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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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この4日間の日経平均の動きから読み取れるもの

昨日は15年間という大きなスパンで現在の市場を見てみましたが、今日は4日間の、それも分単位の動きを見ることで今、市場がどんなところにあるのかを見てみたいと思います。

まずはこの4日間の日経平均をティックで見てみます。
ここでティックでを使うのは5分足より動きがよく見えるからです。
日経ボラティック


ここから読み取れるいくつかの特徴を以下に見ておきます。

①その日の高値がすべて午前中、それも9~10時の間に出ていること。

②そして午前中に最高値を出した後は、下げていき、早いときは午前中に、遅いときは午後に最安値をつける。
最高値は一度つけてしまうと、二度とその近辺にいくことはない。
が、最安値は何度かそれを下抜こうとするが、結局は抜くことなく終わる。

③もう一つの特徴はボラティリティの低さが目だっていること。
この1ヶ月間のボラティリティは以下の表のようになっており、その平均は1.35%です。
327日経ボラ


参考のためにその1ヶ月前も見てみます。
227ボラティリティ

ここでも平均値は1.6%です。

それに対してこの4日間のボラティリティは

0.64%
1.19%
0.91%
0.67%

であり、その平均は0.85%にすぎません。


以上のことから、今、市場はどうなっているかを読み取ろうとすれば、
①、②のから、処分したい玉を抱えている投資家がまだ多いことを示しているといえるでしょう。

そして、もう一方には、前日の安値を押し目と考え、積極的に拾っている投資家たちがいるともいえます。
(この一日のパターンを使えばデイトレーダーはかなり楽にトレードができるでしょうね。)

朝方は、前日の安値を見て買い方が優勢になり、その高値を見て売り手が売りを浴びせるという構図ができているようです。

ボラティリティの大きさは買い手と売り手との考えの差の大きさを表しているとすれば、③で見たように、ボラティリティが小さくなっていることは、両者の考える“適正値”が次第に接近していることを表していると考えられます。

では、その“適正値”とはいくらのことなのか?

それはこの4日間の高値と安値の平均の間と考えられます。
計算してみると

高値 16,642円
安値 16,501円
中間値 16,572円

でした。

この時期は年度末で機関投資家からの大きな買いが入るなどの要素があるので、何ともいえませんが、そうしたことを除けば市場は上に挙げた数字の範囲で推移する可能性が大きいかもしれませんね。

まあ、株のことは私のいうことを聞くより、株自身に聞いた方がいいですが。


【後記】

今朝、27日の日経新聞によれば、同社がまとめた主要30業種の4-6月期の産業天気図は、前期まで景況予測が「小雨」だった建設・セメントが「曇り」に改善され、その結果、「小雨」以下の業種が一つもなくなったが、これは15年ぶりのことであるという。

「日本経済『強さ』増し成長へ」、「回復、地方へ広がる」という一面トップの記事と合わせて読めば、日本経済の復活は「いざなぎ景気」を抜く勢いでまだ伸び続けるだろうと感じさせる。

この記事は今後の株価上昇を期待させるものだが、ここで気がついたのは「15年ぶり」という数字のこと。

昨日、一昨日とこのブログで「過去15年間の日経平均から今年を予想する」という記事を書いていたのですが、たまたま、この15年がなぜか同じだったので。

もちろん、そんなことはよくあることですが、さらにその前日の記事「ニュースから市況を読む」の中で何本かのニュースを取り上げていますが、その中の見出しの一つが、

「公示地価、東京都が全域平均で15年ぶり上昇」

だったことを思い出して偶然の面白さに気がつきました。

そして、ふとその下を見ると、

「消費性向15年ぶり高水準・05年サラリーマン世帯74.7%…」

という記事があるのを見つけたときは、何といっていいのか、ちょっと困ってしまいました。

もちろん、少なくとも「日経平均15年間…」を除く3つの「15年」は無関係ではなく、むしろ非常に近いものなので、それが同じ場所で出会うことは珍しくはないのでしょうが、私が取り上げたのは極めて恣意的な理由からだったので、これは偶然の要素が大きいといっていいでしょう。

私はこの偶然のおかしさに少し笑いかけましたが、すぐに止め、私にいたずらを仕掛けている存在をふと思い、そこで再び微笑んでしまいました。

そんな存在をもし言葉にすれば、志賀直哉の『城之崎にて』だったかの中で、風がないのに木の葉がさわさわと揺れるのを見て、主人公が、そうか、そうなんだと納得するような場面があったような記憶があるのですが、そんな感じです。(ずいぶん昔に読んだので、間違って記憶しているかもしれないですが…)

事故に遭遇し、生死に一生を得た主人公は城之崎温泉で療養中、見かけたヤモリを驚かそうと軽く投げた小石がヤモリを死なせてしまった偶然に驚かされます。

『城之崎にて』は人間の運命(志賀直哉はこんな恥ずかしい言葉を使いたくなかったから、禅問答のような、あの木の葉のシーンを描いたのではなかったか…)と偶然の関係を一瞬の内に捕らえた、まるでアンリ・カルティエ・ブレッソンのスナップショットのような小説だったっけ…。

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