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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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「節目」という魔物

株には「節目」という言葉がある。
ある銘柄がある株価に達すると、そこからはなかなか抜けない、あるいは逆にそこに達すると下げ止まるといった株価があるとき、それらを指していうらしい。
だが、はたしてそんなものが実在するのか?

たとえば一度は下げていた株価がまた上昇し始め、前回の高値を抜こうとするとき、その株価が一つのネックとなることはトレーダーにはよく知られていることだ。

これには一応の理由らしきものがある。
前回の高値付近で買っていた人たちは、これまで含み益を抱えて売れずにいたのだが、前回高値に近づくにつれ、そこで売れば損はほとんどない状態になるので「やれやれ売り」がどっと市場に出てくるから、そこが一つのネックになりやすいというものだ。

そして、そこを抜ければ今度は含み益を抱えている人はいないのだからするすると上昇していくといわれている。

こうした「節目」はまあそれらしき理屈があるからまだよい。

問題は100円とか1000円といったキリの良い数字のところでそうした「節目」が現れるということだ。

はたして、こんな節目があるのだろうか。いや、あっていいのだろうか…。

店頭で売られている商品なら、財布から払う手間を考えれば1001円より1000円が望ましい。
また1000円という値札より988円という値札の方が安く感じるといったことはある。

しかし株を財布からカネを引っ張り出して買う人がいるわけではないし、また、たしかに「割安株」という言葉はあるとはいえ、それは決して1000円のものが988円だからといったものではないだろう。

抽象的な“値”だけを売買する株というものにそんな理由はないとすれば、「節目」というのはただの幻か、それとも真夏の夜の夢のようなものか?

ところがいろいろ見てみると、なぜか不思議で奇妙な光景が見えてくる…。


たとえば05年のニッシンはなぜか200円(調整値100円)で下げ止まり、スルガ銀行の最高値は1600円ちょうどであった。

また05年5から下げ続けていた松井証券は8月1日に1000円まで下げると、そこでぴたりと止まってしまった。

あるいは、05年5月から長期上昇トレンドに入っていた日本板硝子は今年1月に600円ちょうどをつけたとたんにまるで憑き物が落ちたように(正確には「憑き物がついたように」というべきか)下落し始めたのはいったいどういうわけなのか。

横浜ゴムにおいては、04年秋からずっと上昇していたのが、今年1月7日に律儀に700円ちょうどの高値をとつけるとそこを頂点にして今度は下落していく…。

何か奇妙ではないか?

奇妙といえばやはり05年のユニチャームは、春先から4500円から4400円近辺をだらだらと下げ続けていたのだが、7月28日4440円、翌29日4330円ときて、翌(営業日)8月1日は何といきなりこの年の最安値4000円をつけたのだった。

ところがこの4000円という値をつけたのはほんの一瞬であって終値は4110円であった。

不思議なのは株価はこの日、4000円をつけたことを忘れてしまったかのように、あるいは慌てて恥を覆い隠そうとするかのように、翌日から4230、4300、4400円へとするすると値を上げていき、何事もなかったかのように、再びあの4400~4500円近辺のだらだらした、この年の夏の気候のような相場に戻っていったのだった。

では、あの、一瞬垣間見せた鋭い下げはいったい何だったのか?
あれは蜃気楼だったのか? それとも夏の暑さにやられたのかと、そう疑ったトレーダーがいたかどうかは知らないが。

田辺製薬も似たようなものだ。

5月から下げ続けていた株価は7月4日にこれも一瞬であったとはいえ、最安値の1000円ちょうどをつけると、そこから反発したというよりも、年寄りがようやく腰を上げるといったかたちでよろよろとほんの少しだけ腰を浮かしたが、決してそこから下げることはなかった…。


もう一度いうが、この4000円ちょうどといい、1000円ちょうどには何の理論も合理性もない。

とすればこの“ちょうど”にはどうも魔物が棲んでいるのかも知れない。

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コメント

私も同じです。
たぶん多くの人はキリのいい節目で指値を出すだろうから、買いのときはそれより少し高く指しておきます。

売りのときでも同じです。

にもかかわらず、節目が出てくるのはなぜなんでしょうかね?

いや、ほんと節目の板って厚いですよね。
なんでそんなに皆揃ってキリのいい数字に注文を入れるのか、
当方には理解できません。

キリ値付近に注文を出したいときは、その1~2呼値
手前で注文を入れておくと、約定確率が格段に
アップするので、よく使っています。

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