、市場が安定したとの確証は得にくい」と。

とすれば年内はまだ資源株、行けるかも。
幸い、住友金属鉱山についていえば、今日は下げたけれど、もう少し下げてもいいのではないだろうか。25日移動平均線からの乖離が大きくなっていたので。

■日本株はどうなるのか?
調子に乗って、最後に日本株の今後についてはどうか?

私は9月末から資金のほとんどを、信用も含めてかなり買って来ました。
それは当然、日本株がこれから上昇すると思ったからですが、その根拠は、日本株が9月末から上昇したのはサブプライムローン・ショックからの立ち直りで一番遅れている日本に世界のマネーが流入しているからでした。
そして、もしそうならそれはどこまで続くかといえば、米株式市場のレベルまでとなるだろうと。
米市場はご承知のようにすでに7月の高値を越えています。
では日本はといえば、日経平均の7月高値が約18000円なのに対して今は17000円少しだから、まだ「のりしろ」は大きいかなと。

つまりまだまだ強気でいいのではと基本的には考えていました。
ただこのところの急騰は加熱気味なので、一旦は休憩を挟みながらも18000円近くまで行くと予想していました。

が、今日の日経新聞によれば、FRBが利下げを決めた9月18日から先週末までの日経平均の上昇率は9.7%で、これはダウ平均(5.1%)を始めとした欧米市場や上海市場(8.8%)よりも高いため、出遅れ感が弱まり、積極的な買いが入りにくい状況になっていると。

なるほど、こうきたか…。

ただ、これについては少し不満があります。
というのは上の比較が9月18日を起点としてますが、現在の株式市場をグローバルに見ようとするならばサブプライムローンによる株価急落が始まった7月中旬を起点とすべきだと考えるからです。l

とはいえ日経平均の今日の下げによってテクニカル的には、たとえばスロー・ストキャやRSIや移動平均線乖離率など多くの指標がこの先の下げを示すようになってしまいました。
それだけはありません。
ダウ、ナスダックなど米国株指標も下げに入ったような動きになっていますね。

ここでもう一度、先の上野氏の言葉を思い出しておく必要があるでしょうか。


短期のトレードをしている人は要注意でしょう。

私もストップ・ロスをきつめに設定して明日以降に備えようと思っています。

ふ~たまに書くと長いね…。


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ではでは!


復活!

お久しぶりです。

一時、仕事が忙しくなり、書くことが難しくなったのとブログ専用に使っていたDELLのパソコンが壊れたためにブログ書き込みのパスワードなどすべてが不明となり、すっかり嫌気がさしてブログから遠ざかってしまいました。

もちろん投資の方は続けていましたが、最近の投資についていえばサブプライムローンの破綻問題はかなり痛かったです。

でも9月後半からの急騰で損失は取り返し、今は今年最大の利益を出しています。
10月に入ってからだけでも+200万円で、そのうち190万円は先週一週間だけの利益でした。

サブプライムローン・ショックから投資をまだ控えている人は、そろそろ買い出動を検討してもいいかもしれませんね。

ただもちろん安心ばかりとはいきません。

短期的には、日経平均が18、000円を超えたあたりで大きな反落が予想されるし、そこに至るまでも“やれやれ売り”が出て来ることは大いにあるでしょう。
先週、先々週などの上昇のしかたはそうでしたから。

さらにはもう少し長いスパンスで見れば、サブプライムローンの問題は解決には程遠い状況だということは常に頭の片隅に入れながら、いわば“恐々と”トレードを続け、小さい積み重ねで利益を取っていくのがいいようです。

以上の事を前提として、買い継続でいいでしょうか?

私は買い継続でいいと思っています。

その理由は、この間の株価上昇はサブプライムローン悪化による急落からの反騰に対する反動だとすれば、世界のマネーはその反騰の出遅れ株に注目しているでしょう。

米国株がすでに7月の高値を抜いてしまったのに対し、未だに7月末の株価と同程度のあたりをウロウロしている株の出遅れ感はいやでも目につくでしょう。

日経平均もジャスダックなど新興株も今年の最高値までにはもう少しノリシロがあるようなので、もうちょっとは稼ぐぞ、と。

ロスカットを忘れずに!

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