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Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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東京市場―まだ上昇か、それともピークか?

■強気と弱気の混在した相場

今週は17000円の節目を超える相場となったが、19日火曜日には200円近い急落にも見舞われる荒れる相場となった。

強気と弱気ーこれが今週の相場の特徴となった。
この二つのことを少し以下に見てみる。

引き続き上昇をもたらした要因は先週15日の日銀短観で打ち出された「年内利上げは見送り」だった。
この方向はさらに今週19日の金融政策決定会合でほぼ決定的となった。

こうして<利上げなし→円安→外需株を中心とした株価の上昇>の相場となったのだった。

その結果、下のチャートでも見られるように、11月後半から一部市場は力強く上昇している。
日経


ではもう一方の弱気、つまり19日の急落は何だったのか?

この日、タイ中央銀行がバーツの投機的取引を抑制する厳しい規制を導入したのを受け、バンコク市場のSET指数が約15%急落したことからアジア株全般が急落した。
それに加え、米国株反落、さらには日興コーディアルグループ、ミサワホームホールディングスの不正会計問題が見つかり、東京市場は大幅下落となった。

たしかにいろいろな悪条件が重なったとはいえ、こうした急落は相場の腰が弱いことを物語っている。

上昇し続ける株価の内側はどうなっているのかを次に見てみる。


■外国人が相場を支えている

日経平均が高値更新を続けるこの相場を誰が支えているか?

東証が21日に発表した投資主体別売買差額によると、12月第2週の投資主体の主だったところを見ていくと、

外国人      +5241
個人(現金)   -4487
信託銀行     -1172
自己       +1126
個人(信用)    -578

となり、外国人がこの相場を支えていることが鮮明になる。
外国人は先週も個人(現金)、信託銀行、自己が軒並み売りだったところを一人で買いに入っていたのだから、東京市場は外国人によって買い支えられているといっていいだろう。

東京市場が国際的にも大市場である以上、外国人の比率が大きくなるのは当然とはいえ、外国人に買い姿勢に対して個人投資家が売り一色という対比は市場の不健全さを表してはいないだろうか。

問題は額の多少ではなく、「買い」と「売り」というまったく反対の姿勢にどうしてなってしまうのかにある。

外国人はファンダメンタルで売買するために割安と判断すれば「買い」に入る。
それに対して個人投資家が今、外国人投資家とは反対の「売り」に回っているのは、彼らの多くがテクニカルに立っていりと同時に、現在の株価が加熱気味で今後も上昇しつ続けるということに懐疑的になっていることを示しているのではないだろうか。

ともあれ個人投資家を欠いた市場に健全さはない。そのことが現在の市場の一つの不安をつくっているようにも思う。


■日本市場は割安なのか、割高なのか?

外国人が日本株に「買い」の姿勢を取ってきたのは一つには今年の東京市場が欧米やアジア株に比較して上昇率が低いということに加え、PERが低かったということもあった。
しかし東証1部全銘柄の予想PERはすでに21倍に達していることを見てもファンダメンタル的にも、もう「割安」の水準を超えているのではないだろうか?

ただし、外国人は日本企業の来期の業績が予想以上に好調であろうことを織り込もうとしている点は考慮しておく必要がある。


■テクニカル的にはまだ行けるのか、そろそそピークなのか?

テクニカル的には東京市場がすでに加熱気味でピークアウトを迎える兆候がいろいろ現れている。
例えば、まず騰落指数からいうと22日には115まで下げているが、18日には117にまでなっている。
(ちなみに前回の10月27日のピーク時の指数値は104だった)

また25日移動平均線からの乖離率は+4.3%となっている。
前回の10月27日のピーク時の乖離率は約+3.5%、9月5日のピーク時は+3.4%、+5.3%だったから、それからすれば4.3%という数字が決して安全圏ではないことを示していると思う。
12~18日にはRSI(9日)は89%にも達し、22日でも82.6となっている。
(一般的にRSIは75%以上で「買われすぎ」を示しているとされる。)
またボリンジャーバンドでは12月7日あたりから+2σの上限に張り付いたままだ。

日経平均そのものには下げる兆候はあまり見えないが、個別銘柄では下げる兆候の現れたものがいくつも出てきている。


以上、見てきたように東京市場は連騰にもかかわらず、その内実は少し寒いものがあるように思える。

ただ株というのは内実より勢いで動くところがあるから、年末ラリーとしてこのまま行っていしまうかもしれない。
今は反落という危険を視野に入れながら、この波にもう少し付き合っていきたいと思う。
当然、こういうケースの場合はロスカットなどリスク管理をしっかりやっていきたいと思う。


【後記】
先週の損益はマイナス29万円と大きく負け越してしまった。
19日のマイナス63万円が痛かった。
利上げはないと読んで、この日から投資資金を50%増しにしたことと、上昇トレンドに合わせてロスカットを大きくとったことが損失をよけい大きくしてしまった。

実際、ロスカットの設定は難しい。もし投資対象の銘柄が少なければ過去のデータから最適のロスカット幅を出すというやり方もあるだろう。
しかし毎日、5~10銘柄を売買するにはもっと簡単で、最適の設定方法を考えなければならない。


これについては後で少しまた書きたいと思っていますが、ところでいよいよ今年も残りわずかとなりましたね。

儲けたか損したかは別として(もちろんこれはこれで大切なことですが)、今後につながるような良いトレードしたいですね。

最後の一週間、がんばりましょう。


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