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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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PERなどの指標を考える(1)

先日(2月6日)のブログに、『株価4倍 割安成長株で儲ける収益バリュー投資術』(角山智著)について触れ、
「PER、EV/EVITDA倍率、真のPERという3つを比較したところに興味を覚えました。
もう寝る時間が来たので、これについては明日以降、また書きます。」

といいながら、10日以上が経ってしまいました。

この続きを途中まで書いたのですが、その原稿が紛失してしまい、後々になってしまいましたが、さすがに気になってきました。
ということで、この話をしたいと思います。


「割安株」という言い方があります。
これはバリュー投資で、理論的に想定できる株価より安い株のことを指します。
では、何に対して安いのかというと、資産に標準を合わせるか、収益に対して標準を合わせるかなどいろいろな考え方がありますが、ここではもっとも一般的である収益に標準を合わせた企業価値を算出する方法について考えてみます。




■PERはどのようにして使えるのか?

株価の水準を知るのに使われる指標でもっとも有名なものといえばPERでしょう。

PER(株価収益率)は次のように求められます。

PER=株価÷EPS(1株当たり利益)

EPSとは純利益を発行済株式数で割ったもので、一株が1年間にいくらの利益を生み出すかを示しています。

ではPERはいくらが適正なのでしょうか?
それについて正しい答えというものはありません。
というのはPERは時代、市場、業種、成長性などさまざまな要素によって違ってくるからです。

例えば1987年の東証一部の平均PERは一時、60倍を超えていましたが、90年には30倍にまで下げ、94年には再び60倍まで上がったかと思うと、98年にはまた30倍まで下げ…といったようにめまぐるしく変わっています。

また2月17日現在の市場別PERを見ると東証一部では22.23、東証二部では24.40、ジャスダックでは39.38というように違っています。

また業種別(1月)で見ると小売業は67.7なのに対して、海運業は11.0にすぎません。

こうしてみると適正なPER値などないのではないかと思えてきます。
しかし、すでにどこかで書いたことですが、一応の目安として

PER…20倍

を一つのめどとして見ておいていいのではないかと思います。

ただし上に見てきたように、これは個々の銘柄にそのまま適用するのは難しいでしょうが、日本の株価が加熱気味なのかどうなのか(=世界の水準より高くなっていないか、どうか)を知るためには役立つ指標といえると思います。

最近でいえば、昨年暮れから東証全銘柄の平均PERが20倍を超えたあたりから“加熱気味”という言葉が出るようになり、1月17日にはあのライドドア・ショックを迎えたわけですから、一つの判断材料になると考えられます。


■PERを使った実践例

今、上で個々の銘柄について使うことはできないといいましたが、例えば業種との関係においてとなれば使えることはあります。

今、日本株は全面安に陥っていますが、ライブドア・ショックなどものともせず上昇を続けている株、しかも誰もが知っている超有名銘柄があります。

トヨタ自動車です。

この間の下げの最大の要因は日本株は高過ぎる(=PERが高すぎる)という判断の下に外国人投資家からの売りが入っていることによるようですが、そこでも「割高」という判断がそこに入っているように、逆に「割安」と考えられるものには投資を継続、あるいは増やすという判断が出てくことはあり得ます。

その一つがトヨタ自動車なのです。
なぜか?
輸送機器の平均PER(1月)は19.9でしたが、1月18日の株価は5780円でした。
これに対してEPS(1株利益)は355.4なので、

PER=5780÷355.4=16.2

とかなり割安でした。

トヨタはその後、次第に上げていきましたが、ここで1月末のPERを(株価6060円)計算してみると、

6060÷355.4=17.1

となり、それでもまだ輸送機器の平均19.9より低いことが分かります。

実際、トヨタは2月に入っても上昇し続け、2月17日には年初来最高値の6420円をつけています。

では、これはどこまでいくのでしょうか?

平均PERを使って適正値を求めてみましょう。

株価=PER×EPSなので、
19.9×355.4=7072.46円

ということになります。

とすると7072円-6420円=652円

なので、まだ650円あまりは上昇してもいいと考えることができます。

それだけではありません。
株価は振り子のような運動をする性質があります。
高く振れるときはより適正値を超えて高く上昇する傾向が強いのです。
また最高値というのはその値で買った人がいないということを意味しているので、売りを浴びせられる心配が低いということです。

つまり有利な条件がいろいろとそろっているようです。

ただし判断は自己責任で。

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(続く)
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