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株鳥風月

Author:株鳥風月
2003年より株式投資を始める。
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数日中に日経平均は反転する?!

今日の東京市場は日経平均が一時15,000円を割り込む15、197円と大幅に下げ、年初来安値を更新してしまいました。
同時に為替の方も1ドル110円を割り込む109円台に突入しました。
東京市場はもう踏んだり蹴ったりという惨憺たる状況となっています。

理由はもういうまでもなくサブプライムローン問題ですが、ここまで来ると、さすがに下げすぎ、とすれば、ではどこからリバウンドに入るのかといった声も出るのでしょうが、戻り売りを想定すればリバウンド、あるいは反転は当分は難しいのかもしれません。
もし明日、多少のリバウンドがあったとしても、それが“反転”というところまで続くかというと、どうでしょうか…。

ただ悪いことだけ書いていてもしょうがないので、少しは良い材料を探しててみると、8月以降、日経平均が底をつけて反転したのは3度ありましたが、そのときのPERを以下に書いておくと、

8月17日  PER=16.12
9月18日  PER=16.53
10月25日 PER=16.95

でした。つまりほぼ16あたりまで下げたところで反転しているわけです。
そして今日の下げによってPERは16.55となりました。
これを見る限りは、そろそろ反転する時期に来たのではないかといえるようです。

もう一つテクニカルで見ておきましょう。
日経225の騰落レシオ(10)は8月以降の日経平均の底と一致する底をつけていますが。それを以下に記すと、

8月17日  45.9
9月18日  48.7
10月25日 50.3

となっており、ほぼ50を割ったあたりで反転していることが分かります。
そして今日時点での騰落レシオ(10)は51.9です

明日かどうかは分かりませんが、ここからは数日後くらいには反転が来るのではと読めるような気がします。

最後にいっておきますが、ただこのリバウンドはテクニカル的なものであり、今のところ、中期的、長期的なものとなるとは限らないことは押さえておきたいと思っています。


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サブプライムローン問題、東京市場を直撃か?!

日経平均は6日続落となり、15,583円で終えました。
これは8月17日の15,262円、9月10日の16,764円に匹敵する安値です。
071110 日経

(クリックで拡大)

ここまで株価が急落しているのは、いうまでもなくサブプライムローン問題がより深刻化してからですが、いったいこの問題はどこまで尾を引くのでしょうか。


震源地である米市場は当然、株価が急落しており、13,000ドルを割った今年8月の安値に達しようとしています。
下のチャートはダウ1年週足。
071110ダウ


この株価急落を牽引しているのはシティなど金融株ですが、予想を下回る業績見通しの発表が続いたハイテク株が急落したことによってナスダックも下げています。
下は6ヶ月ナスダックのチャート。
071110ナスダック


低迷する米国市場からマネーが流出していることは為替相場にもろに表れています。
まずはユーロ/ドルのチャート。
071110ユーロ・ドル


サブプライムローン問題が表面化した8月中旬からユーロはドルに対して一方的に上昇しています。

そして当然、ドルは円に対しても下げています。
下はドル/円チャート。
071110ドル円


ここまで書くとさすがに先週あたりに書いたこととあまり代わり映えしないのでうんざりしますが、ただちょっと違う点も出ています。
といっても良いことではないのですが…。

それはドル安=円高によって、日本の株式市場では輸出関連株やハイテク株などが急落していると思われるかもしえませんが、たとえば全33業種の内、この1週間の株価上昇率ランクでいうと電気機器は第15位(-5.41%)、輸送用機器は第18位(-6.16%)というように意外に健闘しているのです。

ではどの業種が悪かったのかというと、下から悪かった順に並べると、その他金融、建設、銀行、不動産となります。

これらはサブプライムローン問題関連株といっていいでしょう。


つまり先々週までは、もちろんサブプライムローン問題はあったものの、その影響による円高によって輸出関連、ハイテク株などがさえなかったのですが、今週に入ってからは、それらを凌駕するかたちでサブプライムローン問題が直接、金融、不動産などを直撃し始めたといえるでしょう。

この「直撃」とは野村ホールディングス(1460億円)、みずほ証券(260億円)、三井住友フィナンシャルグループ(320億円)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(50億円)などが次々に損失を計上し始めたということを指します。(カッコ内は損失額)

このブログではサブプライムローン問題については何度も書いているので、もうそろそろ書くのを止めたいと思っているのですが、現実の方がなかなか止めさせてくれない状況となっています。


以前の記事で私はサブプライムローン問題の深刻さは損失額の大きさ以上に未だにこの問題の“底”が見えないところにあると書きましたが、この部分については残念ながら、まだ訂正する必要はないようです。

それどころか「底」は時間が経つにつれてまだ深まっていく様相を見せているようです。

私たち投資家はこの問題については楽観論を抑えながら、慎重にことを進めていく必要があるのではないかと思っています。(続く)



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11~12月の株価を予想する

■まだ支持線を割ったわけではない日経平均

先週金曜、日経平均はNY市場の急落を受けるかたちで下落しました。
数字でいえば前日比でマイナス2.09%でしたが、実感としてはもっと大きな下げだったという気がしました。
そのことは、業種別に見ると、全33業種の内、上昇したものがわずかに2業種だけだったということにより実態が反映されているような急落でした。

これはテクニカルで見てみるとどうなるでしょうか。
071102


この一週間の日経平均は10月16日から始まった下落に対し、10月26日から切り返すかたちで上昇を続けてきました。
その上昇は①の支持線上で推移してきたわけですが、金曜11月2日の下げによって、この支持線を割り込んでしまいました。

その意味でなかなか反転をつかめない相場になっている感が強いですが、必ずしも、悲観的になる必要はないかもしれません。


その理由は、もう少し大きくみると、現在の株価は②の支持線にまだ支えられているからです。
この支持線を下回らなければ、何とか今程度の水準を保つことができるかもしれません。

ただ株価は同時に③の抵抗線との間でのペナント型の保ち合いに入っていることからすれば、そろそろこのペナントが煮詰まってきており、株価は近い内に支持線を上抜けるか、抵抗線を下抜けるか、いずれにしても今の均衡を破る動きがそろそろ出てくる地点にいることに注目しておきたいと思っています。

■過去5年間のチャートを見てみると面白いことが!
今年も後、残るところ2ヶ月を切ったわけですが、過去の日経平均の動きから今後の傾向を見てみましょう。
03-07日経平均

(クリックで拡大)

下のグラフは過去5年間の日経平均を、それぞれの年度の年初価格を100として年末まで株価がどう変動したかを調べるために作ったものです。
横軸の数字は年初からの経過週間数を示します。

これを見ると過去4年間の日経平均はすべて年末の終値が年初より上昇して終わったことが分かります。
中では03年と05年の上昇率は“すごい”というか、一種異様でもあった年でした。

先週の終値はグラフでは45週あたりになるのでそのあたりを見ると、03年、05年を除けば、ほとんでがそのあたりでは年初とあまり変わらないという感じがします。
では、11月初旬と年末とを比べてみるとどうかというと、そのすべての年度において株価は上昇して終わっています。
11月第1週現在、グラフから見ることができるように、株価は年初を下回っています。
したがって、以上のことからすれば、今年の株価は今後、さらに上昇して終わる可能性が大きく、またその幅は現在が年初より安いということによって、上昇幅が大きいという可能性があるといえます。

以上のことは必ずこうなるといった証明も根拠もないものでアノマリーと呼ばれるものですが、信じるかどうかは自己責任でということで。

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米金利下げによって市場はどう動くのか?

昨日のブログで私は米金利の予想をしました。
その予想は半ば当たり、半ば外れたというところでしょうか。


「米、0.25%追加利下げ・FF金利、年4.5%に

 【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)は31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き下げ、年4.5%とすることを賛成多数で決定、即日実施した。金融機関向けの貸出金利である公定歩合も同幅引き下げ、年5%とした。

 FF金利の引き下げは9月18日のFOMCから2回連続。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を発端とする金融不安が収まらず、10―12月期以降の米景気が悪化する恐れが残るため、追加利下げに踏み切った。

 FOMC終了後に発表した声明は「物価の上振れリスクと景気の下振れリスクはほぼ同等となった」と指摘。景気の減速と物価の上昇をともに警戒し、金融政策の「次の一手」を慎重に判断する意向を表明した。(NIKKEI 07:02) 」

この中の0.25%はほぼ市場の予想どおりでしたが、同時に出したコメントに私は感心しました。
つまり「物価の上振れリスクと景気の下振れリスクはほぼ同等」という部分ですが、「景気の下振れリスク」ということによって追加利下げの可能性を暗示すると同時に、「物価の上振れリスク」をいうことによって、利下げをあまり期待しないでねというサインを市場に送ったというわけですね。

昨日いったことをもう一度繰り返すことになりますが、これは株式市場にとってプラスである利下げではあるのですが、FRBが金利下げの追加にすでに慎重であることを示したと読めるのではないでしょうか。

ここまで読めば、株式市場は見かけの「金利下げ」にではなく、今後の難しさに少しは震えるくらいの反応を示してもいいのではと私は思ったのですが、日本市場は力強く上昇しました。
071101-1.jpg

これはこれで、もちろん投資家としての私はうれしいですが、でも少し不安があります。

これでいいのかなと…。


と、ここまで書いて、先ほど開いた米市場の様子を見てみると、
ダウ1101

(5日チャートです)
急落しています。

昨日、FOMCの金利下げより少し前に「米GDP3.9%成長・7―9月、消費や輸出好調」というグッド・ニュースが発表されたのですが、この株価の動きはすでにそれを織込み済みという感じで動いているわけですから、これはチョーキビシー!という感じでしょうか。

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今夜の「米利下げ」を予想してみる

相場が膠着状態に陥っています。

というのも今が中間決算発表の時期であることに加え、日本時間の今夜にもFOMCで利上げ策を取るかどうかの決定をするからです。


「米景気、減速示す指標相次ぐ・市場は追加利下げ期待

 【ニューヨーク=山下茂行】米国では30日、景気減速を示す経済統計の発表が相次いだ。10月の消費者信頼感指数が2年ぶりの低水準に落ち込んだほか、住宅価格も下落が続いた。市場では31日に結論が出る連邦公開市場委員会(FOMC)で、追加利下げの意見が勢いを増すとの期待が高まっている。」(日経ネット)


概ねの予想は、0.5%はなく、0.25%の利下げが大勢を占めているようですが、数日前から「利上げはないのでは」という意見も出始めています。
さらに、0.25%に加えてコメントが出るのではとの説も出てきて、外から見ると、不安ながらもみんなで賭けでも楽しんでるような雰囲気が漂っています。

いろいろな予想がありますが勝手にまとめさせてもらえば、以下に利下げの数字とその結果、株式市場はどうなるかの予想をまとめてみます。

1、0.5%利下げ→株価上昇
2、0.25%利下げ→変わらず、または下落
3、0.25%利下げ+コメント(「来月も利下げやるかも」)→上昇
4、0.25%利上げ+コメント(利上げ打ち止め宣言)→下落。トレンドも下降に。
5、利上げなし→急落。少なくとも年内は低迷

まあ、こんなところでしょうか。
少し付け加えると、これを見ると0.5%利下げが一番良いように見えますが、ただここまで踏み込んでしまうとFRBとしては来月以降が苦しくなりますよね。

これをやってサブプライムローン問題に揺れる市場が鎮静化すればいうことなしですが、収まらなかった場合にはさらに利下げするしかなくなるからです。
現在が4.5%ですから、0.5%下げで4.0%になると、その後は当然ながら3%台に突入します。
さすがにここまで金利を落とすことは少なくとも今は考えられないでしょう。

ということで0.5%下げは難しいかも。
ではどうなるか?

妥当なのは0.25+コメントかなと。
ただコメント内容は「もう、これっきりだからね」ってバーナンキ議長がいうかどうかですが、あまりその線はないのではと思っているんですが。

というのは、せっかく0.25%下げたのに、そんなコメント出したら、効果を自ら刈り取ってしまうようなものじゃないかと。


別に私ごとき素人が自分の予想をいっても何も変わらないんですが。
ただ、予想はなるべく多くの人が参加して楽しめばいいのではと。

で、私なりの予想をすると数字は0.25%に抑えて、その代わりに数字の効果をより大きく見せるため何らかのコメントを加えるというのが、一番効率的なのではと。
これまでのバーナンキ氏のやり方からすると、そんなことを想像します。

で、コメントは「市場の様子を見ながら来月以降も引き続き(利下げを)検討していきたい」といった感じでしょうか。(何だか、これだとバーナンキというより福井総裁みたいじゃないかといわれそうですが…)


まあ、いずれにしてもFRBは難しい局面を迎えていることは事実で、ここからどう舵を取るのか、そしてバーナンキ氏には「こんなときグリーンスパンがいれば」という無言の市場のプレッシャーを感じているでしょうが、がんばってもらいたいものです。

しかし、ここで「がんばる」とはどういうことなのか?

私自身も投資家である以上、株価は上がって欲しいことはもちろんですが、米国株式市場は、今の段階ではこれ以上、高値追いはちょっと危ないと思っています。
これ以上、実態と離れて株価上昇が続けば、住宅価格の急落と同様の結果が待ち受けることは確かでしょうから。

ということは、ここは少し休みを入れてソフトランディングを交えながら緩やかな上昇相場へ持っていくのが望ましいのかと思います。

とすると0.25%+「利下げ打ち止め」宣言というのもあり、かな…?

ではまた。

今週の日本市場はどうなるか?

■テクニカル的には反発の指標が

いよいよ米国が利上げに踏み切ることが確実視される中で、先週後半から米国株が反発し始めています。

その動きを受けて日経平均も先週金曜に反転の様子を示しています。
1026

(上のグラフは上から日経平均日足、スローストキャスティクス、RSI、MACD。クリックで拡大)

そのあたりをテクニカル的に見てみます。
グラフに示したスローストキャスティクス、RSIを合わせて見ると確かに底を打ったように見ることができます。

そこで今度はファンダメンタルで見てみます。

■ファンダメンタル的にも日経平均は反発の可能性大!

日経225のPERについては先日の記事で16あたりが反転の目安と、アバウトに書きましたが、そのあたりをもう少し調べてみました。

するとこんなことが分かりました。

今年4月以降、PERが17を割ったのは3回あります。
1回目は8月17日。(上のチャートで○をしているところ)
この時は上のチャートで見ることができるように、ここを底として日経平均は大きく反発しました。

2回目は9月18日。
この時も、ここから日経平均は大きく上昇しています。

そして3回目が先週金曜日の26日。
PERは16.95とわずかに17を割り込んだところなので、もしかするともう少し下げるということもあるかもしれませんが、それにしても大きく見れば「底」に達したと見ていいのではないでしょうか?

では、月曜から、もう少し下げが続くのか、それともいきなり反発するかについては、後者の可能性の方が大きいかもしれません。
というのは先週金曜の日経平均、続くダウ平均の日足チャートを見ると右肩上がりにその取引を終えているからです。
1026日経一日

ダウ一日



ということで、サブプライムローン問題による中期的・長期的な影響は別にして、今、短期的な観点からすれば日経平均は反発に入る可能性が高くなったと見ていいのではないでしょうか?

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サブプライムローン問題がじわじわ深刻化している!

■メリルリンチ想定外の赤字でサブプライムローン問題、いっそう深刻化

米メリルリンチが金融機関として最大の79億ドル(約9000億円)にのぼる想定を超える赤字を出したことでサブプライムローン問題の根深さと長期化がますます深刻化しています。

メリルリンチを筆頭に米金融機関では他にシティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどがそれぞれ10億ドル以上の損失額を抱えた模様。
メリルについていえば、この79億ドルという数字はあくまで有価証券のみの評価損で、この他に格付けの低い企業やファンド向けローンの値下がりで10億ドル弱の評価損を計上しています。
メリル以外の上記4社はかろうじて黒字を確保したことで、米金融機関の経営が揺らぐことはなさそうですが、今後、間接的な打撃も予想されており、証券市場での不安はまだまだ解消されていないといっていいでしょう。

■米中古住宅販売が大きく落ち込む

9月の米中古住宅販売件数は前月比で8.0%減と市場予想を大きく下回りましたが、これは1999年以来最低の水準とのことです。
減少は7ヶ月連続となっています。

こうした金融、住宅の不振を受けてFRBが今月末のFOMCで0.25%程度の追加利下げをするのではないかとの観測が強まっているようです。

先週は利下げの噂が出ただけで株価が上昇しましたが、もうそんなカードは使えないでしょう。
いよいよ利下げするのかもしれませんね。

この場合、米国株は一服するだろうけど、日本株は円高→ハイテク、輸出関連株の下落→平均株価の下落→売り殺到→さらなる下落というスパイラルにならなければいいんですが…。

■どこまで下げるのか? 15000円台も視野に

今日10月25日の日経平均の終値は16284円だったので、PERは18.16になります。
また予想PERでは17.07となります。

最近の東証一部のPERは20あたりまで上昇すると反落するというパターンが多いような気がしますが、では予想PERで17倍というのは割安なのかどうかということになりますが、国内的な観点からは少し割安かなと思う程度でも欧米と比較すれば決して割安ではないといえるでしょう。
たしかに日本株はサブプライムローン問題以降の立ち直りが遅れていますが、といって欧米株以上のPERを買い上げる魅力があるかといえば疑問のあるところですね。

ではどうなれば日本株が「買い!」になるのでしょうか?

一つの目安としてPERが16倍まで下げることを想定します。(15倍なら誰でも買うだろうけれど、そこまで行かなくても買いが入るところなると16倍くらいかなという、かなりアバウトな設定です)

そうなるためには一つは、EPSがこのままとすれば株価が、
16×953.82=15261
あたりまで下げるということ。(10月25日現在の日経225の予想EPS=953.82で計算しています)

■中間決算報告で上方修正を期待するしかないのか?

もう一つは今週から本格的に始まった9月中間決算発表によって予想PERが5%程度上昇して1000近くになること。
すると今日の株価16284÷1000=PER16.28

となってお買い得感が出てきますね。


このところ株価が下げても個人投資家が恐がって買いに入らないそうですが、こうしてみれば、いくら下げても少なくとも15300円前後までくればそれ以上下げることはないだろうから、それほど心配することもないのではないかと思います。
あ、でも短期投資家の人にとってはそんな許容範囲ないですよね。

いやいや長期投資家だって、もう余裕ないよ、っていわれるかも。

私の保有株は割安株が多いので10月のピーク時から平均で5%程度の下げで、済んでますがもう何とかしてもらいたいですね。
そろそろ買い時だとは思うのですが、業績発表が終わらないとまだ恐くて手を出せないですね。

ということで、もう少し様子見です。

今週、日本株はどうなるのか?

■テクニカル的には好材料か?

先週、日経平均は節目となっていた17000円を割り、金曜終値は16814円で取引を終えました。
先週は木曜に少し切り返したものの、ほぼ一貫しての下げ。いいところのない一週間でした。
071019日経平均

チャートからみても下げトレンドが形成されるかのような動きを示していますが、今週はさらに下げ、下降トレンドを固めてしまうのか、それとも上昇へ転じるのか、そのどちらに向かうのかの結節点にあります。

まず現在の株価の位置をテクニカル的に確認してみます。

17000円という値は節目であることに加えて75日移動平均線の支持線ともなっており、いわば城攻めに対する外堀のような役目を果たしていたので、それが破られたことはやはり痛かったといえます。
ではテクニカル的に悪材料しかないかといえば、そうでもなく、一つはもう一つの支持線、つまり25日移動平均線が待ち受けて形になっていることが挙げられます。

もう一つには10月19日株価は8月17日と9月中旬とを結ぶ上昇トレンドの支持線上にあるこということが挙げられます。

さらにこの支持線は17000円の高さで平行に引かれた抵抗線と上昇フラッグを描いていると見ることができます。

以上のことからすれば、先週末の株価はテクニカル的には意外と強力な条件に恵まれていいるといえるでしょう。

■今週後半にちょっと期待

では以上のことを踏まえて今週、株価はどうなるかを考えてみます。

上で見たように先週末の株価付近でこのまま持ちこたえれば、後は少なくとも17000円くらいまで上昇するのでは。
逆にそれを割り込めば後は16500円あたりの節目までの下げがあるかもしれません。

で、それを左右するのは今週後半から始まる9月中間決算の発表でしょう。
金曜夜の米国株は引き続き大きく下げているので、日経平均も週明けはまだ下げるかもしれませんが、私は企業の業績は割合い良くて、そのために反発するのではないかと期待しています。

でも不安材料もなくもありません。

先週17日、このブログに私はアメリカがサブプライムローン問題に意外に楽天的であり、「楽観論支配の空気に呼応するように、FRB(米連邦準備理事会)の月内追加利下げの観測が急速に後退しているようで」と書きましたが、その後、ダウ株などの急落にも表れているようにこうした楽観論は急速に減退しているようです。
これがさらにシリアスになれば米市場からの資金の引き上げ→さらに株価の下落→東京市場の連れ安という流れが出来てくることもなくはないでしょう。

その意味ではこの一週間は今後を占う大きな結節点になるような気がします。

少なくとも週、前半はおとなしくしていようかなと思っています。

ではまた。

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先週を振り返り、来年を展望する

■新興市場は早くも息切れか

日経平均は今週も上昇して今年最後の週を終えた。
今週の動きと、そこから来週、来年の動きを展望したい。

日経平均


ジャス

国内株メインの東証1部株は先週に引き続き上昇し、新興市場は2週連続でむしろ下降トレンドを描いているように見える。(ここには載せていないがマザーズ、ヘラクレスもほぼ同様の動きをしている)

つまり11月22日から始まった反転相場は一部上場では依然として続いているが、新興株は早くも息切れしてしまったといえるかもしれない。

ただテクニカル的には75日移動平均線を抵抗線、25日移動平均線を支持線とした三角フラッグが一点に収束しようとするところにきてきるので年明けには、上か下かは分からないけれどこの保ち合いを抜け出ることが期待される。

こうした新興市場と比べて一部上場は相変わらず元気がいい。(東証二部はまだ保ち合い圏内にあるが、25日を底として上昇している)


■一部市場の元気はまだま続くか?

新興市場等の小型株の低迷は市場資金が大型株へと再び流入していることを示しているだろう。

大型株にはトヨタ、ホンダなどがあるが何といっても新日鉄が相場の中心となったことには異論がないと思う。
新日鉄


それにしても今の新日鉄の売買高は尋常ではない。
28日の売買代金を計算してみると何と2800億円だった。

といわれても実感がわかないだろうから大型株で個人投資家に人気のあるソフトバンクと比較してみると、同日の売買代金は257億円だったから、新日鉄はその10倍以上の資金が動いていたことがわかる。

また先週1週間の出来高は過去1年間の最高の1,241,008,000を記録し、これは平均出来高の5倍近くにあたる。

こんな大型株の話をしていると新興株や小型株の好きな人にはつまらないと思うかもしれないが、実際にどのような株に投資するかは本人の問題としても、大型株の動きに関心を持たないのは投資家として損なことだと思う。

ジェシー・リバモアは、大型株の動きを見ることで相場の流れを読むことが大事だといったようなことをいっている。(「世紀の相場師ジェシー・リバモア」リチャード・スミッテン著参照)


■年明けは小本的には好調継続か

では年明けはどのような展開になるのだろうか?
もちろん予想というよりは予想するに当たっての材料を以下に提供できればと思う程度だけれど。

まず原油相場は落ち着いていることから株式全般の環境は安定していると見ていいのではないだろうか?
原油


次に米株式市場を見てみるが、この動きと東京市場の関連性は最近非常に強くなっているように思う。
まずダウを見てみるとこれは日経平均の動きとよく似ていることがわかる。
ダウ


次にナスダック。
ナス
これはジャスダックに似ている。
ダウと日経平均の関連性はたしかにあるだろう。
しかしジャスダック(新興市場)とナスダックとの関連性があるのかどうかは知らない。
が、もしあるとすれば年明けも東証1部は強含み、新興市場は弱含みの展開が予想されるかもしれない。

他にもアジア市場は好調であり、外部環境は非常に良いといえる。
下は上海株価総合指数。
上海


次に、今回の日本株上昇の大きな要因となった為替を見てみる。
下のチャートに表れているように12月以降の円安ードル高傾向は依然として続いており、その限りではハイテク、輸出関連株などの外需株中心の相場がしばらく続くだろう。
為替

ただ日銀の利上げ回避については1月もないだろうとの意見が大勢を占めているようだが、早くも1月17日の日銀短観あたりで出てくるのではないかという意見もちらほろ出始めている。
となると、これまで日陰の存在だった銀行、不動産などが日の目を見ることがあるかもしれない。

ではこれまでの日経平均を牽引してきた外需関連株はどうなるのか?

その前にファンダメンタルについて一言触れれば、28日に発表された鉱工業生産指数はそれほど良かったというわけではないにしても2ヶ月連続の上昇ということで全体的な環境は悪くはない。
そして新日鉄、トヨタ、ホンダ、コマツといった個別銘柄群のファンダメンタルも問題ない。
それぞれのPERは新日鉄で14.55、トヨタが16.51、ホンダが15.59、コマツが16.29とみなまだ高値圏に達していない。

がテクニカル的にはどうかというと、以上の銘柄群の移動平均からの乖離率はかなり高くなっており、年明けには一度調整が入る可能性があるのではないだろうか。

日経平均もまた加熱気味であることは下のオシレータにも表れているし、騰落レシオでもさすがに27日の134.6のピークを過ぎたとはいえ、まだ125前後にあることはいつ急落してもおかしくないことを念頭にいれておくべきだろう。
日経加熱2


■来年の展望ー機関投資家たちの予想

以上で来年からの株価を占う環境については素描し終えたと思うが、最後に来年の予想についていろいろな意見を次に抜粋してみる。

●来年の株式見通し=日経平均は1.9万円を目指す
 2007年の東京株式市場は、好調な企業業績を背景に日経平均は1万9000円を伺う展開になると予想する。物色面では前半は06年に引き続きグローバルで稼ぐ企業群が中心となりそうだ。後半については国内景気の浮揚感が出てくれば、内需関連に目が向かう可能性もある。需給面では外国人投資家の動向がカギである点に変化はないが、投資信託を通じた個人投資家の存在感が一層強まる公算が大きい。 大手調査機関のでは08年3月期の企業業績について、連結経常利益が10%程度伸びると予想している。大納会の日経平均の引け値1万7225円から10%の上昇は1万8947円で、これが来年高値予想のベースとなる…
【ラジオNIKKEI]】

2007年年央には日経平均株価は2万3000円程度に
 2007年はチャート面からは強気に見ています。まず日経平均株価の月次チャート(ザラ場ベース)をみると、「ファンライン」と呼ばれる3本のトレンドラインが扇形状に形成されるのが確認できます。1991年末のバブル時の最高値(3万8915円)から1993年11月の安値(1万5671円)へ引いたトレンドラインと、同じくバブル時の最高値から1998年10月の安値(1万2787円)を通過して2003年4月の安値(7603円)へ引いたトレンドラインと、そしてバブル時の最高値から2006年6月の安値(1万4045円)へ引いた3本のトレンドラインがみられます。株価がファンラインを上抜けてくると、非常に強い相場になる可能性があることが知られています。

 1990年以降の日経平均株価の上昇局面では1年間で6割上昇するのが標準的であり、安値を付けた2006年6月から6割上昇すると考えれば、2007年年央には日経平均株価は2万3000円程度になるのではないかと予想しています。

そのほかには、外国人好みの国際優良株にも期待できますが、外国人の日本株買いは2007年がピークなので、吹き値があれば売り切る必要があると思っています。また日本人好みの高い配当利回り株も期待でき、こちらについては中長期的に保有すべきでしょう。
【木野内栄治 大和総研投資戦略部部長 チーフテクニカルアナリスト 兼シニアストラテジスト】

●日経平均は年初来高値(17563.37円)を試す展開も
 来週は2営業日しかないため、大発会の立ち上がりが注目されよう。過去10年の大発会の日経平均の騰落状況を振り返ると7勝3敗。2000年以降は6勝1敗(直近は5連勝中)と分が良く、ご祝儀相場という言葉があるのもうなずける。休日中の米国株式相場などの動向次第という側面もあるが、好スターダッシュを期待。日経平均は年初来高値(17563.37円)を試す展開も想定される。
【トレーダーズ・ウェブ】

2007年株式見通し:平均高値予想は1万9510円
ロイターが市場関係者30人に対しヒアリングした2007年の日経平均レンジ予想によると、高値の平均値が1万9543円、安値の平均値が1万5653円となった。関係者の3分の1強の高値予想が2万円を上回っているなど、上向きの企業業績から強い相場展開が予想されている。

 景気に関しては「2007年3月期の増益率は10%前後で着地し、2008年3月期見通しは5─10%の増益になるとみている」(新光証券・エクイティストラテジストの瀬川剛氏)、「企業業績は2007年3月期は5─10%増益、2008年3月期は10%程度と予想している」(りそな銀行・チーフストラテジストの下出衛氏)などの声が出ており、企業業績の増益基調が株価押し上げ要因になるという。エース証券・専務の子幡健二氏は「過去3─4年で日米ともに株価の上昇率以上に企業のEPSの上昇率が高いため、2007年は強気で見通すことができる」とコメントしていた。
【ロイター】


【後記】
今週の損益は+11万円で終わった。
月曜にマイナス14万円を出したのがずっと尾を引き、プラスに転じたのが最終日金曜日になってのことだった。

損益の内訳はシステムトレード(もどき)が+46万円だったのに対し、勘と経験に頼ったスイングトレードはマイナス35万円だった。

その結果、この1ヶ月間の損益は+29万円だった。
なんか、ほんとやる気をなくしてくれる数字です。
(去年の同時期の1ヶ月間の利益はこの50倍ほどだったのだから…)

ただ数字には不満があるものの、何がダメなのかについてのデータを得たことは今月の収穫だったと前向きに考えたい。


今、短期トレードの最大の問題点はリスクマネジメントの方法ではないだろうか。

巷ではデイトレードをしている息子より長期ホールド一本やりのオヤジやばあちゃんの方が儲かっているといった話がちらほら聞こえてくるのは、その問題の一端を示しているだろうし、今年の私

の損益が極端に落ちたのはライブドア・ショック以降、リスクマネジメントをきつめに設定したためにリターンも減らす結果になったのではないかと思う。

トレードを再開してこの1ヶ月間、システムトレード(もどき)と勘と経験に頼ったスイングトレードの両方をしてきたが、どちらも問題点と課題が見えてきた。

前者(システムトレード)についていえば、これまで2銘柄だけを対象としてきたが、内1銘柄は最近トレンドを崩しているため、トレードをしていない。
この結果、投資資金も減っている。
対象銘柄を少なくとも5銘柄以上にしたい。

この対象となる銘柄選択にはこれまで数年間分のデータを使って検証してきたが、今後はチャートを使ったもっと簡素化した方法が考えられると思っている。


もう一つのスイングについての問題点は上で述べたようにリスクマネジメントに尽きる。
これについては、とりあえずは一般解よりも個別株について適切なロスカットポイントを見出す方法で対処していきたいと思っている。

今年はまだ更新するかもしれませんが市況については今日が最後となります。
これまで読んでくれて人、ありがとう。
また来年も共に市場で生き残り、良いトレードができることを願っています。

ではまた!

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