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東京の市場の今後について

日経平均、新興株ともに大きく下げています。

まず日経平均の方は16900円あたりの支持線を割り込み、16601円まで下げましたが、これは3月22日前後までの戻りとなっています。

ジャスダックを見ると115の支持線を割り込み、112まで下げてしまいました。
これは2月20日前後まで戻ったことを意味します。マザーズもほぼ同様の下げでした。
その意味では新興株の下げの方がより深刻といえるかもしれません。

円が110円を割ることで日本企業の業績はかなりきついところになるだろうと11日にも書きましたが、実際に円は一時、109円台まで急上昇し、株式市場はこうした事態を受け大きく下落しました。

この急落は実はテクニカル的には数日前からジャスダック、マザーズなどの新興株に危険な感じが出ていました。
ジャスダックでいえば、チャートが下降フラッグとなっており、114あたりにあった支持線を割り込む恐れが出ていたことでした。

日経平均の方もまたこれによく似たチャートをしていましたが、上値抵抗線の傾斜が緩く、平行線に近いものだったので、状況は悪いにしても、これほど急速に下げるとは思っていませんでした。
しかし、12日の日経平均はそんな楽観を一気に打ち砕き、大きく下落したわけですが、この下げについて以下、3つの要因についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。

■株価下落の最大要因としての円高

まず12日の急落の背景についてですが、まずはいうまでもなく円高です。

これについては旧ブログに書いたように、過去の日経平均の動きからいえることは、円が115円以上になるとハイテク・輸出関連を始めとして日経平均が下落する傾向があるということをまず再認識しておきたいと思います。
さらに多くの企業が1ドル=110円を損益分岐点においているという点も。

以上のことはドルー円チャートからしても明らかでしょう。
4月後半から円は急上昇し始め、20日前後には黄色信号(115円)が点り、先週金曜あたりからは赤信号(110円)が点灯している状況だということです。

以上のことからすれば日本株はかなり危険なところにあることは明らかでしょう。

そしてここで嫌でも確認しておかなければならないことは、今回の下げがただの下げではないということです。
株価は毎日上げたり下げたりしますが、その中の一日の下げということではないということです。
円高という構造的な背景を伴った下げであることをまずは厳しく見ておいた方がいいように思います。

私はこれまで「円高」と書いてきましたが、これははたして本当に「円高」なのでしょうか?
実は今回の「円高」は米国以外を調べてみると、そこでは円高になっていません。
ということはアメリカだけに対してのみ「円高」になっているということです。
これは米国が昨年からずっと続けてきた金利上昇がそろそろ打ち止めとの観測が強まったことで、
<日米金利差の縮小→比較的企業の業績も良い日本円へのマネー流入→円高>

こんな流れができたためと思われます。

■金利上昇
ゼロ金利政策の早期解除観測が広がり、金利は2%台に上昇しています。
いうまでもなく金利上昇は短期的には株安をもたらすので、円高・金利上昇という東京市場はダブル・パンチをもらったかたちになっています。

■NY市場の下落
NY市場はダウ、ナスダックともに急落しています。
インフレ懸念、さらにそこからさらなる金利上昇が株価を押さえているといってよいでしょう。
また悪循環だが、日本などアジアや欧州での株価低迷がよけいに米国市場を冷えさせる要因となっています。
米長期金利はすでに5%を超えているが、5%はPER株価収益率に直せば20倍のこと。
したがって、一般論ではあるが、長期金利の5%超えは株価から長期債権へ資金が流出していきやすい状況になっています。


以上、円高、金利上昇、米市場下落の3つの要素はそれぞれが緊密に関係し合っている。
だから、そうした状況に陥ったのはたんなる偶然というより、必然性があったと考えるべきでしょう。
そして、その必然性とは相場を冷えさせる要因が消えにくいことを示しています。

■今後について

では、いつまでこうしたトレンドが続くのか?

それを占うためには現在の動きのいくつかの点から見てみる必要があります。

①今の円買いがファンドによるもので実勢価格を超えてしまっているのではないかという判断が出始めていること。

②今回の円高ー株安で、早ければ6月にも日銀は金利上げに踏み切るのではないかといわれていた線が遠のくではないかということ。

③<米インフレ懸念→さらなる利上げ>はまだ続く可能性があること。

④日本企業の06.3期業績はトヨタがそうであったように円高により見込んでいた利益水準より低めに推移していること。

以上のことからすると、円高についてはもう少し進むかはしれないが、打ち止め感も同時に強まっているだろうから、それほど大きく上昇しないのではないかと期待したい。

金利上げについても今回の株安を受けて今、株が下落している最中に、つまり当面は行うことはないように思えること。

ただ「米国市場発の株安下落→東京市場も下落」という可能性はあり得る。

また円高リスクを日本企業の業績発表は帳消しにすることはできるだろうか?
これは円が110円を超えたことにより、業績がよほど改善されなければ、さらなる円高・株安を招くことになるでしょう。
業績が円高要因を吸収するか、円高要因が業績上昇分を帳消しにするかのどちらになるかは、もう少し見極める必要がありそうですが、ただ現時点では円高要因が業績上昇分を食い尽くしてしまう可能性が高くなっているのではないだろうか。

そして結局のところ株価はどうなるのか?

以上に見る限り、株価がたとえば月曜にも反転するということはあり得るが、それはテクニカル的な反転にすぎず、態勢としては下落トレンドに入ったと考えていいのではないでしょうか。
つまり今後、下値を17000円まで引き上げ、17500円を超えて上値を更新するまでは買いについては(一般的には)買いは控えた方がいいのでは。もちろん個別銘柄での買いはあり得るけれど。

そして株価は今後は16500円の75日移動平均線を下抜けなければ、それと25日移動平均線17200円の間に閉じ込められる可能性が出てきたのではないだろうか。


【後記】
最近、書くのがひどく苦手になっている。
たったこれだけの文を先週、木曜から書き続け、ようやくアップすることができた。
いつも書いているうちに状況が変わってしまうことが多く、そのために途中で書くのを放棄した文章の断片だけがたまっていく。

それでも残った言葉たちが少しは内容のあるものなら報われもするだろうが、それがまたゴミのような文章だとすると…。


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コメント

いつもながら遅い返事ですみません。

大まかには16000円あたりが支持線となればなと思っているんですが…。
反騰局面ではないかもしれないですが、いずれにしても下げ渋る展開となるのではないでしょうか。

こんにちは。
15日のレポートを読むと、
本日(16日)、日経平均が1万6100円
台に落ち込んだことで、下落は下げ止まる可能性があるかどうか難しくなりましたね。いくらなんでも「下げ続ける株はない」と言われますが、それも信じられなく
なるほどです。去年の底はあしたの17日だったということですが、
どうも、昨年とは事情が違うので、これも
楽観論になりそうですね。

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