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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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量的緩和解除ー市場の何が変わったのか?(第2回)

■金融緩和解除の流れの中で投資を続けるということ

昨日までのことを一度まとめると、

①米06年度予算教書を見る限り、「双子の赤字」が解消される見込みは少なく、したがってドル安が進む可能性が高いこと。
②米金利は「継続」とされたものの上昇の余地は少ないこと。
③日本は近いうちに量的緩和解除を経てゼロ金利解除へと向うであろうこと。

ここから次のことがいえるのではないだろうか。
②と③によれば日米の金利差は小さくなるはずだから、ドル安=円高に向かい、その方向は①とも一致している。
よって、今後(年内後半から年末にかけて)円高に向う可能性が大きいといっていいのではないだろうか。
つまり、今後考えらる方向は円高・金利上昇というものだ。

これは円高は外需株の環境悪化を意味するが、金利上昇(意識)は相場全体を冷やすもっとも大きな要因となり得る。

以上が、大状況から見た中期的な株式市場の予測となるが、最後にもうひとつ付け加えておきたい。

それは05年が世界的な金余り現象の年であり、そのため世界的な株高が出現していた年であったということである。
アメリカもユーロも昨年から金利を上げ始めた。そして日本もいよいよ金利上昇に向けた動きが開始されたということは、これまでのような世界的な株高現象が一度は終わったという認識を持つ必要があるように思う。

ただ、だからといってもちろん、株式相場が下落するわけではないだろう。まだまだ金利は低く、株に投資するメリットが大きいからである。

ではどこまで金利が上昇すれば株高時代が終わるのか?
金利が5.0%まで進んだ時がひとつの転換点となるのではないだろうか?

というのはPER(株価収益率)20倍くらいが世界的水準とすると、株式益利回り
(1株当たり純利益/株価=PERの逆数)は、
1/20=5.0%となる。
つまり金利が5%のとき、株に投資するのと10年もの国債に投資するのとは同程度の利益が期待できることからだ。
そのとき投資家はリスクの少ない国債の方を選ぶだろうから、市場の資金は株式市場から債権市場に向うと考えられる。

今、米金利は4.5%まで来ているから、もうその直前まで来ている。
日本の金利は徐々に上昇しているとはいえ、今は1.6%程度だから、まだまだ株式投資の優位性は失われていない。

しかし、こうした数字だけで安心してはならないだろう。
株と債権の比較ではリターンとリスクの割合を考んがえながら投資家は行動することを常に視野に入れておきたい。ライブドア・ショックのような株式市場の不安定さが続けば、

真のリターン=リターンーリスク

なのだから、たとえリターンが大きくても、資金は株から債権にシフトしていく可能性は大きくなっていくだろう。


以上、おおまかに株式市場の環境について見てきたので、次は国内ファンダメンタル等の観点から考えてみたい。

■ファンダメンタルに不安はないが

最近のニュースをいくつかアト・ランダムに拾ってみる。

・上場企業、経常益7%増。電機・自動車・上乗せ。連結経常利益3期連続最高
・脱デフレ、『川下』に浸透
・原料高の転嫁進む
・地銀10行のうち5行が最終増益に
・機械受注4.1%増
・大手不動産の4-12月期、4社とも2ケタ経常増益
・家電量販大手5社の4-12月期、全社が経常増益
・石油資源開発公社、純利益最高

これだけ見ても日本企業のファンダメンタルに不安のないことは一目瞭然だろう。
ファンダメンタルが悪ければ、株価は確実に下げる。反対に良ければ時間的ずれが多少はあっても株価は上げる。

ではこれまで見てきた金利、為替などの条件が悪いけれど、ファンダメンタルが良いというときはどうなるのか?

これは個々のケースでしかいえない。
たとえば金利が5%以上になった場合、あるいは1ドルが100円になってしまった場合、いくらファンダメンタルが良くても株にあまり期待することはできないだろう。
あるいは、もし企業の利益が年率20%で伸びていった場合は、EPSも20%上昇し、PERは83%ほど低下するので、もし金利が上昇したとしてもその分を希薄化するといったように。

一般的な議論はさておき、結局のところどうかといえば、日本の企業のファンダメンタルの良さが金利・為替のデメリットを吸収しながら株価を緩やかであるかもしれないが、伸ばしていくのではないかと思う。

ただ、一部機関投資家の間では、株価はすでに06年3月決算の数字を織り込みつつあるという話も出ているようだ。
もしそうなら、これに加えて好材料を出すのはきついところだ。

しかし、それは悪材料についてもいえるのであって、金利上昇に向けた動意はすでに金曜の下げによって織り込まれたともいえるのではないだろうか。


■テクニカルから明日以降を見ると

以上で私の考えをだいたい書いたと思うが、最後にここで明日からの株価はどうなるのか、テクニカル的なところから考えてみよう。

まず日経平均については、10日終値は25日移動平均線ぎりぎりにとどまり、その上に尻を乗せた感じ。
ジャスダックはほんの少しだけれど移動平均線を割ったところで終わっている。
ともに何とか踏みとどまったかたちだが、好材料なのは両罫線とも長い下ひげをつけていること。
とりあえず月曜はテクニカル的反発を期待したいところ。

しかし、もし下げた場合は25日移動平均線を割ることになるので、利益確定・損切りも含めた対策を考えておいた方がいいだろう。

■新興市場について
ジャスダックでは外国人が3週連続で売り越し。
一部市場では外国人が買い越しているが、大型株以上に加熱感が高かった新興株については利益確定してるようだ。要注意だ。


【後記】

今日は、これを書いていたら「先に飲んでるぞ」とのメール。
飲み会の約束をすっかり忘れていました。
あわてて駆けつけ6人で楽しく飲んできました。
帰宅したのは12時近く。飲んだ後に書くのは結構つらいもんですね。

●読んでくれている皆さんへ。

ブログランキング・にほんブログ村で38位になっていました。
ちょうど1週間前のランキングは190位くらいでした。
これを読んでくれている皆さんのおかげです。
なせか嬉しいです。また皆さんに役立つような記事を提供できたらとがんばる気持ちが湧いてきます。

ひとことのお礼を。
ありがとう!
そして、これからもよろしく。
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