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USEN、インデックスの業績下方修正から見えてくるもの

■最近の新興市場ついて

最近、新興市場がまた冴えない動きとなっています。

インデックス、USENの大幅な下方修正に嫌気の売りが出ており、それがライブドアを想起させることもあって、新興全体の下落につながっているように思えます。

新興市場が下げ、東証一部が下げてない場合、新興市場の資金が東証一部市場に流れ、東証株価が上げるということがあります。
もしかすると最近の東証一部上昇の要因にはそうしたことも含まれているかもしれません。

しかし、長期的、一般的には東証一部と新興市場は連動します。
(下は日経平均とジャスダック平均の2年間の比較グラフ)
日経平均とジャスダック平均


では、今週以降、新興市場は上げるのか、それとも東証一部が下げるのか?

今週より決算発表が始まり、おそらくはそれほど悪くはない数字に押されて東証一部は上げることはあっても下げることはあまり考えられにくい状況にあるとは思います。
それに対して新興市場の方もサプライズを含む良い数字が出れば、この状況を脱することができるでしょうが、それよりも期待外れに終わる可能性もなくもありません。

というよりも、新興市場はライブドア問題と同様の、ファンダメンタル以前の問題を未だ脱しきってないという点に大きな問題を孕んでいると思われます。

インデックスとUSENの今回の業績下方修正はその問題を白日の下にさらしてしまったのだと思います。
これについては以下、詳細に見てみますが、こうした問題によって、またしても新興市場のリスクが意識され、外国人に限らず投資家全般の信頼を失ったことの問題の深さを新興市場は近いうちに身をもって知らされることになるのではないかと思っています。

そいういう意味においては、新興市場は今、厳しい状況にあると思うのですが、問題はこの新興市場の不振がやがて東証一部へも波及するのではないかということです。

■USENとインデックスの業績下方修正について

USENの業績修正は、売上高が従来予想比100億円減の1700億円(前期比10.3%増)、経常利益は同75億円減の10億円(同84.1%減)というように、84.1%減という信じられない数字が出ています。
問題なのははたして4月20日になるまで、これだけの数字が分からなかったかどうかということです。

もちろん、私は会社側はもっと早い段階で知っていたに違いないと思っています。

この発表に対し、J.P.モルガン証券は、投資評価を「ニュートラル」(中立)から「アンダーウエート」(弱気)に引き下げるとともに、「今回の下方修正はネガティブ・サプライズ」だとコメントしています。
担当アナリストをおき、常に調査している証券会社が「サプライズ」といわざるを得なかった、この発言には、言外にUSENのIRに対する不信感が表れているような気がします。

その不信感は業績発表の前日20日の株価の動きに集約されるといってもいいでしょう。下のグラフは20~21日の株価の推移を表したものです。
USEN


午前中は2660円前後で推移していた株価が午後は急落、2400円まで値を下げています。そして翌日はストップ安となるのですが、業績発表の行われたのが20日の3時半であれば、それ以前の午後の急落はどう見てもインサイダーを疑わせるものです。

次にインデックスを見てみます。
インデックスは19日、今8月期の2月中間期業績推定値と通期見通しの修正を発表。
中間期推定値は従来の40億円から27億7000万円(前年同期比28.5%減)へ、通期見通しは同110億円から81億5500万円(同16.8%増)へ減額しています。

下はインデックスの6ヶ月間のチャートです。
インデックス

株価は3月31日の248000円をピークに下げ基調にありましたが、4月17日に急落していたところに19日の発表があり、株価はさらに急落します。
ここでも17日の急落はそこにインサイダー取引があったのではないかと思わせるようなものでした。


■新興市場から東京市場全体へ

以上に見たように、2社の業績修正は“不正”と疑われても仕方ないものでした。
2社の問題が今回初めて出たというならまだしも、ライブドア・ショックからまだ市場が立ち直らない内にこんなことが起きれば、新興市場だけでなく、世界第2位の規模を誇る東京市場全体の信頼性を失わせることになるのは当然の成行だと思われます。

そして、この市場が脆弱であるという危うさは東証一部にも波及する可能性をももっているでしょう。

このところ株価が低迷しているヤフーがその前触れのように思うのは私だけでしょうか。


【今後について】

インデックスにしてもUSENにしても、もっと以前から業績の悪化について分かっていたはずです。もっと早く開示していれば、投資家の傷も、市場の傷も、もう少し浅くて済んだでしょう。

ともあれ、こうした株を保有していた場合、投資家はどうすべきでしょうか?
どれくらいの損をしたのかにかまわず、ともかくいち早く損切りすべきだというのが私の考えです。
なぜなら、こうした一度、不正なことをした企業はさらなる不正を重ね、もっと下げることがあるからです。

できれば近々中に、①危ない企業リスト、②安心できて上昇も望める新興企業リストなどについて書きたいと思っています。

【後記】

私は幸い、この2つの株は持っていませんでしたが、過去に何度かこうした理不尽な業績下方修正によって大きな損失をこうむったことがあります。
損害を避ける方法は危ない銘柄には近づかないこと、そしてこれからはファンダメンタル的に納得できる銘柄になるべくシフトしていくようにした方がいいと思っています。自戒を込めて。

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コメント

なおなおさん、だいたい下げの原因といっても分からないことが多いですよね。

もし明日もまた一段の下げが続くなら、「魔の4~5月」に入る可能性大でしょうね。
でも、少なくとも午前中くらいはテクニカルな反発があると思うんですが、どうなることか。

GCさん、月曜に下げて金曜に上げですか?
先週くらいまでは午前中に上げて、午後に下げるという周期性が見られましたが、これは今の多くの投資家が頼っているトレードが定型化されているせいではないだろうかと秘かに思っています。

理由が分からない時には「調整」という言葉は便利なので私も愛用しているんですが…(笑

今日の下げはライブドアのときに似た下げでしたね。でも あの時は理由があった・・この下げは何が原因なのでしょうか?原油高・円高・選挙 どれも取ってつけたような理由のような気がしてなりません。魔の4月末のなるような気がしているのは 私だけでしょうか?

いったいなんなんでしょうね。
魔の月曜日が再び。
月曜日はいらないですね。
「調整」?
そんな簡単なことですめば
いいけど

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