プロフィール

株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
詳しくは「はじめに」をご覧ください。

趣味:映画、音楽、読書など


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


カテゴリー


月別アーカイブ


カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

全記事(数)表示

全タイトルを表示

ブロとも申請フォーム


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

NT倍率から内需株相場へのシフトを予想する

■ 現在の株式状況と今後の狙い(4)

●外需株と内需株の関係を相対化した視野から見ること

この間、私はこのブログで相場が外需関連株から内需関連株へのシフトが始まりつつあるのではないかということをいってきました。

その裏づけとして、
(1)今年5月から続いてきた円安が反転のきざしを見せていること、
(2)10年もの長期国債の利回りが高くなっていることを挙げてきました。

今日は違う側面からこの問題を見てみます。
それは、この間の外需株優勢の状況がどの程度のバランスの中にあるのか、あるいは大きな視野の中で見たとき、それは行き過ぎということはないのか、それとももっと上昇する余地があるのかないのかということを見渡せる地平を獲得するということを意味しています。

●NT倍率から見えてくるもの

日本株の代表的な指数に日経平均株価とTOPIXとがあることはあらためていう必要もありませんが、日経平均をTOPIXで割ったものをNT倍率といいます。

日経平均とTOPIXの違いについて簡単にいうと、前者は東証1部の中で日経新聞社がある基準の下で選んだ225種の単純平均で求められますが、後者の方は東証1部の全銘柄の時価総額が、1968年時の時価総額を100とすればいくらになるかをしめしたものです。

対象となる銘柄数と計算方法の違いはあるものの、一方が上昇すれば、もう一方もというように実際の動きはほとんどいっていいほど一致したものになっています。
しかしもちろん少しのずれは生じます。


実際にどのようにズレるのかをグラフで見てみます。
下のグラフで青は日経平均、赤のグラフはTOPIXを示しています。
日経平均とTOPIX


これは最近6ヶ月チャートですが、8月中旬くらいまでは赤(TOPIX)が上になっていますが、それ以降は反転して現在まで青(日経平均)が優勢になっています。

このズレの原因の一つはTOPIXが東証1部の株全体の動きを反映しているのに対して、日経平均はハイテク株の比重が大きいことからくるといわれています。

したがってハイテク株(=外需株)が優勢のときは日経平均の伸びはTOPIXのそれを上回り、内需株が優勢のときは、その逆になります。

この日経平均とTOPIXとのズレを見るための指数がNT倍率です。

以上のことを単純化していえば、外需関連株が優勢のときはNT倍率は大きくなり、内需関連株が優勢のときはNT倍率は小さくなるといえるでしょう。

実際に、この3年間、NT倍率がどのように変化してきたのかを目で見てみます。
日経平均とTOPIXの数値から以下のようなグラフを作ってみました。

NT倍率


●今のNT倍率は高すぎる!

これを見ると過去3年間においてNT倍率は、最大で10.3程度、最低はで9.4倍あたりで推移していることがわかります。

そして、このグラフから現在を相対化するとどのようなことがいえるでしょうか。

(1)現在のNT倍率は10.15くらいですが、過去3年間の中では10.10を超えた期間は03年11月から04年の3月くらいまでの約4ヶ月間しかなかったことからするとそれほどよくあることではないことがわかります。
(2)もし今後さらに上昇するにしても、過去3年間での最高が10.30だったことからすれば、それほど上昇余地があるとも思えません。
(3)この1年間の動きについていえば、グラフはほぼ上昇基調にあり、今年6月に一度下げた底からかつてないほどの傾斜で上昇し続けています。

03年10月から04年4月までの動きや、05年8月から同年12月までの激しい乱高下(グラフ中の立体枠の部分)を見るとき、「急上昇するものは急降下し」、「急降下したものは急上昇する」という法則が生きていると思えてきますが、グラフの最先端(つまり先週)が少し下げているのが少し気になるところです。


●最後に
株の動きについてもそうですが、「いつからそうなるか」という問題に答えることは非常に難しいことです。
ですから、上の予想も外れることは大いに考えられることです。
しかし、たぶん確率が高いと思われることは、NT倍率がこれほど高く推移することはそれほど長くは続かないということではないでしょうか。

ただNT倍率が低くなることは、必ずしも外需株が下げることを意味しているわけではありませんが。
外需株も上昇しながら、なお内需株がそれ以上の率で上昇すればNT倍率は下げるわけですから。


↓ランキングに参加しています。クリックよろしく。
人気blogランキングへ
にほんブログ村 株ブログ



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://tousinokokoro.blog47.fc2.com/tb.php/122-1115ea23

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。