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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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今週から年末までの相場をどうとらえるか?

(続)「11月27日以降の反転相場の行方は?」

■マクロ的にはどうか?

まずマクロから見てみる。
米市場は少し景気減速感が漂う中で上昇基調に陰りが出ており、少し戸惑っているような感じか。
そんなところから米利下げとなると日本の輸出関連には厳しい冬となるかもしれない。

この米景気減速感は円ードル相場にも変化を与えている。
10月からドル安ー円高トレンドが続いていたが、12月に入って、急速に円安方向に反転し始めているからだ。
ドル円


ドル安について少しつけ加えておけば、これはもはやドルー円の関係だけで見ることができなくなっている。

いうまでもなくユーロがドルに代わって世界の中心の位置を占めようという動きが活発になっているからである。

ここには「双子の赤字」やアフガン、イラクなど中東紛争で疲れきったアメリカとEU圏拡大と合わせてロシア、中国のユーロへの接近などの地政学的かつ経済的な要因が作用してゆっくりと為替相場の力関係が転換しようとしている気配がある。

ここでいえることは少なくとも中期的・長期的にユーロに対するドル安傾向はまだ進むだろうし、日本の投資家はこれまでのようにドルに対する円高がどこまで進めば日本企業にとってどれだけ不利かといったことだけでなく、ユーロに対する円高をも考慮に入れなければ投資のスタンスを取ることができなるなるだろう。

ドル安は米企業にとって悪くはないが、長期的にアメリカからの資金流出が続けば米国株にもその影響が表れるだろうことはいうまでもない。

■景気減速か利上げか?

原油は11月17日あたりから上昇していたが、12月に入って少し下げ始め65ドル台で落ち着いており、ここでは不安要因は今のところない。

注目しておきたいのは、8日金曜に発表された景気の先行指標である機械受注統計の数字が市場予想を下回ったこと。
昨日も書いたように、このところ買い戻しに入っている外国人がこれによってまた弱腰にならなければいいのだけれど。

ただ、これによって日銀の年内利上げはなくなったという声が出ているようで、情けないけれど、これはこれでプラスマイナス、ゼロといったところか。

ただ一部には、いや再来週にも利上げはあるのではといった観測もまだあるようだ。

ということでファンダメンタル的には景気減速と利上げ観測が綱引きをしているような状況といっていいだろうか。

とすれば、ここでファンダメンタル的にはあまりいい状況ではないかもしれない。


■先週一週間の株価の動きから見たファンダメンタル対テクニカル

以上、ファンダメンタル中心に相場をみてきたが、ファンダメンタルがやはり相場を決定付ける要因となっていると思わせたのは8日金曜の日経平均の動きだった。
テクニカル的にはこれをどう見ればいいのか?

ところで株の分析にファンダメンタルとテクニカルとがあり、両者が相容れないということは投資家なら誰しも知っているだろうが、この一週間の株価の動きはこの論争にとって非常に面白い材料を提供しているような趣があったと思ったのは私だけだっただろうか。

8日金曜の日足チャートを見てみる。
8日


まず寄り付で大きく下げたのはSQ算出によるものだろうし、午後2時に一時、16400円を割り込む下げは、同時刻に発表された機械受注が市場予想を下回ることからの失望売りだった。

つまり、ここでは株価の動きをファンダメンタルが決定でづけているのだから、テクニカルに対するファンダメンタルの優位性がしっかり表れているといえるだろう。


■テクニカル主導で始まった反転相場

しかしこの2週間の相場で気がついたことはテクニカルがファンダメンタルに優勢だったということだった。

一例を挙げよう。
11月27日からの反転のことだ。
材料らしいものなしに突然、あらゆる市場で反転が始まったことをファンダメンタル分析はどう説明できるだろう。

それがファンダメンタルから説明可能となったのは、2日後の29日に発表された、鉱工業生産指数が大きく上振れたというニュースによってであった。

つまり相場はファンダメンタルより一歩先に動き始めていることが見てとれるだろう。
テクニカル派の人なら、ここで「株価は株価そのものにすでにファンダメンタルなどの動因を織り込んでいるのだ」と主張したくなるような動きだった。

ここでいきなり「ファンダメンタル対テクニカル」の決着をつけようとすればこうなるだろう。

つまり相場というものはある時には、ファンダメンタル的要因によってそのままに動くし、またある時にはテクニカル的要因だけで動くこともある、と。

この問題についてここで書くにはスペースがないが、今、結論らしきことをいっておけば、株価が一義的に決定されないのは、株というものがファンダメンタルといい、テクニカルといい、いったんは人間の欲望と恐怖という曖昧なフィルターを通してしか売買されないからだとだけいっておこう。
だからファンダメンタルかテクニカルかを決定するのは投資家ではなく、相場自身なのだ、と。


さて8日のチャートに戻ると、こうしてファンダメンタル的要素だけで描かれたようなチャートだとしても、テクニカルとしても興味深いものをもっている。

それはいうまででもなく、16400円の下値抵抗線のことである。

これについて考える前にひとこと注意しておけば、この日の寄り付きと午後2時の急落は一見大きく見えるが、この日のボラティリティは105円であり極めて低いものだったことを念頭にいれておいていいだろう。

そこからすれば、この下げは一見、大きく見えるが、実はそれほど大きな下げではなかったといえるだろう。

そして、その「下げ」が16400円までくると買いが入り、反発に転じているということはそこに強力なサポートラインがあると見ることができるだろう。

■需給関係から
年末に株が上昇するいわゆる年末ラリーは今年も期待できるだろうか。

昨年の12月は1ヶ月間で日経平均は15130円から16111円へと100円近く、率にして6.5%上昇したが今年はどうだろうか。

ところで、昨年12月の株式投信が24本中11本が日本株運用だったのに対して、今年は30本中、日本株運用がわずかに4本しかないようだ。
投信が年末株高の要因となっているとすれば、今年のラリーにはあまり期待しない方がいいのだろうか?

■まとめに代えて ギャン理論から

私がいえるのはここまである。
ここから来週の展開をどう予想するのかは個々の判断によるだろう。

ここまでのことを昨日の記事と合わせてまとめれば以下のようになる。

①ファンダメンタル的にはあまり良い材料はない。
②テクニカル的には日経平均の上昇も伸び悩み、個別株(ソフトバンク、住金…)にもピークアウトの様相が出始めている。
③ただ16400円のあたりにサポートラインがある。(それは5日移動平均線にも重なっているが)

来週はどうなるのかについては、むしろ予想しない態度を取りたいと思う。
そのあたりをギャン理論で知られているギャンに語ってもらおう。


「相場が天底となろうとする時を当て推量してはならない。天底は相場が明らかにする。」

「疑わしい時は手仕舞い、取引をしない。『売るべし、買うべし、休むべし』トレンドが明確でない時は売買しない」

「活発な銘柄(市場)のみを取引する。動きが鈍く、活気のない銘柄(市場)には手をださない」


【後記】
昨日、株のプロたちが集まている掲示板を見ていたら、今年は株状況が厳しく株から離れていった投資家が少なくないとか。
3年、4年と株を続けていられる人はごく少数といった話を読むと、考えさせられるものがあります。
損益率も大事だけれど、率の問題よりも、それ以前に継続できる投資方法の確立がまず大事なのだと思います。

この記事を読んでいる皆さん(といっても少数ですが)が、何年後かもこのブログを訪れてくれることを目指した記事を作っていければと思っています。(その前に私が株から去っているかもね。)

ではまた!


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