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Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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東京市場は底打ちしたのか?

日経平均は3日連続で上昇し、巷では日経平均はついに底打ちしたとの説も出ているようなので、ここらへんでそのあたりを検証してみたい思います。

まずは市場の見方を一つ紹介しておきます。

「株価底入れ確認、売られ過ぎ後の修正高相場に」

6月15日の記事で私はこの間の東京市場の低迷を規定する要因として(1)継続する米金利上昇、(2)マネーの株から債券へのシフト、(3)下落がさらなる下落を呼ぶ構造、(4)村上事件、福井総裁関与などによる日本市場への信頼性喪失を挙げました。

これらに即して、この間どのような変化があったのかを以下に見てみます。

(1)金利上昇について
この間の株価急騰の最大の要因となったのはバーナンキ議長のシカゴでの講演で、インフレ期待が「いくらか後退」したと述べたことのようです。
このため6月にFF金利の上昇があったとしても、それはすでに織り込み済みであり、さらにはその後についてはそろそろ打ち止めでまでないかとの観測が出ています。
こうした安心感から、これまで下げすぎていたと認識された株が買われたというのがここ数日の動きだったといっていいでしょう。

ただ、このバーナンキ発言はどこまで信用していいのかとなると、かなり怪しいと見ていいのではないでしょうか。
これまでインフレ懸念や景気減速などの発言はいったいそこへ消えてしまったのでしょうか。

これまで失言が市場に不安を与え、株価を必要以上に下げてしまったという反省から、これまでの発言を修正したいというメッセージを私は受け取りますが、ただ発言をどのように修正できても、インフレ傾向や景気減速といった経済的現実はそう簡単には修正できないことを相場関係者はもう少し冷静に見ておいてもいのではないでしょうか。

もう少し現実的な話をすれば、今回のバーナンキ発言が確かなものならば、当面はたとえば5.25-5.50あたりで止まるでしょう。
しかし、インフレ懸念が深刻化すれば、再び金利上げが視野に入ってくる可能性が出てきます。
そういう意味では今回の金利上昇への不安解消、あるいは打ち止め観測は「当面」という期間限定の願望のような感じがします。

今、「願望」と書いたのは、株式市場がテクニカル的にあまりに下げすぎていたため、一度はここらあたりで反発があってもいいのではないだろうか、という市場関係者、投資家の強い期待のことを指しています。

(2)株から債券への資金シフトについて
アメリカでも日本でもここ2、3日、株価の上昇にともなって長期債券価格は下落しています。債券から再び株への資金還流が起きているのかもしれません。
ただ、これは超短期的な動きにすぎず、この動きが一つのトレンドとなるのかどうかについてはもう少し見極める必要がありそうです。

(3)下落スパイラルについて

株価というものは長期的にはマクロやファンダメンタルによって動きますが、短期的な動きはテクニカルによって動くことが多いですが、ではそのテクニカルな動きとは何かというと、株価の動きを振り子の動きに例えれば、上昇するものはさらに上昇させ、落ちるものはさらに落ちさせる力のようなものです。
この力が働いている間は、もしそろそろファンダメンタル的には適正株価になったと考えられてたとしても、なかなか下げ止まることができません。

これを止め、反発させるのは相場内部の情報によってではなく、だいたいは相場外部(マクロ)からの情報によってです。
そして今回はバーナンキ発言だったというわけです。

ただ、ここで確認しておきたいことは、今回の株価上昇はマクロのおいしいところをうまく取り込むかたちで相場が上昇したということではあるけれど、マクロそのものは、例えばインフレ懸念や「双子の赤字」は抜本的に解消したというわけではないことです。

しかし、ともあれ下げすぎていた株価をいったんは底打ちさせたと見ていいのかのしれません。
もちろん、このことはこれから上昇トレンドに転じるということを即意味しているわけではありませんが。

(4)村上事件、福井総裁関与などによる日本市場への信頼性について

村上事件については相場は、ほぼ織り込み済み、福井総裁関与については「外国人」への影響はあまりなかったようだとしています。
ちょっと悲観的かもしれませんが、これまでの経験でいうと、こうした悪材料というのは、まず事件の直後に急落や暴落などの「ショック」があり、それが織り込み済みになってそろそろ忘れさられようとする時、もっと大きな急落・下落がくるというパターンがあるのでまだ注意を怠らない必要があると思います。

(ライブドア・ショックの場合、1月16日の堀江逮捕、翌17日から暴落が始まり、23日まで下げ続けますが、そこから反転し、2月7日まで上昇。しかし、今度はそこから2月20日まで再び下げる続けた)


以上のことから、今回の急騰について、以下のようにまとめられるかと思います。

A.マクロ的な要素、とりわけ米金利の行方はまだ流動的。さらなる上昇、打ち止め、どちらも可能性があり、見極める状況にはない。

B.今回の急騰はマクロを契機としたものだったが、実質的にはテクニカルな反発と見ることができる。
したがって上昇トレンドに転じるなどの力を伴った上昇となるかどうかは疑問が残る。


明日は、このB.についてもう少し詳しく見たいと思っています。


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コメント

>土曜日の各駅停車さん
コメント、ありがとうございます。
人でも期待していただけるとがんばって書こうという気になります。

後半部分、今、アップしました。
できはイマイチですが、少しでも参考になればと思います。

明日に期待しています

いつも大変、参考になっています。
>明日は、このB.についてもう少し詳しく見たいと思っています。
期待しています。
そして相場の本格反騰(じっくり反騰?)も。

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